旅とカメラと私 -RICOH GR/GXRと旅する写真家たちのフォトエッセイ-

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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784844331230

感想・レビュー・書評

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  • 海、山、河の写真の方が好きだ。

  • 久しぶりにカメラ握りたくなった。

  • 「写真を撮る枚数は欲望と比例する」森山大道は今という瞬間を忘れないため一泊二日の旅で2221枚。「写真とは99%を捨てること。残る1%を切り取るだけ」横木安良夫はノーファインダーで連写。「写真と出会うためとにかく歩いて探す」赤城耕一はマニュアルで1枚。「表からだけでは本質が見えない」湯沢英治。「被写体は探すものなのか、出会うものなのか」田尾沙織。「事前に目的地を決めない」渡部さとる。「気持ちを伝える日の丸構図」茂手木秀行。「ゆっくりと目で見て考える」菅原一剛。「撮影は狩猟に似ている」小林紀晴。

  • サブタイトルに旅する写真家たちのフォトエッセイとなっているが、写真部分は撮影データなども記載されており非常に参考になった。が、文章部分になると、各写真家によって作品以上に大きく違いが出てきてしまう。本来、文章を書くことが苦手な人が多い事もその理由の一つになるのだろう。写真家は写真家であり、藤原新也のように秀逸な文章を書ける人は極めて稀であることが判ってしまう。しかしながら、本業ではない文章を補填するように写真作品が存在することで写真家の本意をその文章から読み取れることもまた事実だ。写真家たちの旅にまつわるエッセイと写真が楽しめる本である。

  • カメラマンの方々の旅のスタンス、撮影対象や撮影スタンスがみんな違っていて面白かったです。
    単焦点レンズでの切り取り方も参考になりました。
    森山大道さん、渡部さとるさん、大和田良さん、菅原一剛さん、小林紀晴さん。。好きな写真家の写真とエッセイが載っていて大満足です。
    何度も読み返しそうな気がします。

    GR欲しいなあ。。( ̄◇ ̄;)

  • GXRとGR DIGITALを持って旅するフォトエッセイ。GXR持ってないけど、どうしても欲しかった本。
    内容はかなり満足のいくものでした!カメラ設定など細かく載っているので参考にもなるし……。
    数年前から気になっているコンパクトカメラなんだけど余計に……手に取ってみたくなりました。(今は他にも色々出てるのか?)
    そんで遠く行って写真、撮りたい。

  • 自分と同じカメラを使っていろんなカメラマンが撮った写真を見られるというのはかなり参考になる。撮影時の設定も細かく載っているので気に入った写真の設定をチェック出来るのがありがたい。
    見比べてみた結果、プログラムオートより絞り優先設定の方がなんとなくふんわりと雰囲気のある写真が多い気がした。今度からは絞り優先を使うことに決定!また写真を撮る楽しみが増えたなー。

  • RICOHの名機、GR DIGITALとGXRをテーマにしたフォトエッセイ集。
    この手の書籍は各機種の紹介になりがちですが、本書はGRDとGXRそのものの解説はおまけ程度、かなり読み応えのある一冊となっています。本自体に意外なほどずっしりした手応えがあるのもいい。カメラを持って旅に出たくなること請け合いです。
    私も五島列島の教会を巡ってみたくなりました。大阪もいいなあ。

  • RICOH GRとGXRを使って
    いろんな写真家が旅先で写真を撮っている。

    旅先でどんなふうに感じたか、
    旅に対する思い、
    カメラ・写真に対する思い、様々綴られている。

    田尾沙織さんという写真家が、五島で教会を
    撮影している。

    ちょっとRICOHのカメラが欲しくなった。

  • RICOH GR / GXR を持って、一泊二日の旅に出た写真家12人のフォトエッセイ。
    CXを買いに行ったはずが、まんまとGXRを手にして帰ってきたときに、一緒に連れて帰ってきた本。一泊二日の旅先に、沖縄が含まれていたことも購入の一因でした。

    「GR / GXRと旅する」と帯にはありますが、GRと旅している人は2人しかいないので、自分が買ったのがGRだったらちょっと寂しかったかも。撮影時の細かな設定や、"HOW TO TECHNIQUE"のコーナーもあるので、参考になるかと思います(私はそこまでの域に達してませんが……)。
    読み終えてから、やっぱり毎日鞄にぽいっと入れて持ち歩くんだったらGRのほうがいいんだよなぁ、と久しぶりにGRを引っぱりだしてみたりもしました。カメラを持って、旅に出たくなる本です。

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著者プロフィール

1928年、大阪府生まれ。写真集に『Daido Moriyama Buenos Aires』(講談社)、『新宿』『大阪+』『ハワイ』(いずれも月曜社)、『サン・ルゥへの手紙』(河出書房新社)、『犬の時間』(作品社)、『仲治への旅』(蒼穹舎)、『にっぽん劇場写真帖』(新潮社)、『4区』(ワイズ出版)ほか、著書『写真との対話、そして写真から/写真へ』『過去はいつも新しく、未来はつねに懐かしい』(ともに青弓社)、『犬の記憶』『犬の記憶 終章』(ともに朝日新聞社)、『昼の学校 夜の学校』(平凡社)、『もうひとつの国へ』(朝日新聞出版)ほか。

「2009年 『森山大道、写真を語る』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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