わたしのココロはわたしのもの: ―不登校って言わないで (子どもの気持ちを知る絵本 1)
- ゆまに書房 (2014年10月24日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (55ページ)
- / ISBN・EAN: 9784843346013
作品紹介・あらすじ
シリーズ「子どもの気持ちを知る絵本」は、不登校(①)や家庭不和(②)、発達のかたより(③)などの理由で、元気でいられなくなってしまった子どもたちの気持ちを描いています。絵本を通して読むことで、子どもたちとのかかわりのヒントを見つけられるよう構成しています。本書が、子どもたちが「私は大丈夫」と感じられるよう、生き生きと過ごすことができるようになるきっかけとなれば幸いです。
【あらすじ】主人公のミクは、学校でみんなから浮かないように、気づかいながら過ごしていました。そのうちにミクは学校に行けなくなってしまいます。あせりや不安、罪悪感から、お父さん、お母さんともうまく話せず、ミクはこころの扉を閉じてしまいます。相談に行ったお母さんの気持ちの変化、いつもとかわらない態度で接してくれたおばあちゃん…だんだんとミクの止まっていた時間が、動きはじめます。
感想・レビュー・書評
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焦ったりイラだったりする子どもの気持ちや不安になる親の気持ちなど細かく書かれていて良かった。
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不登校=良くないこと!と決めつけるだけの日本。そこにはもちろん理由があります。
その理由を聞いて、子どもと一緒に考えていける大人になりたい人へ。 -
子どもの感性って泣いちゃうよね。大切な子どもたちが安心して生き、ありのままの自分でいられますように。(子どもの権利条約)
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おうちにとどまることになった、女の子のお話。
もやもや、イライラ、いやなきもち。
ほっと、ほどける、やわらかなきもち。
物語と絵のバランスがほどよくて、なんだかいいなと思える絵本でした。