新・データベースメディア戦略。オープンDBとユーザーの関係が最強のメディアを育てる
- インプレス (2008年3月28日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784844325321
感想・レビュー・書評
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オープンDBの活用法とは?
→検索エンジンにできることとして、使いやすさ、新しい情報やコンテンツ、気づきの提供
データベースとして、情報の収納場所としてではなく、新たな情報を生み出す源泉であるととらえることから新たな発想につながっていく詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ぱらぱらと読みました。
発行されたのは2008年。当時最先端だったデータベースメディアの概要やビジネスモデルを紹介しているのだけど、やっぱりちょっと「今更感」がある。
3年も経てばインターネットメディアはすぐに当たり前のものになるし、ものによっては古くなる。
そういった移り変わりを知る上では興味深い内容でした。 -
何ともいまいちだったなぁ。
どんなポジション向けの人の本なのかよーわからんかった。 -
中心的議題に欠けた、2007年-2008年当時の、データベースを活用したWebサービス事例集(「戦略」と銘打っているが戦略に関する話題もなし)。
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Web2.0の出たてのときによく言われてた 「データは次世代のインテルインサイド」。 今はその手のコンテンツが主流なわけですが、 そのデータベース的コンテンツの優位性を説いた本。 僕にとっては今更感は否めない感じでしたが…。 まあ事例も整理されていて、わかりやすい感じ。 日々インターネットにどっぷりな人には当たり前ですが そうじゃない人にはけっこうお勧めできるかも。
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Webサービスの価値の根源として、データベースを据え、その扱いで実際の価値を創出するということが、Webメディアの基本。
その類型を集めて紹介している。
ざっと読んでおいて、アイデア出しにはいいかな。 -
入手してから長いこと積んでおいてやっと読了。
2008年4月11日初版発行から10ヶ月なので、変化の早いWebの世界では、一部情報がふるいかな?という感もあり。特に、Detabase Mediaの定義に関しては、やや概念が陳腐化している気がする。
また、やはり各種先進事例は米国で日本はこれからな感がいつものことのようで残念。
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Oracleが、MySQLが、MSSQLが、と言う話ではない。<br>
世の中に数多に転がる情報達を、<br>
どう捌いてビジネスにしているかという話。<br>
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以下抜粋。<br>
○データベースメディアの成功の秘訣(P.23)<br>
?データベースをオープンな状態においている<br>
?ユーザー同士のコミュニケーションを活性化させている<br>
?データベース構造がビジネスモデルに直結している<br>
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YouTubeなどの動画を簡単にダウンロード可能なツールバーを作成。<br>
このツールバーを使用すると動画情報が、<br>
データベースに自動的に送信される仕組みで連動。(簡略抜粋)<br>
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ツールバーを使うユーザの人数が増えれば増えるほど、<br>
世界の動画を網羅的に取り込むようになる。(P.16)<br>
網羅的ではないのだが、人気ある動画は網羅できる。(P.17)<br>
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→Googleもそうだが、?、?が発達している。<br>
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○Googleニュースのように、600以上のニュースサイトから記事を収集し、<br>
言語処理や統計処理の技術を使ってメタ新聞を全面的に機械的な集計で編集してしまうサイトも現れた。(P.22)<br>
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○未来予想ムービー「EPIC2014」(P.27)<br>
<br>
○すべてをAPIに依存するサービスの場合、<br>
サービス開発は非常にスピーディーにできるものの、<br>
本家が同様のサービスを行う際には太刀打ちができないというデメリットも抱えている。(P.69)<br>
<br>
○クチコミを盛り上げるのは難しく、<br>
データベースの構築とクチコミによる盛り上げのバランスを取りながら成長させるのが難しい。(P.69)<br>
機能としてのハコをつくるのではなく、<br>
いかに濃いコミュニティをつくるかというソフト部分を重視して(P.76)<br>
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○CGM/UGC(P.155)<br>
Consumer<br>Genereated<br>Media/User<br>Generated<br>Contentsの略。<br>
ユーザ発信型のメディア、消費者が作成するコンテンツの意味。<br>
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○既存のプレイヤーは非常に膨大なデータベースをもっているため、<br>
真っ向勝負しても勝算は薄い。<br>
そのため、構築するデータベースのテーマを絞り込み、<br>
ニッチなデータベースを作って差別化を図ることが重要なってくる。(P.158)<br>
<br>
以下簡略抜粋<br>
?データベースの切り口を換える(P.160)<br>
?複数企業のデータベース組み合わせて、ワンストップデリバリーする(P.161)<br>
?既存のアイディアを横展開する(P.163)<br>
?従来のサービスでは囲い込めないニーズを取り込む(P.164)<br>
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○軽快にアクセスできるWebページやAjaxを使ったページ遷移なしでのアクションが心地いいのだ。(P.160)<br>
→いいものも遅くては駄目で、優秀なインターフェースが大事。<br>
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○Kongregateでは特定のゲームデベロッパーには2万ドル〜10万ドルの報奨金を提供し、<br>
つねに高品質なゲームを確保している。(P.168-169)<br>
→サイトをつねに最新状態にし、ユーザを飽きさせない。<br>
クチコミと同じで、このバランスが妙。<br>
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○Stumble:究極の暇つぶしサイト(P.172)<br>
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○データの収集と見せ方のバランスが非常に秀逸である。<br>
あるときは意識的に、またあるときは無意識のうちにでデータを投稿し、<br>
いつの間にかデータベースの構築に協力しているである。(P.173)<br>
→この本の結論だな -
特に新しいことはなかった。
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クチコミ、CGMを筆頭とした、データ蓄積によるWebサービスの「今現在」の傾向と対策。
話題からして、この本の大方の賞味期限は「半年」と見た。
・ブログや書き込みの分析から見えてきたいくつかの「気づき」をもとにアンケート等々の展開を図るのが有効なのでは?
・データを見る切り口→コンテンツの生成
・検索ワード、書き込みワードの「ランキングは」は、『「みんなが気にしていることで、自分が知らないこと」が気になる』という、ユーザ行動を促す。
・これからのレコメンド=『あなた仕様』の情報をどうレコメンドするか?
・ケータイ検索サービスに求められるもの。次のものをはっきりさせる
どこに有用なデータベースコンテンツがあるのか?
ユーザにとって有用なデータは何か?
(考えたいポイント)なんでケータイの検索は「不便」と感じるのか?
・これからのデータベースメディアのサービス開始に当たり考えること
→テーマを絞る。
6月中くらいに、同僚に読ませたい1冊。 -
200805/20
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成功するWEBサービスにはオープンで魅力的なデータベースとユーザー同士のコミュニケーションを活性化させる要素が組み込まれている。
以前、自分が思い描いていたモノがその世界の第一人者たちによってまとめ上げられています。自分が興して成功する可能性は低いけど、思っていたことはそう間違っていなかったと知ることができただけでも良しとするか。