ほうかご百物語 (電撃文庫)

制作 : 京極 しん 
  • メディアワークス
3.33
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本棚登録 : 330
レビュー : 21
  • Amazon.co.jp ・本 (297ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784840241687

作品紹介・あらすじ

「いきなりで悪いけど、あなたの血、吸ってもいいかな」高校生で美術部員の僕は、夜の学校で銀色に輝く瞳を持つ不思議な少女に出会う。少女の正体を"イタチ"だと見抜いて吸血(!)の難を逃れた僕は、その夜、彼女とある『約束』を交わす。翌日。美術室に現れたイタチ少女は、僕に告げた。手遅れになる前に約束を果たしに来た。約束を果たすその日まで、僕のことを守ってくれる、と。一守るって、一体何からっ!?ピュア可愛いイタチさんと僕の、ちょっと不思議な放課後物語。第14回電撃小説大賞"大賞"受賞作登場。

感想・レビュー・書評

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  •  第14回電撃小説大賞<大賞>受賞作。人によっては激しく好き嫌いが分かれそうな作品。

     妖怪退治物に分類されるだろうけど、従来の作品とは少々趣向が違い登場する妖怪たちに危険性のあるものが少ないという事で武力により押さえつけるのではなく、妖怪が信条としている行為やキーワードをぶつけることによって穏便に解決を図ろうとする手法。一応イタチがそれなりの戦力を有しているもののそれを前面に出しているような印象はない。こういった手法は主人公を天才系にして読者の意表をつくことを狙った作品に見られるような気もするのだが、本作の主人公は凡人タイプなのである意味特殊なタイプの作品ともいえる。

     基本的に30~60ページほどの短編形式で進んでいくので読み易い。ただ発生する事件が小規模なので緊迫感が伝わってこない点はちと物足りないかもしれない。

  • 傍若無人な先輩を初めとして、登場人物が面白いし、それぞれの短い話も充分面白いが、そうした話で妖怪の法則をきちんと積み上げ、最後の大物話にもっていくのが上手い。無闇に引っ張るなあ、というのはあるけど。

  • あんまり妖怪ものが好きじゃないんですよ
    地獄先生とかうしおととらのせいかな?
    キャラはかわいいです
    伊達さんかわいいよ

  • 2013 1/22読了。自宅にあったものを自炊してiPhone5で読んだ。
    海外出張中に日本の活字に飢えた時用・・・と思ってデータ入れていったのだが、思った以上に電撃文庫でも普通に読めるなあ。
    ただし設定の問題か白黒イラスト部分はやや汚れが目立つ。

    肝心の中身については、ラノベのフォーマットは守りつつ、かなりマイナーな妖怪も拾ってきたり、その妖怪についてのうんちくも豊富で設定にもこだわりがあったりと、あらためて大賞受賞は伊達じゃないな、と思ったり。
    民俗ネタはオタクの鉄板だし、「なんか頭良く思える」快感をライトに提示してたのはいいと思う。

  • イタチっ娘萌えの歴史は,今ここから始まる。
    とりあえずレジに行こう―――
    “この話”はそれからだ.

    ということだそうですよ.
    学校がいつの間にかミステリースポット化してて
    放課後に次々と遭遇する日本客地の妖怪たち.
    そんな妖怪たちに対して美術部の面々が今,立ち上がった.
    何故美術部なのか?
    まぁ,そこらへんは本編で.

    頑張り屋さんなイタチちゃんもいいけど
    九尾のお姉さんも捨てがたい.

  • 第14回電撃大賞作品。ほのぼのストーリーを全面にだした作品。 かなりマイナーな妖怪からそうじゃないものまでよく調べられた良作だと思います。 ただ、やはりまだ一作目ということもあり、文章の流れに唐突な部分がある。今後に期待。

  • ヒロインのキャラが薄すぎる…周りが濃すぎるのか?


     あと自分はこの手の文体が凄く苦手とわかりましたorz

     表現があまりに口語的すぎて締まりに欠ける気がするんですねぇ。良くいえば読みやすい。悪くいえばまぁ…イラつきますね。自分だけかもしれませんが…。
     そういった文体の印象もあいまって、言葉では伝えづらいですが、話の運びもだらだらとメリハリがないように思えました。


     内容としては可もなく不可もなく。正直言って「よくある話」。また展開やテーマからしてどうしてもMF文庫の「かのこん」を意識してしまう。というか内容や絵的に考えてもMF文庫っぽいですね。電撃らしくはない。


     一応最後まで読み切るつもりではありますが…2巻が出たとしても買うことはないでしょう。辛めの評価ですが、自分が読んだ結論としては人に薦めるのは厳しいレベル、といったところ。





     電撃小説大賞って基本的に大賞受賞作より金賞銀賞のほうが売れてる気がする。ってか絶対そうだ。審査員の人たちは何を審査しているのだろう。

  • 2008・2・25 初版 297p 9784840241687

  • <内容>
    夜の学校で美少女に化けて血を吸いにきたイタチに会う。
    なんとか助かったものの、絵のモデルになってくれと頼み……
    こうして妖怪だらけの学校生活が始まった。。

    <感想>
    これ本当に大賞作品?
    ホント微妙。
    特に字に力もないし、ストーリー的にもいいとはいえない。
    勘弁してくれ。。orz

  • 第14回電撃大賞。マンガチックなキャラが活躍するファンタジックなお話。つまりは過不足なく「電撃文庫」。本当にこのままシリーズ化しても不思議じゃないくらい「電撃文庫」として違和感なく収まっていて、中堅作家がアニメ化狙いで書いたかのよう。破綻なく書けているということでもあるけど、こう、デビュー作ならではの勢いでハミ出ちゃった部分とか、作者の創作の原点となるコア要素・・・つまりはサムシングスペシャルが感じられないのは、受賞作読みには少々もの足りないかな。うん、受賞作!と思って読むのには向いてないけど、「電撃文庫ってどんなレーベルだろう?」と思って読むにはピッタリな一冊です。



    あと、ちょっとヒロインの描写の仕方がワンパターンなのが気になった。「綺麗だ」「かわいい」といった主人公の心情叙述以外でヒロインの魅力をもう少し描写した方が良かったのでは。

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プロフィール

第14回電撃小説大賞〈大賞〉を受賞し、『ほうかご百物語』にて2008年に電撃文庫よりデビュー。キャラクター同士の軽妙なセリフのやりとりと妖怪蘊蓄に定評がある。主な著作に、『絶対城先輩の妖怪学講座』『お世話になっております。陰陽課です』(いずれもメディアワークス文庫)がある。

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