すべての仕事を紙1枚にまとめてしまう整理術

著者 :
  • クロスメディア・パブリッシング(インプレス)
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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784844371212

作品紹介・あらすじ

いらないものを思いっきり捨て、シンプルにまとめる力を磨くと、机の上の書類の山がなくなる。

感想・レビュー・書評

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  • 紙1枚・ノート1ページで自分の思考を整理する方法

    〇「Sの付箋」で分析をする。(p40)
    ☆まあ、付箋でなくてもよいだろう。大切なのは、5つの要点を整理すること。今私の担当している企画ならどうなるかやってみよう。
    ①誰に対しての?
    ②何を強化したい?何のため?
    ③どのようにすると?
    ④どうなるの?
    ⑤一言でいうと?
    まあ、割と書きやすいかも。ただ、この5つのフレームワークを覚えていられるか、という問題はありそう。

    16分割メモ。
    〇赤・・最重要なこと
    黄色・・スポットライトをあて、フォーカスしたい箇所
    青・・Myテーマ
    緑・・気付きやストックしたい言葉
    ゴールド・・特別なテーマ
    ☆おそらく、左上の部分にカラーコードをつけておくことで、後で見やすくするシステム。
    左上にはテーマと日付を書く。
    この16分割は、私自身けっこう好きなフレームワークだったが、日付とテーマは枠外に書いていた。中に入れて今度書いてみたい。プレゼン資料を作るのに便利。

    ☆私の個人的意見だが、フレームワークは少ない方がいいと思う。枠がないと書けない、というのは確かにそうなのだが、自分の使い慣れた枠が数個あって、テーマに合わせてそれを使うのが理想の姿だと思っている。
    どの枠で書くのか、ということにエネルギーを使うのは無駄、というかあまり意味がないと思う。

    今私の使っているフレームワーク
    ①ねぎま式メモ 読書のとき
    ②0秒思考 考え事
    ③16分割のメモ プレゼン 順に整理

    もっと使っていきたいフレームワーク
    ①3分割のメモ 講義・会議に

  • 本書の目的は、いろいろな情報の整理を、すべて紙一枚で達成するための方法の紹介です。

    結論は、複雑だったことがシンプルになると、モノごとはうまく回り始めます。モノごとがうまく回り始めるとあなたの仕事もどんどんシンプルになっていきます。何をしたらいいのか、わからない。とあれこれ手を出すより、シンプルに考え、シンプルに行動する。そのために必要なことは紙1枚

    紙1枚にするための7つのフォーマットが紹介されています。

    ①Sの付箋:仮説検証

    ②16分割メモ:メモ帳の機動性、ポストイットの「ブロック単位のメモ」、ノートの「作業性」の3つのいいとこどり
    ・カラーコード、色に意味を持たせる
    ・情報をインプット、アウトプットするときには視覚的に分けることを考えるようにしましょう

    ③キラーリーディング:限られた時間で膨大な資料や多量の書籍の中から、そのエッセンスだけを抽出すること
    ・どれだけたくさん資料があっても、それを見ればわかる紙を1枚用意してくれ。
    ・キラーリーディングの5つのステップ
     ①問い ②16のキーワード抽出 ③3のキーワード抽出 ④メッセージ ⑤本の中身の集約
    ・キラーリーディングをすれば、断片的に散らばっている情報を整理しなおし、全体的な視点から、構造的に読み解くことができる

    ④1枚引継ぎマップ:いらないものを捨てるためのリスト作り
    ・書類やプレゼン資料にあれこれ詰め込んでも、「何が言いたいのかわからない」資料ができるだけ。
    ・いらないもの使わない者を思い切って捨てる。ストーリー作り。
    ・マインドマップをつかう

    ⑤マッピング・コミュニケーション
    ・マッピングコミュニケーションとは「話の地図」を作ること
    ・中央にテーマを書く。論点1,2,3を書く。論点ごとに議論を展開する。結論が得られる。それを、NextStepに落とし込む
    ・利点 ①会議の論点がぶれない ②会議を振り返ることができる ③会議の時間が短縮される ④全員の意見がでる ⑤モノごとを構造化してとらえることができる

