とある魔術の禁書目録(インデックス) (15) (電撃文庫)
- KADOKAWA/アスキー・メディアワークス (2008年1月10日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (360ページ)
- / ISBN・EAN: 9784840241458
作品紹介・あらすじ
アビニョン侵攻作戦で治安部隊が不在の学園都市。無法地帯となったそこでは、闇の組織らが暗躍していた。-己のために動く者。-闇を好み、殺しを楽しむ者。-他者の希望を打ち砕こうとする者。-大切な人のために立ち向かう者。-上層部へ戦いを挑む者。-反乱分子を仕留める者。-暴走を暴力によって食い止める者。科学が全てを支配するこの街で、生き残るのは…。『グループ』の超能力者・一方通行が謎の組織『スクール』と邂逅したとき、物語は始まる-。
感想・レビュー・書評
-
ライトノベル
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
とうとう一度も出なかった上条君。
この物語の主人公は彼だけじゃないということですね。
上条君がいないとものすごく殺戮が激しくなっちゃうんですけどね…
かなりしぶといこの世界の人たちも、ダメなときはダメ。
死なない限り治してくれる人はいるのだけど。 -
更に風呂敷広げたけど、これを畳みに掛かるのっていつになるのだろう?
今回は学園都市を暗躍する者達を描き、それを鎮圧しようとする一方通行を主人公とした話。12巻で闇に落ちたとかそういう描写になっていたが、それの続きとも言える位置にある内容。唐突に登場人物が大幅に増えたが、その半分以上が死亡という禁書目録シリーズにしては非常に珍しい展開。その分生き残った者が今後大きな動きをしてくれるのではないかと期待してしまう。 -
今回は学園都市を舞台に、土御門やアクセラレータが属する『グループ』の活動を描きます。
土御門、アクセラレータ、結標淡希、海原光貴の4人で構成される学園都市の秘密組織『グループ』に、新しい仕事が与えられました。いつも通り仕事を片づけようとする彼らですが、『グループ』とは別の秘密組織『スクール』『ブロック』『アイテム』『メンバー』の抗争へと事態は進んでいきます。
やがて海原は、かつて所属していた『組織』から送り込まれたアステカの少女ショチトルが『メンバー』に所属していることを知り、彼女と決着をつけることを決意します。
一方、駒場利徳なきあと、無能力者の集団『スキルアウト』を束ねていた浜面仕上(はまづら・しあげ)は、4人の少女によって構成される『アイテム』の下働きをしていました。雑用を引き受けながら毎日を送り、学園都市では無能力者の命ほど安いものはないと思っていた彼は、『スクール』の襲撃から彼を守ろうとした『アイテム』の滝壺理后(たきつぼ・りこう)に心を動かされることになります。彼は、衰弱した滝壺を守るために、学園都市第4位の麦野沈利(むぎの・しずり)に戦いを挑みます。
『スクール』のリーダーで学園都市第2位の垣根帝督(かきね・ていとく)は、アクセラレータを倒すことで、学園都市を統括するアレイスターと直接交渉する道を開くことを狙っていました。しかし、アクセラレータとの戦いによって、両者に思いもよらない事態が訪れます。暴走するアクセラレータをとどめるために、ラストオーダーは彼のもとへと駆けつけます。
新登場のキャラクターが多いですが、浜面の心理を中心にきれいにまとまっています。 -
ブクログ登録日以前の読了の為レビュー無しです
※興味グラフ表示させる為に入力してあります -
当麻もインデックスも美琴も出番なし。土御門と一方通行、前に美琴達と戦った結標、美琴に惚れて当麻に敗れた海原の「グループ」と、造反3組織、非情女グループの入り乱れた争いになるだろうか・・人間関係も展開も複雑なアクション編。「グループ」以外はほとんど壊滅状態になる。今回は、あっさりと登場人物が殺されるんだよなぁ~誰が正義じゃなく、全員悪って感じ?(笑)
つまりは、学園都市裏世界の争い。さて、これからの展開は・・終わりが見えない^^;