皇帝の漢方薬図鑑 (じほう図鑑シリーズ)

著者 :
制作 : 元雄 良治 
  • じほう
3.50
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本棚登録 : 127
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (144ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784840749749

作品紹介・あらすじ

●じほう図鑑シリーズ第3弾!
●漢方薬がゆるくて不思議なキャラクターに! 
●くすりを学ぶおとぎ話のような絵巻物的大図鑑


『王様のくすり図鑑』、『王子様のくすり図鑑』に続く、「じほう図鑑シリーズ」の第3弾。
おとぎ話のように漢方薬(和漢)の世界を表現した『皇帝の漢方薬図鑑』。

主人公の女の子は、漢方皇帝とともに、「頭ノ国」、「腹ノ国」といった漢方の国を旅します。それぞれの国では「ショウジョウ」と呼ばれる小さな生き物たちが「かぜ」や「便秘」などで悩まされています。
そこに現れるのが、構成生薬などの特徴をもとに描かれた「漢方薬キャラクター」。「仙人」、「精霊」、「神仏」など不思議なチカラを感じさせつつも、ユーモラスな姿で、ショウジョウを症状から救います。

キャラクターファイルでは、登場する全54種類の漢方薬キャラクターをポイントを絞って平易に解説。また、「漢方薬の基礎知識」の章では生薬30種類を写真つきで解説しています。
老若男女、幅広い読者にむけた、楽しくてためになる一冊です。

感想・レビュー・書評

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  • ふとパラパラめくってみて、これはビジュアルに訴える部分も多く、分かりやすいかもと思い入手。各症状ごと、主たる製品に的が絞られていて、コンパクトにまとまっているのも〇。無理なく読み通せる分量も好感が持てる。でも、各薬剤の擬人化は、上手くいっているようでイマイチしっくりこない、ってのが正直なところ。ほとんどにおいて、効果とビジュアルが結びつかんかった。結果、本書を通じて理解が得られた、っていうものはあまりなし。自分の記憶力の問題かもしらんけど。ってか、初めの一歩として妥当な一冊かと思ったけど、実はもうちょっと漢方への理解が深まってから紐解いた方が、ビジュアルの意味もよく分かったりして。

  •  漢方だとこうなるのか。なるほど。
     子供にも漢方って処方されるのか。知らなかった。

  • 499

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著者プロフィール

1985年、東京都に生まれる。女子学院高等学校を卒業。東京大学薬学部を卒業後、東京大学薬学系研究科博士課程を修了。薬学博士、薬剤師。東邦大学薬学部講師。自身子育てに奮闘中。わが子がぬりえに興味を持つ姿を見て、ぬりえを使った学習法を思いつく。東大への道は中学受験から始まり、特に算数で養った思考力は大人になっても役立つと感じた経験から、小学生時代に学ぶ算数の大切さを実感、本書の執筆にいたる。
著書には『現役東大生プロデュース 脳をシゲキする算数ドリル』(ダイヤモンド社)、『東大姉妹の合格勉強術 私たち、これで東大に入りました。』(集英社)、『王様のくすり図鑑』『王子様のくすり図鑑』(以上、じほう)などがある。

「2022年 『東大卒ママの親子で楽しむぬりえ算数』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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