- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784844324423
感想・レビュー・書評
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すぐ読める。印象深いのは以下の点。そもそも広告は、マイナスからスタートしている。目に入らないというよりも見たくないと思われていることが一般的だ。まずは、それを超えなければならない。大切なのは、カッコつけることではなく、いかに相手の立場に立って考えることができるかということ。相手がコトバにできない思いや悩みを適切に表現すること。「ウマイ」と伝わるは違う。優秀なクリエイターは、人としてまとも。相手のことを考えることができる人。相手の立場にたって考えるというコミュニケーションの基本の徹底が、優秀な広告の基礎。
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思いやりを忘れずに貫くこと
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京都広告塾の講義を書籍化したもの。
主にクリエイターの信条や大事にしていることが書かれている。
・山本高史氏『自分の埋蔵量を増やすこと。経験が言葉・企画に出る』
日々の生活のすべてが結果に繋がることを感じる
・副田高行氏 『~正しいのだけれど、チャーミングではない』P76
松下武史さんにボディコピーの指導を頂いたときに同じ言葉を言われたのを思い出した。コピーで、言葉で商品をチャーミングに見せなければならない。
・中島信也氏『お前は若くて経験も無いんだかfら、予習してこないと~』P138
トップクリエイターと呼ばれる人となっても準備を徹底している。若手ならなおさら準備を怠ってはならない。
『どんな仕事でもプロになるまではおもしろくない』P138
・眞木準氏『週末の2日こそが本業であるともいえます』
平日がものすごく忙しい。土日の時間こそが、企画・コピーを練る大切な時間であり、自分を充電できる時間だと知る。
眞木さんのような生活は想像ができないが、一日も無駄にしない姿勢は今からでも遅くないので心がけたい。 -
一線の広告クリエイターによる講義録。広告業界を目指す学生さんには参考になると思う。
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京都広告塾にて講義をした広告業界のトップクリエーターたちの講義録。山本高史のコピーの効用を徹底的に突き詰めて行く手法や、中島信也のキャリアの話は大変参考になった。
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事例、個人の想い、一般論・・・どれもあるけど、どれもある分中途半端(´・_・`)
四人載せるより、一人一人の量を多くして欲しかった -
ベテランコピーライターの普段の一週間が紹介された部分は興味深い内容だった。
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33/94
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110509*読了
2冊目の◯告シリーズ。
クリエイティブディレクターの山本高史さん、アートディレクターの副田高行さん、CMディレクターの中島信也さん、コピーライターの眞木準さんの講義を抜粋したもの。
広告とは生活者と商品の間のコミュニケーション作り。
眞木準さんの1週間のスケジュールが知れたのが、コピーライターを目指す者としては参考になりました。
有名コピーライターは恐ろしいほど多忙なのだなぁ。それでも続けていけるのは、やっぱりコピーライターという仕事を心底愛しているから。
一生お会いすることができない眞木さんの文章を読むと、本当に切ないです。 -
面白い、というより為になる。
著名な広告クリエイター4名の考え方、実際のプロジェクト等が書いてあって、どの方も日本語が非常にきれい。