タロットの御主人様。(3) (電撃文庫 な 11-10)

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  • メディアワークス
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  • Amazon.co.jp ・本 (317ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784840241618

作品紹介・あらすじ

夏といえば海。そして海といえば水着!臨海学校にやってきた秋人たちは、束の間の休息とばかりに波と戯れ大はしゃぎ。しかしその裏で、無敵のお嬢様・籐子は秋人を独り占めすべく、ビーチバレーにクルージングと恐ろしい(?)陰謀を企てていた。はたして秋人の運命は?結夏+香澄連合軍は籐子の野望を阻止できるのか?…そんな騒ぎもどこ吹く風と、孤高を貫く三崎美咲がマイペースに不思議空間を展開し、メイドの志津乃さんやあの猪熊の妹まで加わって、いろんな意味で胸躍る展開に!?キスから始まる学園アルカナラブコメディ、ちょっぴり波乱な第3弾。

感想・レビュー・書評

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  • 今回は定番の水着回ということで、臨海学校にやってきた秋人は、熾烈な争いを繰り広げる結夏、香澄、籐子たちの争いに巻き込まれてしまいます。そんななかで彼は、いつもクールな態度を崩さない美咲への気遣いもわすれません。

    前半では、勝手に臨海学校についてきたという猪熊の妹の猪熊操(いのくま・みさお)に加えて、籐子が偶然遭遇したという人気タレントの祭永遠(まつり・とわ)、そして秋人たちの周辺を嗅ぎまわっているらしい謎の「冬コートの女」などの人物の存在が語られ、多少読者の関心を引っ張る工夫がされていますが、基本的にはドタバタコメディとなっており、後半になってようやく本筋のストーリーが進行することになります。

    今回は獲得カード一枚で、ギャグ・テイストの強い内容になっています。個人的には、このくらいなにも考えずにたのしんで読めるほうが好みです。

  • 読書録「タロットの御主人様。3」4

    著者 七飯宏隆
    イラスト YUKIRIN
    出版 電撃文庫

    P59より引用
    “彼女が身につけているのは、なんと今にも弾け飛んでしまいそ
    うな、細く頼りない紐だけ。”

     目次から抜粋引用
    “青い海とマイ海の家
     激突!?ビーチバレー
     初めての遭難
     秘密のヨバイと冬コート女
     月と彼女と夏の夜の夢”

     正確な占いの力を持って、国に強い影響を与えてきた家系の後
    継者でありながら、落ちこぼれている男子高校生を主人公とした、
    ラブコメライトノベル。
     夏、海水浴場、主人公たち御一行は臨海学校に参加し…。

     上記の引用は、普段おとなしいクラスメイトについての一文。
    海といえば水着、水着イラストの回です。それが全てです。

    ーーーーー

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