嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん 善意の指針は悪意 2 (2)(電撃文庫 い 9-2)

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  • メディアワークス
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  • Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784840239721

感想・レビュー・書評

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  • 1巻で負った怪我で入院している病院で発生する失踪と傷害事件。

    みーくんは過去に普通の恋愛もしていたのね。
    それなのになぜまーちゃんのもとにやってきて恋人をやっているのかね。

    あの姉妹は闇が深すぎでしょう。
    誰にも話せない秘密を抱えてこの先も生きて行くのだろうけど。

  • 前巻の事件で負傷したみーくんは入院を余儀なくされ、そんな彼を追ってまーちゃんも自分からケガをして入院生活に入ります。ところがこの病院で、名和三秋(なわ・みつあき)という少女が失踪するという事件が起こります。しかもまーちゃんが、旧病棟で犯人が名和三秋の死体を隠すところを目撃してしまいます。

    名和三秋と同室の患者、長瀬一樹(ながせ・いつき)は、みーくんの知り合いでした。一樹の姉・長瀬透(ながせ・とおる)は、みーくんの中学時代の元彼女だったのです。彼女たちと嘘を交えた会話を繰り広げながら、みーくんは事件の真相に迫っていきます。

    ストーリー自体はどうということのない話ですが、クセのあるキャラクターたちの会話が怖くて可愛いです。

  • 怪我を負ったため入院することになった「僕」。一緒にいたいがために自傷行為に及び、入院することになったまーちゃん。晴れて望みはかなったものの、「僕」の元カノ透がお見舞いに来る。なんでも妹の一樹が入院していて、同室の女の子が行方不明になったのだという…。

  • どうしても前巻ほどのインパクトはなかったなぁ。文章自体は相変わらず好き。

  • 心がカラカラだから、かな。
    入間人間/嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん2/p120

    何が本当で嘘か混乱する。みーくんの本当に思うことが何なのか分からない。
    長瀬さんのキャラが可愛い。

  • じじいが殺したとミスリード
    長瀬姉妹初登場回

  • 続編・・・ということですが、作者が賞のために書いたので続編を考えてなかったのもあり、展開は少し窮屈ですがそれでも楽しめる本でした。

  • 『…あー、落ち着け。僕の辞書にパニックという言葉はない。漢和辞典だから。』

    「 ばいばいきん。先生さようならみなさんさようなら。御達者で。アリーヴェデルチ。幸せでした。こんにちは世界はじめまして私の居場所」

    『「ところでアタシね、キミの秘密を一から千まで知っているのよぅ」
    そんなにねえよ。』

    「みーくん、どしたの? 泣きそうなの?」
    「いや、僕はまーちゃんのことが本当に好きなんだなって全米が泣いてたんだよ」
    「まーちゃんはさ、僕の何処が好き?」
    「みーくんなとこ!」

    「お前さ、そういう態度でいいわけ?」
    「飾らない性格が一部の少数派に馬鹿受けなので」


    「うどんでロマンは得られないッス、カロリーだけッス」

    「それはさておき、随分と男前になっちゃって。生きてる?
    「なんとか ー すいません。助けてもらえます?」
    「んー ー 何から?」

    「意外とちっさいねー」
    「小食ですから」
    「いや心が」

    「そりゃあ一樹も怯えるでしょ、一晩経ったら死体が消え失せたんだから」
    「あー分かる分かる。あたしの財布もこないだ、一晩経ったら中身が消え失せて、度数の切れたテレカだけ入ってたのよ」

  • まーちゃんは壊れてるけど、なんだか可愛らしい。

    この作品の登場人物は全員精神に問題抱えてるんですかね。。
    今作もカバー裏が怖いです。

  • ちゃんと出来てるストーリー。
    前回に続き内容は本当に好きです。
    しかし。イチャイチャシーン多すぎ。
    言葉遊び多すぎで飽きました。

    この内容ならもっとシンプルに
    半分の量でいいなと。

    殴られているシーンとか
    痛さとか伝わって良いのに、
    少し残念です。

著者プロフィール

電撃文庫『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん』『電波女と青春男』シリーズなどを執筆

「2023年 『安達としまむら(5)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

入間人間の作品

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