バッカーノ!2002 【A side】Bullet Garden (電撃文庫 な 9-24)

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  • メディアワークス
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  • Amazon.co.jp ・本 (289ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784840240277

作品紹介・あらすじ

私の名前はコピーキャット。私は単なる模倣犯。私はしがない犯罪者。さあ、繰り返そう、繰り返そう。あの事件を繰り返そう。あの時の事件を真似しましょう。観たかったものを観る為に-。フィーロとエニスの『新婚旅行』に同行し、チェスは日本に向かう豪華客船に乗り込んだ。太平洋上のど真ん中で同型の双子の船とすれ違うイベントもある超豪華客船。その船に乗り合わせたのは、ハリウッドスターやスタントマンの少年、密航者の子供達に加え、船を占拠し始める謎の集団と彼らを追う『猟犬』など。だがチェスを追いつめるのは、どこか感じる『違和感』だった。その正体は-。

感想・レビュー・書評

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  • 双子豪華客船の片方に、新婚旅行で乗り込んだら
    知り合いに会うわ、事件は始まるわ…。

    暗殺者に密航者に、スターまで。
    この職業が集まって、何もない、というのは
    ひたすらにおかしい状態です。
    スターの子供に至っては、同じような台詞を…あれ? と
    思っていたら、そこと血縁者ですか! という状態。
    密航者については…ものすごく自業自得、なので
    何の同情もないですが。

    逃げ場がない船の上で、最期には衝撃的な現実。
    これから先、一体どうなる、というよりも
    どうするつもりなのでしょう?
    特に、あの血縁者達!!w

  • フィーロとエニス新婚旅行^^
    いつかの組織「仮面職人」が姿形を変えて登場し、ヒューイがどうからんでくるのかも期待。
    こちらはサイドAとのことで、豪華客船エントランスでの一幕。サイドBではエルマーたちが乗ってると思われるイグジット側も描かれるんだろうな。最初のモノローグと模倣犯は一体誰なのか。。。気になる!

  • バッカーノ12冊目

    ここまで読み進めれば誰が誰の子孫か分かるかんじ(笑)

  • 仮面職人を狙うガンマン・解体屋…そして、彼らの主
    映画好きな『仮面職人』・イルネス・ライブ
    クレアとシャーネの曾孫である、映画スター・スタントマンは映画のイベントで
    フィーロとエニスは新婚旅行で、チェスはその付き添いで
    密航者の少年達はフィーロに復讐しようと…

    双子の豪華客船の1つ『エントランス』号に乗り込む


    ガンマンとフィーロが意気投合?

    仮面職人達がシージャック

    ガンマンと仮面職人達が銃撃戦開始


    一方で双子のもう1つの豪華客船『イグジット』も仮面職人達によってシージャックされていたが…
    『イグジット』は『エントランス』へ衝突しようと速度を上げていく

  • 新キャラ続々!

    豪華客船が舞台っておしゃれ

  • フィーロとエニスのやりとりが可愛い。
    Bサイドで盛り上がることを期待します!

  • 内容の3ポイント
    (1)舞台は超豪華巨大客船、当然シージャック付き。
    (2)フィーロとエニスの新婚旅行。
    (3)「仮面職人」と敵対勢力。

    感想の3ポイント
    (1)フィーロはなかなか活躍しようとしないなあ。巻き込まれるだけ。
    (2)クローディアとイルネスがなかなか魅力的。
    (3)アイザックたちがいないのが物足りないなあ(少しは出たけど)。

  • フィーロとエニスが初々しすぎる。
    90歳のクレアとかめっちゃ見たい。

  • AB合わせて。

    成田さんもすごいや。

    模倣犯、です。一番すごいと思ったのは。あの存在がなければはっきり言って一作目の焼き直しというか。アナザーストーリーというか。勿体ないから書いたみたいになりそうなのに。

    ABサイド合わせたあの薄くない中のほんの数ページの模倣犯。それだけで完璧な作品に仕上げた上、不気味さとこれからの新しい展開まで匂わせましたもん。

    クレアが表舞台にいないのに私の苦手なキャラクター…不安。

    孫に期待しましょ。

  • フィーロの新婚旅行で起こった馬鹿騒ぎ

    バッカーノシリーズの中で
    出だしの勢いが特にいいと思う作品
    かなりテンション上がったのを覚えている

    他愛ない映画の話をしながら冗談を言い合う荒くれたち
    そしてその中の最強の兵器たる男
    彼らの日常は圧倒的に強者であり、常に奪う側である

    そんな日常が——


    閉鎖空間での馬鹿騒ぎの興奮は
    フライングプッシーには届かないけど
    新たなキャラも加わってのドタバタは
    やはり面白かった

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著者プロフィール

東京都生まれ埼玉出身の小説家。『デュラララ!!』『バッカーノ!』『Fate/strange Fake』(すべて電撃文庫)などを執筆。小説以外にも『デッドマウント・デスプレイ』(スクウェア・エニックス)などの漫画原作のほか、ゲームシナリオやドラマ原作など多種多様な作品を手掛ける。

「2023年 『シャークロアシリーズ 炬島のパンドラシャーク〈下〉』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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