- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784844328704
感想・レビュー・書評
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2010年の作品。電子書籍のこれから、また電子書籍が普及することによる業界の今後について丁寧にまとめられている。「出版業界激変!」みたいな刺激的な切り口ではなく、冷静にこれからの業界各社のあり様を分析する。電子書籍のマネタイズの難しさかある一方、電子書籍を紙の書籍のためのテストマーケティングに位置づけるというのは、まさに広がっていきそうな予感。あわせてより個性的かつ複合的な書店が現れることも想像するだけで楽しくなる。
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2012.9.22ちよっと前の本なので、書いてあることはもうよく知られたことですが、当時こういう事を書けたのは流石だと思う。5章の収益分析は単純ですが、業界にいない人間にとっては非常に良かった。
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書籍の収支計算まで細かく書かれている点に好感が持てる。
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書籍、雑誌のリアルと電子での出版に関する収支シュミレーションが載ってあるように、書籍出版について冷静な記載がされていて面白かったです。
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電子書籍があまり売れていないことにびっくりした。
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知らないことばっか…とりあえずブックリーダー欲しいぜw
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なんか今まで電子書籍バンザイな気持ちだった。これは、もうからねえのかーという実情とかいろいろ明るみに出てくる本。最後むりやりでもないけど、読者と書き手のつながる未来が待ってるぜって閉まる。そして章ごとのデザインがこじゃれてる。
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勉強になった。
ちょっと後半は個人的にはだれてしまった。
きちんとこだわりをもった本屋は生き残る。 -
数々の電子書籍関連の中では、冷静な視点で以ってまとめられた本。
大袈裟に煽るでもなく、不要に貶めるでもなく、むやみに反発するでもなく、とても公平な目で現状を解説しています。一方向のベクトルに誘導しているような鼻持ちならなさは感じませんでした。
電子書籍の現状に興味ある方に、まず最初の一冊としてオススメしたい本です。