会社では教えてくれない仕事のルール
- クロスメディア・パブリッシング(インプレス) (2010年2月16日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784844370895
作品紹介・あらすじ
正しく評価されているのだろうか、何のために働いているのだろうか、今の会社で本当にいいのだろうか、あなたの迷いを晴らします。
感想・レビュー・書評
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リクルート社出身のキャリアコンサルタントが語る、働き方・キャリア形成のマインド。
タイトルから想像したようなディープな内容でこそなかったものの、目先の仕事の話から一歩視野を広くして、狭義の「仕事」から広義の「働くこと」の観点で、我々はどうすべきかが語られている。読んでいると、まだまだ自分は井の中の蛙だったということを認識させられる。
各項目は4ページほどのエピソードでまとめられ、それぞれに「迷いを晴らす仕事の至言」「今日からの課題」がある。この「今日からの課題」が意外とためになる。
ビジネス書読みはどうしても受動的になりがちだが、この「課題」をきっかけに自分で考えると、この本を読むことの意味が大きく増す。
仕事への向き合い方を見つめ直すのによい1冊。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
『話す内容のレベルは高くなくても、自分で考え、自分の言葉で話す人を周りの人は評価するのです。』
『テクニックよりも心を磨け。
ー遅刻をする。挨拶をしない。人に感謝の気持ちを伝えない。相手の気持ちを配慮しない。ーこの人はテクニックを学ぶ前に、もっと基本的なことを学ぶべきだったのです。』
人として、ビジネスマンとして、付け焼き刃でないことが書かれている本。
何度も読んで、どんな会社でも通用する人になりたい。 -
「新しいものに食いつけ」。新しいものにもっと敏感にならなければと再認識した1冊です。本のまとめ、ブログは以下に載せています。
http://kashiwabaray.com/blog/index.php?itemid=66&catid=2 -
一見よくビジネス書に書いてあることばかり並んでいるように感じるが、ポイントごとに課題という形で読者に問いかけてきて、1つ1つ答えを考え読み進めていくと、いかに自分が自分のことを知らなかったか、当たり前と思っていたことができていないか、そしてどうすればよいか考えるきっかけをたくさんもらった。
紙とペンを持って自問自答しながら読むことをお勧めします。 -
みんなが教えてはくれないが、社会に出てから大切なポイントがたくさんかいてあります
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立ち位置の微妙な仕事をしていることもあって、少しヒントを探して読んでいた。仕事をする上での心がけとか、どの会社に行っても役に立つようなスキルを付けるためのきっかけや方法について書かれている。
意外性や気付きを得ることができず、自分にはあまり役には立たなかった。間違ったことが書いてあるわけではないが、問題はそうした知識をどうやって行動に移すかにある。水は低きに流るるもの。 -
会社では教えてくれない『心の遣い方』を具体的に教えてくれる本。
二時間程でさっくり読めたが、今迄その場ではやっていた事を明文化してくれたようでスッキリと心が晴れた読後感。
格言も箸休めに入り、ちょくちょくパラパラと読み返したくなる。 -
転職するには~な内容が多め。
あと心持。
名言が載ってて、度々なるほど~と思いました。 -
コンサルタントってキーワードで探していたら、タイトルが気になって図書館で予約。そしたらキャリアコンサルタントだった。。。まぁ、折角だから読んで見ることに。
内容はキャリアコンサルタントである著者が、仕事をする心構えや価値ある人間となるためのテクニックなどをわかりやすく説明。就活中の学生や、社会人なりたての人には一つ一つチェックすることで役に立つ本となっている。だが、ノウハウ本よろしく、中身の薄い本となっている感はいなめない。ただし、所々有名な経営者や歴史上の人物の名言、格言を紹介しているのは評価できる。
以下、個人的なメモ。
・成功した人間になろうとするな。むしろ価値のある人間になろうとせよ。byアルベルト・アインシュタイン
・今日はあれをやり、明日はこれ。というように、あまり気が散ると結局どれもものにならないですよね。by湯川 秀樹
・いつかできることは、すべて今日でもできる。byモンテーニュ
・安いものを細かくケチるよりも、高いものをとことんケチるほうが効率がよい。
・「仕事の報酬は仕事なので給与は関係ありません。」
・素晴らしいチャンスは、ごく平凡な日常に隠れている。それは、強烈な目的意識を持った人の目にしか映らないものだ。by稲盛和夫