子どもにプログラミングを学ばせるべき6つの理由 「21世紀型スキル」で社会を生き抜く (できるビジネス)

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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784844338284

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  • 2016年3冊目「子どもにプログラミングを学ばせるべき6つの理由「21世紀型スキル」で社会を生き抜く」読了。

    プログラミングを学ばせる理由…は、もうそれはそれはいろいろなところでいろいろなことが言われているので、とりあえず注目されている書籍を読んでみたという感じ。本書に書かれているプログラミングを学ばせるべき理由は、

    1.楽しい
    2.問題解決能力を養える
    3.論理的思考力を養える
    4.将来の可能性を広げる
    5.自分に自信を持てる
    6.創造力を広げる

    の6つ。どれも納得できる内容。だけど…「サッカーだって楽しいよ」とか、「数学だって論理的思考力を養えるよ」とか言われそうな気もする。私の中で、これはプログラミングがもっとも良いなと思えたのは、

    「コンピュータが1台あれば、物理的な制約を受けずにイメージを表現できます」

    という部分。絵などもそうだけど、動くとか、コントロールできるのはやはりプログラミングの特性かなと。他にもさまざまな部分で勉強になった一冊でした。

    ------以下抜粋------

    「コンピュータを使うだけでなく、コンピュータをモノを作ることが大切である」

    「これからの社会を生き抜くためには自分で問題を見つけ、情報を活用したり他人とコラボレーションしたりしながら、答えのない問題を解決していく力が大切…この価値観はプログラミング教育との親和性が高く、将来プログラマーにならなくてもプログラミングを学ぶこと自体に意味があるととらえられるようになっています」

    「4つのPが必要だと主張しています。project(=クリエイティブになれる課題)、Peer(=一緒に学ぶ・遊ぶ仲間)、Passion(=好きなことに熱くなれる情熱)、Play(=物事に対して遊び心を持つこと)です。

    「便利だけど、なんだかよく分からないもので終わってしまいますが、プログラミングの経験があれば、どんなモノにも仕組みがあることや、それを変えることも可能だと知ることができます」

    「中高生といえどもプロと同じ土俵でやることが大切だと考えているからです。たとえ初心者でも、アップストアに並べることのできる作品を作り、チャレンジできる場をどんどん増やしてあげたいと思っています」

    「一部の民間プログラミングスクールの受講料が高額になり、高所得者の子どもたちしかプログラミングを学べないような傾向もあります」

  • 非常に納得。小さい時からやって当たり前のような環境が必要だね。
    小2のムスメとスクラッチでサンプルアプリ作ったけど、面白かったー。アイデア1つでものができるって素晴らしい。

  • 「プログラミングは他の制作に比べて結果がすぐにわかる」というような指摘があり、たしかにそうだなあと感じた。

    子供が違和感なく遊べる環境が整っているので、まずは触らせてみたらよいと思う。すぐに結果が出るので、操作を飲み込むまで数回、手助けすればよい。

    6つの理由の順序もよいと感じた。

    既存の習い事はコースがあって試験があって、だけれどプログラミングは経路が自由という指摘も面白かった。

    親は、プログラミングが楽しいものだと思わせる手助けをし、そして邪魔をしないことが大切なのだろう。

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