レビー小体型認知症の介護がわかるガイドブック―こうすればうまくいく、幻視・パーキンソン症状・生活障害のケア

  • メディカ出版
3.90
  • (3)
  • (4)
  • (2)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 34
感想 : 6
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (102ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784840433167

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • この種の本を、たくさん読みました。家族に寄り添ってくれることがうれしいです。

  • 素人に分かる様に簡潔に書かれている。介護が必要な家族とお互い安心して快適に暮らせるヒントがあった。病気の事を正しく知るのも大切だと痛感している。不安に思ったら駆け込める場所があるのは有難い。

  • レビー小体型認知症に幻視やパーキンソン症状があることは知っていたけど、自律神経症状、抑うつ症状、薬剤過敏などについても理解でき、日々のケアに活かせる内容。介護職におすすめ。100ページと薄く字も大きいので読みやすい。

  • チェック項目16箇所。レビー小体型は3大認知症の一つ。
    大脳皮質に見られるレビー小体・・・中心はαシヌクレイン(たんぱく質)。
    特徴・・・パーキンソン症状、レム睡眠障害、認知障害、薬に対する過敏症、自律神経障害、抑うつ症状、認知の変動、幻視。
    見間違いや錯覚が起こりやすい。どの人も同じに見える。
    幻視は本人にはありありと見える。アルツハイマーより記憶障害が軽い人が多い。幻視の様子を数日経っても正確に語れることが多い。
    幻視から妄想へ発展することあり。
    パーキンソン症状の程度「ヤールの重症度分類」
    Ⅰ度・・・身体の片側のみ症状ある。とても軽い。
    Ⅱ度・・・身体の両側に症状がある。姿勢を保てる。
    Ⅲ度・・・姿勢を保つことができない。一人での生活可能。
    Ⅳ度・・・規律・歩行はどうにかできる。1人での生活難しい。
    Ⅴ度・・・一人で起立・歩行ができない。日常生活に全面的な介助が必要。
    パーキンソン体操載せている。
    レム睡眠行動障害・・・うわー、このやろう、助けてなど大声で寝言を言う。
    目をつむったまま、腕や脚をばたつかせたり、急に起き上がる。
    ベッドから転落、柵や壁などに激しく身体をぶつけたり、隣で寝ている
    配偶者をたたいたりする。
    日中の覚醒時に似た現象が見られる人もいる。
    睡眠の対策として、寝る時間を決めること。

全6件中 1 - 6件を表示

著者プロフィール

医療法人社団みのり会 湘南いなほクリニック名誉顧問

「2018年 『改訂2版 「パーキンソン病」「レビー小体型認知症」がわかるQAブック』 で使われていた紹介文から引用しています。」

小阪憲司の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×