本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本
- / ISBN・EAN: 9784841605389
感想・レビュー・書評
-
ティリーだけが壁の向こうを気にかける
登る、穴を開ける、壁をつたう
最後に潜ることに気がつく
壁の向こうにも同じねずみたちがいた
穴を通って行ったり来たりする詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
壁がない頃のことをネズミたちは覚えていなかった。壁があるのは当たり前で、壁の向こう側に何があるのか、そもそも向こう側があるのか誰も気にならなかった。そう、ティリーを除いてね。
ティリーは壁の向こう側に何があるのか知りたがった。壁を登ろうとしたり、錆びた釘で覗き穴を作ろうとしたり、壁伝いに何時間も歩いてみたり。けれど、どれも失敗に終わった。ある日、ミミズが地面に潜っているのを見つけた。そうだ!潜ればいいんだ!さて、壁の向こう側には何が合ったのかな。 -
壁の外を思い浮かべる、というこの設定たまらんね。
外を見なきゃいけない、というティリーの感覚を見習いたいなぁ。
俺らはいつだって壁の中にいるんだから。 -
ほかのねずみが気にしない壁を、ティリーは考え続けた。
そして、とうとう壁を越えたティリーは・・・
全4件中 1 - 4件を表示