戦場の宗教、軍人の信仰

著者 :
  • 八千代出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784842916149

作品紹介・あらすじ

人はなぜ戦うのだろうか。祈りとは何なのだろうか。そして、私たちが求める平和とは何なのだろうか。平和を祈る人は多いが、軍人もまた平和を祈る。人間は平和を祈りながら戦争をし、戦争をしながら平和を祈る。本書に掲げた信仰と戦争や軍事に関する5つの議論は、私たち人間すべてに根本的な、矛盾と葛藤である。これらを自分自身を含めたすべての人間の問題として捉え、人間という存在の姿を謙虚に見つめ直すこと。戦争、宗教、人間、平和について考え直すきっかけを提供する

感想・レビュー・書評

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  • 桃山学院大学附属図書館蔵書検索OPACへ↓
    https://indus.andrew.ac.jp/opac/book/554698

  • 一章 アメリカ軍の従軍チャプレン
    二章 日本軍と自衛隊の中のキリスト教
    三章 内村鑑三の軍人観
    四章 クリスチャンの特攻隊員
    五章 戦艦大和からキリスト教へ

    キリスト教に特化した本ならそう書いてくれ。キリスト教だけが宗教じゃねーだろ、という感はしました。また一章以外は日本のことかと思うと、全然タイトルから感じる包括的な内容ではなく、むしろ部分的専門的な本。
    四章の林市造さんに色気を、五章の吉田満さんの文章に興味を持ちました。

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著者プロフィール

石川 明人(イシカワ アキト):1974年生まれ。北海道大学文学部卒業、同大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。博士(文学)。北海道大学助手、助教を経て、桃山学院大学社会学部教授。専門は宗教学・戦争論。著書に『キリスト教と日本人』(ちくま新書)、『キリスト教と戦争』(中公新書)、『すべてが武器になる』(創元社)など多数がある。

「2022年 『宗教を「信じる」とはどういうことか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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