価格、品質、広告で勝負していたら、お金がいくらあっても足りませんよ

著者 :
  • クロスメディア・パブリッシング(インプレス)
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本棚登録 : 307
感想 : 49
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784844370666

感想・レビュー・書評

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  • 日本はサービスもよく、マーケットとして成熟しているために、簡単にはモノが売れなくなっていることに皆が気づいている。でも、どうしたらいいのかわからない。ストーリーブランディング…本書を読んで感じたのは、モノが溢れてる日本では、ココロが足りないのかな~本当のココロを感じられるストーリーを望んでいるように感じました。ワクワクをありがとうと言いたくなる内容で一気に読めました。

  • First of all, it is important to take the first step and continue every day.

    Even if the change in a day is small, it will make a big difference if you accumulate it.

  • ストーリーマーケティングについての本

    先日読んだファンクラブマーケティングと合わせて
    とても勉強になった1冊。


    類似品や同等品が増え、
    どんな商品もある程度の品質が保証され
    情報が溢れる時代。

    顧客が心から欲しいものを見つけにくい今
    仕掛けによって、ニーズを喚起する必要がある。


    今まで企業は価格と品質、広告で差別化を図り
    他社と勝負をしてきたいたけど、
    勝負の仕方(商品ディテールの伝え方)を変え
    顧客の心を動かさないといけないのだなあ、と。


    メーカー(企業の)、販売員の、販売商品の
    それぞれのストーリーを確立し、ファンを作る。


    サラリーマンの自分でもできることを模索したい。

  • 本書は、価格、品質、広告などで商売をしていたら、絶対に大手や先行者に勝てない。勝つためには、オンリーワンの特徴を出し、ニッチに活路を見出せ、と主張する。そのための実例も豊富で、マーケティングとはこういうものかと感心させられる。

  • 「志」心に決めた信念があり、そして向かうべき目標、言い換えれば何のために存在するのか?
    という使命がないことには、今日では5年は栄えても10年、20年と長期には存在できない。
    そのためには存在意義を再定義することになるが、これを明確にできるなるかどうかがわけれ道。

  • 中小規模の会社の経営者や事業主へ向けた、「ストーリーのある」売り方を仕掛けていく方法。 "カヤックという会社の経営理念、げんべいのビーサン、旭山動物園。志のストーリー、ブランド化のストーリー、エピソードのストーリーを作って世に広めよ、というアドバイス。私自身は何を売るわけでもない会社勤めなわけだから、蚊帳の外感はありだったが、こういうのを考えるのは面白いと思った。私は自分の結婚相手を見つけたいんだけど、どうすればいいんだろう?
    おもしろいとか、かっこいいとか、本当にやりたいこととか、そういうことを追求してみるのはどうだろう。私はいったい何を売りたいんだろう。どうやって世間とかかわっていきたいのだろう。"

  • 大崎Lib

  • チェック項目5箇所。これからは、ニーズをつくり出すものです、本当のニーズのない生活者に、「あ、こういうものが欲しかったんだ」と気づいてもらわなければならない、そのためには、ストーリーがあった方が断然有利です。かといって、注意してほしいのは、ビジネスにおけるストーリーはフィクションであってはならない、という点です、いくら黄金律にそっていても、とってつけたようなフィクションだと、逆効果になってしまうことが多いのです。「効率がいいということは無駄がないということ。でも無駄がないということは、伸びしろがない、とも言えます」。はっきり言います、「お客様第一主義」とミッションや経営理念に書いてある会社やお店は、かなりヤバイです、それは本当の本当に本音ですか? あなた自身や社員、家族よりもお客さんの方が大切なのですか? ・「ストーリー」を見つけるための10のヒント ①正直になる・誠実である②オープンである③お客さんがストーリーに参加できる余地を残す④約束以上のことをする⑤既存市場を敵にまわす⑥商品そのものを売らない⑦精神的な満足を売る⑧希少性をつくる⑨自分が欲しい商品を売る⑩ぶっちゃける

  • 675||Ka

  • 何で差別化すべきか?

    →ストーリーには人の感情を動かす力がある
    志、ブランド化、エピソードのストーリーがリンクしあって、生活者からみて納得できるものにする
    強みと社会的意義に自分の欲望やエゴを一旦加えた上で、その後削ることでリアリティのあるものになる
    ブランド化こそがオンリーワンへの道
    オンリーワンになるために
    1.絞りこむ
    2.見せ方を変える
    3.とにかく宣言する

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著者プロフィール

コピーライター。湘南ストーリーブランディング研究所代表。
大阪大学人間科学部卒業後、大手広告代理店勤務を経て独立。数多くの企業の広告制作に携わる。東京コピーライターズクラブ(TCC)新人賞、フジサンケイグループ広告大賞制作者賞、広告電通賞、ACC賞など受賞歴多数。特に企業や団体の「理念」を一行に凝縮して旗印として掲げる「川上コピー」が得意分野。「物語」の持つ力をマーケティングに取り入れた「ストーリーブランディング」という独自の手法を開発した第一人者として知られる。現在は、広告制作にとどまらず、さまざまな企業・団体・自治体などのブランディングや研修のサポート、広告・広報アドバイザーなどもつとめる。著書は『物を売るバカ』『1行バカ売れ』『コト消費の嘘』(いずれも角川新書)、『キャッチコピー力の基本』(日本実業出版社)、『江戸式マーケ』(文藝春秋)など多数。海外においても「ストーリーブランディング」をテーマにした本がベストセラーになっている。

「2023年 『ストーリーブランディング100の法則』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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