滑り軸受

著者 :
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  • Amazon.co.jp ・本 (215ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784842505787

作品紹介・あらすじ

滑り軸受は回転軸を支える部品で、転がり軸受とともに機械に不可欠な要素である。

構造は単なる穴で、軽量・小型で、高速回転ができ、摩擦損失も少なく、給油によりほぼ永久に使用できる。軸受すき間の油膜によって衝撃力を大きく緩和でき、静粛である。油膜内の現象は流体力学で計算でき、負荷容量、摩擦損失、潤滑油流量などを正確に求める事ができる。

また、軸受の発熱、熱変形、弾性変形など、軸受の全ての物理現象が計算できる。

さらに、構造、すき間形状、潤滑剤の種類などを自由に選択でき、応用範囲が広い。

本書はこのような滑り軸受の利点を最大限に引き出す事ができるよう、同軸受の原理と応用などを歴史的展開も含めて記述したものである。

著者プロフィール

1955年3月 東京大学工学部機械工学科卒業
1955年11月 独逸シュトットガルト工科大学留学
1956年4月 独逸カールスルーエ工科大学留学
同大学機械設計学・自動車工学研究所で研究に従事。
(1964年5月帰国)
1962年11月 Doktor-Ingenieur(Karlsruhe工科大学)取得
1972年11月 工学博士(東京大学)取得
1964年8月 東京大学工学部助教授
1973年2月 同大学工学部教授
1991年3月 同大学定年退官
1991年5月 同大学名誉教授
1991年4月 武蔵工業大学工学部教授
2001年3月 武蔵工業大学定年退職
1972年12月~1988年3月 静岡大学工学部非常勤講師
1986年4月~10月 名古屋大学工学部講師(大学院工学研究科担当)
1986年度~1988年度 千葉工業大学非常勤講師
1988年7月3日~7月5日 北海道大学工学部講師(大学院工学研究科担当)
1989年4月~1990年3月 武蔵工業大学非常勤講師

「2020年 『滑り軸受』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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