- Amazon.co.jp ・本 (46ページ)
- / ISBN・EAN: 9784843310663
作品紹介・あらすじ
ユダヤ教は最古の一神教であり、唯一の神(ヤハウェ)を崇拝する信者を持つ宗教です。しかし、ユダヤ教はたんに宗教というだけではありません。ユダヤ人は、ユダヤ人である母親から生まれた人のことであり、ユダヤ教では、宗教とともに血のつながりを大切にします。彼らはユダヤ人になるのではなく、ユダヤ人として生まれるのです。ユダヤ教の歴史はユダヤ人の歴史です。ユダヤ人の歴史や文化、宗教、伝統について調べていきましょう。
感想・レビュー・書評
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知っているようでよく知らないユダヤ教とユダヤ人についての簡単な通史。子供向け。子供向けではあるが、まったく予備知識がない大人にとっても、ステップになる知識を形成する上で非常に有用であり、一般教養としては必要量を満たしているのではないかとも思う。50ページ無い本なので、暇なときにおススメ。
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「ユダヤ教は最古の一神教であり、唯一の神(ヤハウェ)を崇拝する信者を持つ宗教です。」ユダヤ教の歴史とはユダヤ人の歩んだ歴史そのものであるということを、この本を読みながら改めてそう感じる事ができました。
僕が初めてユダヤ教と言うものがこの世にあると知ったのは、中学生のころで、そのころはやっていた某ロボットアニメがこの世界観を反映したつくりになっているということを知って、中二病全開でさまざまな文献をあさっていたことを思い出しました。
時は流れて幾星霜。世界三大宗教のひとつであるユダヤ教がやはり、世界を知る上でも重要なキーであることをフェイスブックの創始者であるマーク・ザッカーバーグがユダヤ教における成人式である「バル・ミツヴァ」の際になんと、スターウォーズのテーマ曲をかけて行ったというエピソードなどから、もう一度この本を読んでみようかなと思い立ったしだいで、ございます。
それはさておき、彼らは現在でも厳しい戒律の中で生きているんだと言うことや、旧約聖書を聖典として成り立ち、長きに渡る迫害や差別などを経て、イスラエルを建国し、アメリカでも無視できない力を持っているユダヤ教。その概要がここに記されております。個人的には彼らの聖地のひとつであるイスラエルは「嘆きの壁」に行ってみたいと思うのですが、「異教徒」には立ち入ることは難しいのでしょうか?