すべての人に知っておいてほしい スタイルシートデザインの基本原則
- エムディエヌコーポレーション (2012年5月25日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784844362678
作品紹介・あらすじ
本書は、現在実務としてWebデザイン、スタイルシートの携わっているWeb制作者の方々に向けて、基礎知識やアイデア/デザインテクニック、CSS3といった最新の情報・実装方法まで、スタイルシートのありとあらゆる情報を、その道のプロたちが実践に即して解説した。基本からもう一度身につけたい人や最新の情報を吸収したい人まで、Web制作の現場のプロのみなさんに満足していただけるスタイルシートの総合的な書籍。
感想・レビュー・書評
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本書は、現在実務としてWebデザイン、スタイルシートの携わっているWeb制作者の方々に向けて、基礎知識やアイデア/デザインテクニック、CSS3といった最新の情報・実装方法まで、スタイルシートのありとあらゆる情報を、その道のプロたちが実践に即して解説した。基本からもう一度身につけたい人や最新の情報を吸収したい人まで、Web制作の現場のプロのみなさんに満足していただけるスタイルシートの総合的な書籍。
掲載範囲が広い。広く学べるので良いと思います。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
スタイルシートについて書かれた本。著者はMDNに関わるデザイナーやフロントエンドエンジニアの方々。CSSの基本から可変レイアウト、レスポンシブ・ウェブデザイン、CSS3、jquery、HTML5の未来、チュートリアルという構成をとってある。
最後の方で気づいたんだけど、これはCSS3を専門に扱った本ではなくて、スタイルシートを全般に扱った本だったんだな。
基本的なセレクタやプロパティ、可変レイアウトやCSSハックといった説明はしっかりしていた。当時のHTML5熱は高かったのだろうと想像できるのだけれど、今から考えるとスタイルシートの本でそこまでページを割く必要は感じられない。HTML5の未来の章をコラムにしても良かったのではないかと思う。ちなみにHTML5の未来を担当しているのは面白法人カヤックでエンジニアを担当している人のようだ。CSSNITEで賞をとっていたんだな。
これだけの内容を扱うのに210ページしかないので、jqueryやCSS3、チュートリアルは説明不足が目立つ。最後のチュートリアルはCSSの基礎、可変レイアウト、jquery、CSS3、レスポンシブ・ウェブデザインを利用した複合的なサイトを実際に作成していくという内容だった。CSS3とjquery、チュートリアルページの説明が丁寧にされていると内容が充実したのではないかと残念に思う。
また最新のWebデザインや手法を掲載するMDNの本というだけあって、Webの未来を考えさせられる内容かあった。CSSのエンジニアに関わる話なのだが、ユーザーがあらかじめ端末でCSSを選択して、ユーザー側ではHTMLのリクエストをするノーマライズという考え方だ。製作者はHTMLだけを作成することになるんだろうか。そうなるとCSS作成のフロントエンドエンジニアの需要は少なくなる。海外ではそういった議論もでているという話だった。
全体的に基本は抑えてあり内容は濃い思う。無駄を省いてバランスが良くすればしっかりした本になったのではないかと感じた。 -
こんな人にオススメ
・ネットショップ運営でデザインスキルが必要になってきた方
・Webデザインを学びたい方
CSSの基礎知識やアイデア・デザインテクニックをまとめた一冊。スマートフォンとレスポンシブ・ウェブデザインの部分まで細かく解説しているので読み応えがある。実際に仕事でWebデザインをしている人にも CSSのワンポイントテクニックは役立つはず。 -
よくあるデザインの作り方が載っており、参考になりました。
cssの個々の設定についてはネットで調べればいくらでも出てくるのですが、実際に一般的によく見るデザインをつくるには?というところがネットではわかりずらく、本書ではわかりやすかったです。 -
基礎の出来ていない自分にはありがたい教本。文字中心だが、説明では必ず図柄を使用しているので分かり易い。ある程度たって読み返したら、新しい発見もあり。良かった。
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貸し出し状況等、詳細情報の確認は下記URLへ
http://libsrv02.iamas.ac.jp/jhkweb_JPN/service/open_search_ex.asp?ISBN=9784844362678