カラスの補習授業

著者 :
制作 : 松原始  植木ななせ 
  • 雷鳥社
3.97
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本棚登録 : 171
レビュー : 18
  • Amazon.co.jp ・本 (400ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784844136866

作品紹介・あらすじ

カラスの基礎知識の復習から生物学的観点からの応用編と番外編。カラス以外のこともわかる本。

感想・レビュー・書評

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  • 前作「カラスの教科書」よりかなり専門色が強い内容。
    動物はよく「◯歳児の知能」と言われることがあるが、
    なるほど、掘り下げてよく考えてみると一概には言えないよなぁと納得。
    今まで考えもしなかった角度から、物事を考えるヒントを与えてもらった。
    そんなこんなが書かれた「脳トレの時間」と、
    フィールドワークの苦労がよく分かる「野外実習の時間」が特に興味深かった。
    好きじゃなきゃこんなこと絶対できないよ!

  • 前作の「カラスの教科書」の補習授業。

    カラスとの対比のためか、他の鳥の説明もかなりあった。
    そのため、前回ほどカラス色が強くなくなっていて、
    残念に思った私は結構なカラス好き!?

  • <目次>
    授業の前に  朝礼での伝達事項
    1時間目   歴史の時間
    2時間目   カタチの時間
    3時間目   感覚の時間
    4時間目   脳トレの時間
    5時間目   地理の時間
    6時間目   社会Ⅰの時間
    7時間目   社会Ⅱの時間
    実習     野外実習の時間

    <内容>
    カラスを愛する『カラスの教科書』の著者の第2弾。筆がかなり滑っていて、著者の別の趣味(アニメなどのオタク系)が知れ渡っている気がするが、大丈夫なのだろうか?それはともかく、最初の系統のところはやや難しいが、最後の野外実習を含めて著者のカラス愛がよく伝わるし、調査の大変さや生物研究の深さがわかった。もちろん、カラスの生態がよくわかるので本書を片手に野外をめぐるといいと思う。

  • -

  • もう、イラストが可愛すぎですね。内容濃いめですね。カラスのことがかなり好きになります。20170825

  •  カラスは本当に頭が良いのだろうか。
     それは人間と比べてしまうから言える言葉なのだろう。

     動物はそれぞれ頭が良い生き物だと思う。だからこそこの世の中を生き抜くことができている。

     人がいることで生きられる生き物と人の存在なしで生きる生き物その境界線を引くことが難しい。

  • 前作よりもパワーアップした内容と、何よりも脚注がマニアックすぎて楽しい。

  • 『カラスの教科書』がものすごく面白かったので期待度高めで読みましたが、期待を裏切らない非常に大満足の面白さでした。鳥だけでなく所謂ジャパニーズヲタク文化がちらほらと出てきて著者の嗜好性が伺えるのもなんとなく好感がもてるというか、さらにナロウになっているというか。全編通してブレないカラス種フォーカスぶりも大変良い。イラストもやっぱり好きです。たまりません。
    ともかく、楽しかった。著者にぜひうちの近所のボソ&ブトのいい関係を見にきていただきたいと思ってしまいました。

  • 図書館で。
    カラスの教科書の強化版と書いてありましたが前の本よりは確かに学術より。でも面白話も結構あるので気軽に読めました。そして注釈が結構オタクでさらに愉快。

    勤務先は東京なんですがウチの会社の近くでカラス見ないな~ 鳴き声を聞くこともほとんどない。そう言う意味ではちょっと寂しい。いや、ゴミを荒らされるのは困るけど。結局は人間に都合の良い自然しか求められてないんだよなぁってのはワカルけど…ワカルけどちょっとなぁと釈然としないというか。

    でもカラスにエサをあげるわけにもいかないので遠くから元気で達者に暮らせよ~と念を込めるぐらいにしておきます。ハイ。

  • 「こんな本、読む人いるなかな?」図書館で展示してあったこの本をみた最初の感想。でも、なぜか気になって、後日借り、通勤時間に地下鉄で座れた時だけ広げて読んでいたらあっという間に読み終えてしまった。
    昨日の朝日新聞にも取り上げられていた、「カラスの教科書」の続編のようだが、こちらから読んでもきっと問題ない。
    作者が願う?ように、ほんの少し、カラスに愛着がわいた。

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プロフィール

1969年、奈良県生まれ。東京大学総合研究博物館特任准教授。京都大学理学部卒業、同大学院理学研究科博士課程修了。理学博士(京都大学)。専門は動物行動学。著書に『カラスの教科書』『カラスの補習授業』(雷鳥社)、『カラスと京都』(旅するミシン店)、『カラス屋の双眼鏡』(ハルキ文庫)、『カラス先生のはじめてのいきもの観察』(太田出版)など。

「2018年 『鳥類学者の目のツケドコロ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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