ねころんで読めるてんかん診療: 発作ゼロ・副作用ゼロ・不安ゼロ!

著者 :
  • メディカ出版
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本棚登録 : 28
レビュー : 8
  • Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784840457613

作品紹介・あらすじ

てんかんの奥深さ、問診~鑑別診断、治療まで、日本の大学病院で初めて「てんかん科」を興した著者が、わかりやすくまとめた待望のエッセイ。難しいことをやさしく、知っているようで知らない診療のツボが満載の1冊。

感想・レビュー・書評

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  • 「ほんとうに、ねころんで読めるのか?」に興味もあったので、この連休中、内科当番で病院に来て待機しているときに、医局のソファーや仮眠室のベッドに寝転んで読んでみました。

    実際、寝転びながら、集中しまくったりメモをとったりネットで検索したりしながらじゃなくても、すんなりと頭に入ってきました。

    詳しい感想は、ブログで明日公開よていです→http://blog.livedoor.jp/gp_ken/archives/9307800.html

  • てんかんの専門医が少ないものの、本人が家族がきちんと症状を伝えることで、最初は通院しやすい病院の医師と治療を進めることも可。発作のときは本人が意識を失っているため、家族・職場の人の見守りと記録が治療にも必要不可欠だと思いました。

  • てんかん診療におけるポイントが簡潔にまとめられた本です。情報が多すぎて、その優先順位が分かりにくい中、最低限のポイントがまとめられています。正直気が回っていないポイントも多く、勉強になりました。コツの様な部分も多く、役立つと思います。てんかんを得意としない医療関係者(僕だけ?)にいい本です。

  • てんかん治療の第一人者が記した非常にわかりやすく実践的な本。多様なてんかん症状を1時間かけてみつけ、数日間にわたるビデオモニタリングで初めててんかんの有無および発作の類型がわかり、それにより減薬や薬剤変更を行い、治療のゴールである発作ゼロ・副作用ゼロ・不安ゼロを目指すというプロセスを読みやすい解説と豊富な症例提示により示して下さっています。抗てんかん薬の多彩な副作用、妊娠時や公的医療扶助、運転免許など患者の心配事にも詳しく解説を加えてあります。プライマリ・ケア医がこの知識を得ることで患者のQOLは上がると教えてくれる1冊です。

  • WY160.5

    【1章 てんかんと問診ー患者と向き合う、患者の話を聴く】
    (1)自分や家族が「てんかん」になったとき
    (2)てんかん診療の初回の設定
    (3)発作症状の聴取
    (4)生活歴はなぜ必要か

    【2章 診断と検査】
    (1)てんかん診断に脳波は必要か?
    (2)てんかん診断におけるMRI
    (3)人生を変える「ビデオ脳波モニタリング」

    【3章 てんかんと薬】
    (1)てんかん治療のゴール設定
    (2)「とりあえずバルプロ酸」の功罪
    (3)カルバマゼピンを使いこなす(前編:最初の3カ月)
    (4)カルバマゼピンを使いこなす(後編:長期投与で注意すること)
    (5)第二の薬剤を選ぶ、人生を考える
    (6)新薬のヒーロー、レベチラセタム
    (7)新薬のヒロイン、ラモトリギン
    (8)ゾニサミドとトピラマート:医師の技量が問われる「両刃の剣」
    (9)クロナゼパムとクロバザム:クロウトが困ったときのレスキュー薬
    (10)抗てんかん薬との「別れ方」

    【4章 てんかんと手術】
    (1)てんかん外科への迷信:術前診断編
    (2)てんかん外科への迷信:診療連携編
    (3)専門施設に紹介する勇気

    【5章 てんかんと生活】
    (1)思春期の患者と向き合う
    (2)妊娠への備えは初診時から
    (3)妊娠、出産、授乳と育児の応援
    (4)てんかんでも明るい老後
    (5)運転免許対応へのヒント
    (6)「てんかんのリハビリテーション」を知っていますか?
    (7)てんかん一般診療の品質評価
    (8)医師よ弱くなれ!患者よ強くなれ!

  • てんかんの事は勉強不足なので、基礎的な知識を気軽に勉強したく購入。
    非常に読みやすく、分かりやすく、大変勉強になりました。
    医師向けに書かれたものでしたが、薬剤師でそれも知識がほとんどない私でも理解できました。
    薬についても分かりやすかったのですが、解説してある薬の種類が少なかったのが残念でした。
    何よりも著者が患者さんのことを中心に考えて診療に当たっている様子が随所で垣間見られ、今まで考えたことのないようなことを教えていただきました。

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著者プロフィール

東北大学大学院医学系研究科てんかん学分野教授

「2016年 『ねころんで読めるてんかん診療』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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