脳科学を活かした授業をつくる―子どもが生き生きと学ぶために

  • C.S.L.学習評価研究所
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  • Amazon.co.jp ・本 (241ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784840302715

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  • 多重知能の考えをベースに,授業の構成アプローチを多様にするガイド本。児童生徒学生の捉え方の参考になるだろう。また,個人の強みとして性格を捉えることもでき,それを伸ばし,相対的に弱い特性(知能)を伸ばす取り組みのヒントもでるだろう。
    先生側も何が何でもこうするという考えではつらいだろうから,児童生徒学生がそれぞれの強みを発揮しながら学習していく教室(学校)環境を整備していくという考えでいいのだろう。

  • ガードナーのMultiple Intelligenceを紹介。MIは脳の働きを8つの知能に定義。即ち1.言語語学、2. 論理数学、3. 内省、4.博物学という左脳を中心とするものと、5.音楽リズム、6.身体運動、7.視覚空間、8、対人という右脳を中心とする知能の8つである。子供のどの知能が優位かによって情報の受容や処理の仕方が異なるため、それを理解し効果的な授業を行う必要がある。またいくつかの知能を複数使って行うような課題がよい。

    また記憶をエピソード記憶で終わらせてはだめ。振り返りを行い、それを意味記憶に変えて記憶させないといけない。

    小学校低学年では自己中心的思考がまだ強いので他者の誤りから学ぶという姿勢が習得できていない。よって1対1で時間をとって指導するほうがよい。

    誕生したばかりの乳児の自我は未発達で、イドと呼ばれる欲求にしたがって生理的欲求を満たす行動をとる。この時期の行動は欲求充足を目的とした自己中心的なもの。1-2歳の時に自律のトレーニングが行われる過程で超自我と呼ばれる道徳心や規制を学習しはじめる。この時期は自分のやりたいことを人が制しないかぎりとめることはありません。3-5歳で自我が目覚め始めるとイドと超自我の間に葛藤が商事どうやったら周囲に受け入れられる形で自分の欲求を充足することができるか考えるようになる。

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著者プロフィール

早稲田大学教育学部教授。米コロンビア大学院でカウンセリング心理学を学ぶ。いじめ、飛行、発達障害などが生じる前の啓発教育、危機介入、問題行動を繰り返す児童・生徒への個別支援プログラムの開発、実践などを行っている。著書に絵本『いまじん』シリーズや、『キレやすい子へのアンガーマネジメント』など多数。

「2016年 『ぱんだえほん ぱんぱんぱんだの12か月』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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