図書館革命

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  • メディアワークス
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  • Amazon.co.jp ・本 (333ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784840240222

感想・レビュー・書評

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  • 笑った、泣いた、ちょっとぽっとした(*・.・*)♪
    楽しかった(^v^)
     
    現在の世の中と内容は違うけれど重なることとかもあって
    いろいろ考えさせられた。
     
    別冊も読みたいと思う☆ちょっとくすぐったそうだけど・・・(^v^;)

  • 堂々の完結。
    再読してようやくわかった「革命」の意味。
    まあ、いろんな革命があるんだけど、やはり手塚慧ががんばって勝ち取った協定がもっとも革命に近いかと。
    堂上と笠原の行く末はもう最初っからわかりきってたが、ああいう恥ずかしがり屋の人ってどうして、いったん正式発表するとこっちがドン引きするくらい正面切ってラブラブになっちゃうんでしょうな。
    2人の「初めて」のエピソードは、ニヤニヤしながら読んでしまった。
    つか、こんな男、現実にはいねえーーーーー!
    ……はっ! そうか、現実じゃなかった、「正化」の世界だった。
    全巻一気読みしていたせいで、感覚がすっかりデュアルライフ。テレビを見ていても、良化委員会のニュースが流れるんじゃないか?なんて、本気で思ってしまうくらいだった。

    当麻先生の亡命騒動は、非常にスリリングで、エモーショナル。そこにちょいちょい、ラブネタを仕込んでくるあたりが、有川浩の作戦なんだ。わかってるのに、つい心を奪われるのが悔しい。

    彼女の作品は、どれもみな非常に立体的で、ビビッドで、リアルなため、一度読むと映像がくっきり脳に刻まれてしまう。
    ベタ甘のラブコメが苦手というのもあるが、そのせいでつい一度しか読まないで放置していた。
    映画化のおかげでもう一度おさらいができてよかった。

    こんな恐ろしい世界にならないでほしいと切に願う。
    憲法の改正で表現の自由が制限されるようなことにだけはならないでもらいたいと、改めて思った。
    「公共の利益と公の秩序」は、誰か特定の人が査定してはいけないのだ。

  •  本編完結編! ちょいちょい出てくるバカップル要素は癒し成分(笑) 郁が堂上ぶん殴ったトコはさすがに噴いた(´゚ω゚):;*.:;ブッ 各カップルをはっきりと浮き彫りにしてました(・∀・)
     「『戦い方』は武力に限らないので『勝利条件』もそれに呼応する」が有川さんの特徴ではあると思うが、逃亡劇で息を飲むとは予想外だった! あ、別作品で籠城とかもあったから予想外な事が起きるってのは予想内か(笑)
     小牧&手塚は外れるのはわかるが堂上まで欠いてのまさかの孤軍奮闘には驚きすぎた(;´∀`) が、これまでの3年の日々の成長に茨城戦を経て郁が強くなっているのが印象的で、単に精神の強さだけでなく、機転の利かせ方も神がかり的(周りの人間の影響か(笑))
     っていうか郁って別に記憶力悪くなくない?無意識な流れていくものに対してはとことんすっぽ抜けてるけど意識して覚えた事は絶対覚えてる気がする(笑)
     柴崎の交渉術は相変わらず(笑) たしかに女司令狙ってるだけの事はあるな(´∀`)
     規制を恐れずに良化法批判を展開し放送禁止のペナルティーを受け国民に不便を強いる事で良化法の本性を周知させ批判の矛先を良化法に向ける まさに玄田隊長らしい喧嘩だ!d(゚∀゚d) 大きなうねりに鳥肌モノ!
     不安や恐怖もあった孤軍奮闘状態で、事情を知ってる市民の方々の協力(トラックの運ちゃん、電車の乗客、店長さん、大阪のおばちゃん)が凄く温かくて支えになったんだろうなーと(´;ω;`)
     武力に対抗する為に武力に頼っていた現状を『双方ともに武力放棄』に出来たのは国内問題とはいえ大きな、そして着実な一歩。

  • 笠原、あんたどんだけ男前なん(笑)
    立場的に堂上教官、めちゃはずかしいやん。
    四部作読み終えて、さてもう一回読み返すかと思える作品です。

  • 完結した。
    引っ張ろうと思えば、何巻でも伸ばせる内容なのですが、しっかり最後に区切りがついていて、読み終えた感があります。

    よむたびに思うけど、これは中学か、高校の時代で読んでたら、相当はまったと思う。
    若々しくて、本が苦手な人も続きが読みたくなるんじゃないかなと思える本でした。

  • 図書館戦争の最終巻!
    いくと堂上教官くっついてにやけた!

  • 急転を駆ける最大の事件とともに、スピーディーな展開に完全に飲み込まれる…いよいよクライマックス!確かに"図書館革命"!。図書隊・同盟で奇貨を勝ち取れ!。そして、それぞれの二人の関係も溶け込んで行く、、恋愛・兄弟・友達・同期・師弟関係などなど…感動と感慨、深まる深まる。流石にラストはピリッと締めつつも、甘さと笑いは漂わせるんだネ♪

  • …読む順番間違えましたー(TT)「戦争」読んで次「革命」に入ったのでその間の甘々や事件が気になりつつも、テンション高いハラハラがとても楽しくて楽しくて…。あと政治にはちゃんと関心持たなくちゃ。先日、それこそメディア(言論の自由)に関する怖い法律が可決されていたような、…記事の見間違いじゃなければいいけど。それ思い出してぞぞってなってました。

  • 怒濤の4巻。一気読み。
    ちゃんと期待通り決着をつけてくれる有川さん素晴らしい。

    堂上と郁の恋愛部分は、思う存分「にゃあああ///」とかなりながら楽しませて頂きました。
    盛りだくさんな最終巻です!

  • ついにシリーズ本編完結!
    堂郁たまらんです大好き!!!!
    そして改めて表現の規制は恐ろしい。

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著者プロフィール

高知県生まれ。2004年『塩の街』で「電撃小説大賞」大賞を受賞し、デビュー。同作と『空の中』『海の底』の「自衛隊』3部作、その他、「図書館戦争」シリーズをはじめ、『阪急電車』『旅猫リポート』『明日の子供たち』『アンマーとぼくら』等がある。

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