- Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
- / ISBN・EAN: 9784844136798
作品紹介・あらすじ
作家が教える「物語」のつくり方入門7つのレッスン第2弾!
感想・レビュー・書評
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アイディアの出し方のメイン。
たくさん書かれているアイディアを使ってみたいと思うが、たぶん、自分で思いついたアイディアを使いそう。
でも、見ているだけでも、楽しい☆
ジャンルごとに説明がついていて、ジャンル分けが判らないと思ってる私にも判りやすい(小説投稿サイトのジャンル分けとは違う)
1冊目は物語の作り方だったけど、こちらは『組み立て方』
物語のテンプレートを基にどうオリジナルな部分を入れていくかという話になるので、使う場面が限られそう。
話が行き詰った時に読み直すといいかもしれない。
目次ごとに見ていく。
最初は前作『物語の作り方』の復習が書かれているので、この本から読む事も出来る。
start ジャンルと題材、そしてテーマ
ジャンルとは『形式上の種類』という意味だが、そこには様々な分類法がある。という話から、その様々な分類の話から入っている。
ジャンルが分からない私は興味を持って読んだものの……。やはり分からないというドツボにはまった。
ジャンルとはおおざっぱな分け方。
題材は『作品の材料』
テーマとは『作品の中心となる思想や考え方』
という事らしい。
題材は腐るほど出てくるけど、テーマはないので困るなと思う。
ここからはある程度テンプレートが決まっているジャンルの説明と、アイディア出しの方法。
このジャンルが書きたい人は『テンプレート』が役に立ちそうだと思う。または、このようなジャンルでなくても、応用できそうではある。
テンプレート1 ディザスターもの
テンプレート2 ラブコメディ
テンプレート3 ヒーローもの
テンプレート4 パディもの
テンプレート5 サクセスストーリー
ディザスターとは「天災」「災厄」「思いがけない大きな不幸」
パディとは「相棒」のこと。
サクセスとは「成功」のこと。
アイディアを最低でも50。できれば100を目指して書きだして、組み合わせてオリジナルなものを書いていくという実習がそれぞれある。
本に書いてあるものを読むだけでも楽しい。
『アイディアをたくさん出す』というのは色々と使えると思う。
最後は
プロットを演出する
物語のちょっとしたコツのようなものが書かれている。
自分が作っている物語が、『つまらないなぁ』と思った時に参考にするといいのかもしれない。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
・ディザスター(世界や自分の異変)
・ラブコメディ(ふたりが出会い、恋に落ちる)
・ヒーロー(主人公が特技や職業上の知識を生かしてトラブルを解決)
・バディ(ギャップのあるふたりが対立と葛藤を繰り返しつつ固い絆が生まれる)
・サクセスストーリー(主人公が夢の達成やリベンジにおいて成功をおさめる) -
せっかく噛み砕いて説明・例題の提示がされてるので、是非とも実践してみてほしいところ。
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物語の構造のうち、5つをテンプレートにして、そのプロットや話の流れを解説する本だった。話のキモを100個挙げる実習がいくつもあって、思考のトレーニングになった。これでテンプレ通りに書けるかどうかはまだ分からないが、頑張ってみようと思った。
ちなみに5つのテンプレは、「ディザスターもの」「ラブコメもの」「ヒーローもの」「バディもの」「サクセスストーリー」。こういうのもこのテンプレに当てはめられるんだな、という発見があった。読書で作品の面白さを考える際に役に立ちそうで良かった。 -
とりあえず一通り内容をチェック。肝心の実習はこれから。
計算ドリルや漢字練習帳みたいに何度も繰り返し使うのがよさそう。
著者プロフィール
円山夢久の作品





