- 本 ・本 (254ページ)
- / ISBN・EAN: 9784844329398
感想・レビュー・書評
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思わぬかたちで電子書籍にかかわることになって、まずは読んどけ、と渡された本。EPUBとは何なのかとりあえず理解できた。でも本書の旬も短いように思いますね。
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どんなもんかとお勉強。
しかし、この本の誤字・脱字はすごい…、世も末だな。 -
急いで作ったのか、誤字・脱字が目についた。
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2010/11/16読了。
電子書籍の最新動向を掘り下げる「理解編」と、実際の電子書籍データの制作方法を解説する「制作編」とに分かれる。対象読者層はおそらく、今まで紙の本を作ってきたのにいきなり「我が社の電子書籍担当は君だから何とかするように」とか言われて困っている中小規模の出版社や編プロの中の人、DTPオペレーター辺りと思われる。
「理解編」は充実しており、関係者同士の世間話ができるレベルで役に立つだろう。すぐに古くなる内容なので読むなら今のうちだと感じた。
「制作編」で解説されるのはEPUB、Kindle、PDFの作り方で、それなりに詳しく書かれてはいるのだが、さてそれらをいま作ってどうする気なのだろう。iBooksもKindleも日本でのサービスはまだ始まっていないのに。いまそこにあるドットブックとかXMDFとかMCBookの作り方には触れられていない。
だからこれは来るべきオープンな電子書籍時代のための、未来に向けた章なのだと理解した。ただ、文章を構造化しておくべきとか、ウェブのワークフローに近いとか、そういった心構えはいかなるフォーマットの電子書籍制作にも通じることなので、そのつもりで読んで練習するには格好の参考書である。
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