僕たちは知恵を身につけるべきだと思う

著者 :
  • クロスメディア・パブリッシング(インプレス)
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  • Amazon.co.jp ・本 (317ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784844371885

作品紹介・あらすじ

ハーバードやケンブリッジで教えてくれなかったこと、合理性やロジックだけでは解決できないこと、世界で活躍するエリートたちが最後に気づくこと、机上の空論ではない、これからの世界を生き抜くためのリアルな処世術。

感想・レビュー・書評

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  • ■知恵とマインド

    A.自由になりたければ実力をつけろ。

    B.可変性を持つこと。
    臆せず未知の領域にチャレンジすること。
    才能が否定されれば、あっさりと方向転換できる柔軟性があること。
    そういう人との方がビジネスでは活躍できる。

    C.目標を設定し、なぜそうするのか?いつまでにやるべきなのか?を問う。

    D.凡人は出来ない理由を説明する達人、天才は出来ない理由を覆すのが快感。

    E.よく覚えとけ。
    現実が正解なんだ。
    時代が悪いの、世の中がおかしと云ったところで仕方ない。
    現実は事実だ。

    F.提案を伝えるときに大事な4点
    1.数字的な根拠
    2.感覚をことばにすること
    3.説明しすぎないこと
    4.情熱

    G.自分のアイデアがいかに優れているかではなく、相手に合わせた自分の発想を伝えられる人がアイデアを実現できるのです。

    H.人生はクローズアップで見れば悲劇だけど、引いてみると喜劇になるんだ。

    I.段取りの2つのプロセス:最短距離で進む方法
    1.ゴールに到達するための選択肢を限りなく多く生み出すこと。
    2.優先順位をつけ、最適な選択肢を選ぶこと。

    J.どんな仕事も、小さく分けてしまえば、難しいことは何も無い。

    H. 重要なのは今までの「安定」と決別することです。
    自分の人生に責任を持っていくことが、結果的には本当の意味で「安定」した生活を得ることにつながるということを知ってもらえればと思います。

    I.結局のところ、人間には「人のために何かをしたい」とか「自分がしたいことによって誰かが喜んでくれる」とか、そういうことが嬉しいと感じる欲求が備わっているのでしょう。

  • 【僕たちは知恵を身につけるべきだと思うを読んで】
    語りかけるような特徴的なタイトルに目がいく一冊。

    まず、著者の森田正康とは何者か。
    経歴をみると、12歳で渡米、UCバークレー、ハーバード、ケンブリッジなどを渡り歩く。。。
    エリート中のエリート!
    そんな彼が合理性やロジックで解決できない、経験で得た学びを凝縮した本。

    合理性と義理人情、両方の側面から書くことでバランスの重要性に気づかされます。
    「人間は理屈では動かない。」
    「ではなんのインセンティブで動くのか?」
    これらの疑問を解決するために「ヤバい経済学」と非常にリンクする部分が多い本なのでセットで読むといいかも!

  • 仕事にも結びつくところは多いと思うが、一人の人間として考え方を改める良い機会だと思った。
    この本の前に堀江貴文さんの本を読んだが、やはり大小関わらずトップに立つ人はポジティブだなと感じた。
    著者は「合理性」と「義理人情」の2つが大切だと言っているが、主に書かれているのは後者。合理性は努力でなんとかなるかもしれないが、義理人情は幼少期からの考え方の癖が関わっている分、変えることが難しいことが理由かと思った。

    ただ、個人的には文章があまり好きではなかった。

  • 自己啓発

  • 知識と知恵。

    知識は、ある事柄について知っている見識
    知恵は、うまく処理していく能力

    いくつかの知識をうまく組み合わせることで
    知恵が出せるようなイメージです。


    本日ご紹介する本は、
    これからますます重要になる知恵について
    いろいろな観点から紹介した1冊。


    ポイントは
    「義理人情」

    昔に比べると今は課題や問題がどんどん複雑化していて、
    一人の考えだけではなかなか解決できなくなっています。

    課題や問題を合理的に考えるのも大事ですが
    人の助けを借りることも重要。

    人との関係を続けるために、義理人情を大切にすることが
    良い知恵を出すためには大事です。

    一番必要なのは人と仕事をしているという意識。



    本書の中で
     凡人はできない理由を説明する達人、
     天才はできない理由を覆すのが快感
    という言葉がありました。

    日々の仕事に追われていると
    できない理由を覆す快感を味わおうと思う余裕がなくなるものです。

    日ごろから余裕をもって
    知恵を出すことに楽しさを感じれるようになりたいと
    思うような内容でした。

    ぜひ、読んでみてください。

    ◆本から得た気づき◆
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
    上に行けば行くほど、知識は役に立たない
    手前の1円、遠くの100億円、どちらも視野に入れておく
    リスクを負わない人間にはやりたいことはできない
    人生はクローズアップで見れば悲劇だけど、引いてみれば喜劇になる
    人を理解するには、受け入れることがスタート地点
    そこにあるものではなく、ないものを追う
    マーケティングは知識の問題ではなく、完全に知恵の世界
    必要とされないものを作ることほど不幸なことはない
    リスクを背負えない仕事をしている時点で、給料は増えない。
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

    ◆目次◆
    第1章 合理性と義理人情
    第2章 才能を捨てよ
    第3章 人気者になる
    第4章 アイデアを実現する
    第5章 うまく立ち回る
    第6章 最適な行動を選ぶ
    第7章 人の上に立つ
    第8章 文明開化する
    第9章 安定からの決別
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

  • 大崎Lib

  • 読みやすいし面白い。重要ポイントは文中に箇条書きでまとめられているので読み返すときに便利。偉人の名言の挿入もあって良い。

  • 優秀な経歴を持ち、教育業界で起業した著者の考え方は共感できることが多く、また時代を経ても通づるものがある。知恵とは、つまりマインドセットと工夫を重ねる努力のことなのかもしれない。

  • この本はビジネスの手法というより、心構えについて語っている。通して、相手との関係性だ。
    最初のほうでもでてくるように、「とにかく先に損をする。貸し続ける。」のである。 が、そこですごく印象的な言葉が続いた。「自分が損しているとわかってくれる相手を選ぶ。」
    ビジネスというか、人間関係・家族から友人恋人まで、もちろん相手のために利他の心を持つことはとても重要である。
    が、それと同時に本書でもあったように、それをわかってくれる人である必要があると考える。
    そして、よりよい結果を生み出すために相手にできること、守らなければいけないことしたほうがいいことが上気したことを軸に展開されている。 
    最適行動のために最悪の想定を。

  • 変化して行く状況の中で自分の頭で考え、基準を作りながらも柔軟にやっていきなさい、僕はこう考えます…という感じなのかなと。

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