    ⑥1・2・3マップ:ロジカルシンキングの3つの型で考える
    ・トヨタのA3 ①背景 ②現状 ③ゴール ④課題 ⑤解決策 ⑥計画 の6つを織り込む
    ・1メッセージの長男 2W1H(What、Why,How)の次男 3の法則の三男 3つの理由 3つの利点

    ⑦物語プレゼンテーション:ストーリーで人を動かす、物語にすることで説明をシンプルにする
    ・3幕 
     第1幕 オープニング 現状、変化、問いでひきつける
     第2幕 メイン
     第3幕 エンディング

    目次は以下の通りです。

    まえがき
    第0章 紙1枚で整理するとはどういうことなのか
    第1章 思考力・仮説力を磨き上げるSの付箋
    第2章 インプット・アウトプットの効率を劇的に高める16分割メモ
    第3章 本を1冊15分で読むキラー・リーディング
    第4章 いらないものをシンプルに捨てる1枚引継ぎマップ
    第5章 会議時間を半分にするマッピング・コミュニケーション
    第6章 言いたいことが誰にでも伝わる3つの型と1・2・3マップ
    第7章 どんな相手も納得させる物語プレゼンテーション
    あとがき

  • この本は、読み手の能力が試される気がする。
    如何に効率よく情報をまとめ上げるか、それを如何に分かりやすく他人に伝えたり、共有できるか。読んだ上で、どう実践するか?
    使いこなせるものならやってみろ!という、著者からの挑戦条かもしれない。使い方次第で、用途は際限なく広がるかも。
    私は特に、Sの付箋、1.2.3マップ、そしてトヨタのA3が気に入って使っている。

  • 7つのフォーマット
    1.Sのふせん 誰の、何が、どのように、どうなった、で 要は何が言いたいの
    2.16分割メモ
    3.キラーリーディング 本を15分で読む、問いを立てる、16のキーワード→読む→3つに絞る
    4.1枚引継ぎマップ
    5.マッピング コミュニケーション
    6.123マップ
    7.物語プレゼンテーション

  • 頭の中の思考を紙一枚で可視化しましょうという本です。
    読書、会議、そして課題解決のツールとして、大きな武器になります。
    この手の本は、読んだ時はわかった気になっても、実践が難しいものが多いのですが、本書は誰にでも簡単に実践出来ることを主眼に置いて書かれています。
    オススメです。

  • 正直、他の仕事術系の本との違いは、よく分からなかった。

    ただ、すべての仕事を紙1枚にまとめるというコンセプトはおもしろい。また、そうしなければならないところまで大量の仕事を抱えていたのであろう著者が、今までくぐってきた修羅場を聞いてみたい。

    本書にも書かれていたが、何らかのプロジェクトに当たって60冊の本を3日で読まなければならない、みたいな環境は私自身がすでに置かれている状況。

    ここからさらに、いかに仕事の処理量を増やすか?
    それを考える上で参考になりました。

  • ノートを16等分にして、アイディアを出す方法はいいかも!フォーマットが決まっているのも。後、いろんな資格を取り続けるのではなく、まず何か形にしてみるのが大切ということも。

  • 仕事に必要なシンプルさがわかる本。手法は人それぞれだか、この本に書いてある観点を持つことが必要.

  • 著者はコンサルティング会社等を経て、クリエイティブマネジメントという会社の代表の方。

    16分割メモやマインドマップ、3つの型でのシンプルな説明等説明あり。いまひとつ頭に残らない本であったが、実際に使ってみようと思います。

  • //破棄

    ○仕事のフォーマット
    だれの
    何が
    どのようにして?
    どうなった?
    で、要は何がいいたいの?



    Solution(問題解決)
    Story(物語)
    Simple(単純)


    ○キラーリーディング(1日10冊の本を)

    1.問いを立てる

    2.各本から、必要なキーワードを3つずつ絞って集める

    3.3つの言葉から、「要するに何?」を書く

    4.各キーワードを1枚の紙に書く

    5.答えが見つかる


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著者プロフィール

クリエィティブマネジメント株式会社代表取締役

「2016年 『図解・結果を出す人がやっている「超・シンプル仕事術」』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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