ガンパレード・マーチ九州奪還 1 (電撃文庫 J 17-19)
- メディアワークス (2008年3月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (303ページ)
- / ISBN・EAN: 9784840242608
作品紹介・あらすじ
山口・本土防衛戦は、辛くも人類側に軍配が上がった。とはいえ損害は甚大であり、破局と紙一重という勝利だった。だが政府、軍上層部、マスコミらは現地の兵らとは異なる勝利を見ていた。彼らの脳内では大勝利と変換され、この後も積極的な攻勢をとり、一気に九州への足がかりを作るべく、動き出そうとしていた。兵らと軍部、双方の現状を知る善行は古巣の海軍に働きかけ、自ら率いる海兵旅団の編成に奔走する。そして…。1999年10月6日未明。5121小隊が撤退戦を戦い抜いた因縁の場所。学兵を含む数十万の同胞の命が眠る約束の地。そしていまや幻獣の巣窟と化す九州を取り戻すべく、人類はついに上陸作戦を開始する。
感想・レビュー・書評
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とうとう九州奪還開始。5121部隊の面々が喪失感を埋めようとしているテンションが伝わってきて、読んでいるこっちもワクワクしてきた。
部隊と人が増えすぎて把握できなくなってきたので、相関図を作りながら読まないと訳が分からなくなる。将校達の会議は面白いが相関図必須。
この巻のテーマは「自分達の見たい現実、自分達に都合のよい現実」にどう立ち向かうのかの最初の足掛かりかな。次巻は酷いことになりそうな予感。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
北海道独立、というキーワードに引っ掛かり2Kシリーズより購入しました。
面白さにひかれ、既刊を購入しようとしましたが、これがなかなか大変でした。
なかには既に廃刊になったものもあり、新刊購入はおろか中古でもなかなか見つからない巻が多数…。
そして、やっと全て揃えることが出来ました。
元々はゲームをノベライズ化したもののようですが、気にせず楽しく読み進めることが出来ます。 -
惰性で読んでいる気がしてきた。5121小隊以外の学兵や職業軍人等の登場人物がかなり多くなってきた。もはやゲームから離れたオリジナルストーリーとなっている。茜ちゃんがお気に入り。
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守勢だった人類側が攻勢に入りましたね。
シリーズとしての大きな転換点になる予感~。
戦闘面だけではなく、政争的な面も取り上げられてます。
幻獣共生派が多数出てきて、シリーズを一通り読んでいる私でも理解できない部分アリ・・・。
キャラクター相関図が欲しいですね・・・。 -
ガンパレ本の最新刊。
相変わらず小説オリジナルの登場人物が多数出てくるが、個人的にはこの世界を広げることに有効に働いているように思う。
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ガンパレ小説待望の新シリーズ!
ついに運命の地・九州への逆上陸を果たす
人類軍。5121小隊の新たな戦場に
震撼せよ!