ぜんぜん気にしない技術

  • クロスメディア・パブリッシング(インプレス)
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784844373346

作品紹介・あらすじ

失敗しても、嫌われても、怒られても、お金に困っても、夢がなくても、いいんです。中卒起業家とハーバード卒、異色の2人の共通項はひたすら自分に正直なこと-きれいごとなし、本音で語ります。

感想・レビュー・書評

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  • 【印象に残った話】
    ・夢や希望はあってもいいが、なくてもいい
    ・夢や希望を持つことより大切なのは、気になったら手を出してみる、というスタンスで何かをはじめてみることだ
    ・仕事に時間をかけすぎてしまうことを防ぐには、自分の中での最低ラインを上手に設定すること
    ・相手があっての仕事なのだから、自分の完璧ではなく相手の合格ラインを超えることを目指すべき
    【アクションプラン】
    ・自分にとって完成度が低くとも、まずは相手に見てもらい早めにフィードバックをもらう

  • 特に家入氏の考え方はすでにオレの中で共感とともに染み付いてベースが出来ているため、あまり目新しい内容とは思わなかったが、いろいろと考え方の再確認できた。

    文中の表記方法については「ぼく」「ボク」
    なんて分け方せずに「家入」「家入じゃない方」とちゃんと描いて欲しかった。なので、これによりオレの脳内では、ほぼ家入氏の書いた内容と消化されている。
    また、6時限目は、返却期限がありほぼ読んでないので、また別の機会に読み残した部分は改めて読みたい。

  • 家入さんと森田さん、真反対な経歴(主に学歴と家庭経済環境)を持つ二人の起業家が同じ本で、人生相談に応えるような本。

    二択で物事を決めようとしている人は 、夢と仕事 、理想と現実 、自分と他人 、どうやって両立したらいいのか 、考えることを放棄していることになるし、0と 1 、その間には無数の選択肢がある 。自分の人生のためには 、その面倒なことを考えないといけない。
    どんどん何かに投資をして 、自分を磨いていけば 、結局お金はついてくるもの。
    何もしないこと 、投資すること 、どちらがきみにとってリスクですか ?
    思わずドキッとする言葉たち。やっぱり人っていろんな悩みがあるけど、結局答えは自分で基準を設けたり納得したり、自分で考えないと意味がないんだなあ〜。と。


    本の構成が朝の会から始まり、授業→昼休み→授業→帰りの会で終わるというふうな学校の授業に見立てているのがすごく面白かった。
    読者を楽しませようとしている工夫が感じられてすごく気持ちいい。

  • 世渡り下手にかぎって,味がある人になる
    自分に正直に生きることで敵ができるのは当たり前のこと
    負のエネルギーは笑いで正に変わる
    人見知りでも挨拶はしろ
    業務で英語を必要とするのは1割
    貯金より投資

  • 薄々気付いてはいたけど、色々気にしすぎているんだな。ボクは。
    色々なところで色々な人に色々な形で、「やりたいことはやってみることです」と言われ続けてきた。
    やっぱりそうだよね。

  • 非常に軽く、すぐに読める。あまり色々周りを気にしても意味ないよ、という軽い感じが良い。
    自分が思っているほど、他人は自分を見ていないし、気にしてない。
    仕事の人間関係を悩むくらいなら、本当に大事な家族や両親、親戚との関係をもっと大事にしていくべくだと思った。

  • 図書館

  • 期待していた内容とはかなり違ったけど、それなりに考えてはいるんだなぁという印象。
    期待していたのは、「ふてぶてしく生きるには」とか「お金がなくても起業できる」とかそんな内容。
    ここら辺は素直にホリエモンの本を読んだ方がいいのかも。
    語り口調じゃない方が個人的には良かったかなとは思う。

  • ・コンプレックスや怒りといったネガティブな感情は、前に進んだり、壁を打ち破ったりするための燃料になりうる。大切なのは、批判内容に耳を傾けるのではなく、批判された事実と向き合うこと。なぜ、反対意見が来るのかという理由を考えたり、批判者のバックボーンを推測したりと、広い視野をもつことで相手への理解も深まり自分も冷静になれる。反対の声に「勝つ」とか「負ける」といった優劣をつけるのではなく、自分の判断の材料にすることが肝心。

    ・世間や人に下手に期待するから、その期待に応えてもらえなかったときに、裏切られたような気持ちになって冷たいと感じてしまう。そうしたら最初から、期待しないようにすればいいだけの話。

    ・きみが1回や2回行かなかっただけで「あいつ付き合い悪いよな」って悪口を言われているんじゃないかという心配もいらない。だいたい飲み会にちょっと行かないだけでダメになってしまうようなそんな薄っぺらい関係に、必死になってつながっておく必要はない。

    ・「選択の余地があること」=自由。一つでも二つでも選択肢が多ければ、それだけ自由の道は広がる。

    ・0と1の間にある無数の可能性。「やめる」か「我慢して続ける」か。「捨てる」か「何が何でも諦めない」か。0か1の二択しかないなら、単純で簡単だ。二択で物事を決めようとしている人は、夢と仕事、理想と現実、自分と他人、どうやって両立したらいいのか、考えることを放棄している。「白黒ハッキリしろ」とか言いたがる人の声は聞かなくていい。自分にはどんな選択肢があって、それぞれどんな未来につながっているのか。なるべくたくさん思いつける人の方が楽しくていきていけるに決まっている。

    ・みんな将来が不安って言うけど、結局将来っていうのは今の積み重ねでできるもの。だから、貯金するだけで何もしないより別の何かに投資したほうが最終的なリターンはきっと大きくなる。お金は道具にすぎない。何かと交換してはじめて価値がうまれる。もっているだけじゃ、何も得られないんだ。だから、僕たちはお金はどんどん使う。ガンガン入ってきたものを投資にまわす。自分に投資するのでもいいし、どんどん面白い人と飲んでつながっていくのでもいい。何もしないこと、投資すること、どちらがきみにとってリスクですか?

  • ○夢も希望もただの荷物
    →生きる糧になることもあるけど、足を引っ張ることもあるから気をつけた方が良い

    ○面白そうだなあと思ったらやってみる。気になったら手を出してみる。つまづいてしまったらいったん身を引いて、体勢を立て直した上で再度首を突っ込んでみる。そうやって何かをはじめてみることのほうが、夢を探すことよりも大切だと思う。
    →荷物なんか捨てて、目の前のことやってみようよ。



    世の中、たくさんの人が我慢して過ごしている。
    電車で寝ているサラリーマンはみんな疲れ果てた顔だし、
    グーグルで「仕事」や「毎日」と検索バーに打ち込むと、間髪入れずに超ネガティブな言葉が予測表示される。

    どんな結果になっても「がんばって損した」とは思わない
    好きでやっているから♪
    自分が楽しくてつくったものが誰かを喜ばすことができたならラッキー☆うまくいかなければ「そうかあ、だめかあ」

    「人に任せること」と「目的が達成できること」は別の話。お願いしたいことができるかわからないし、できたらいいなというレベルで人に依頼するくらいがちょうどいい。

    政府は信用できない・・・
    「国」という巨大なものに振り回されているような言葉には違和感を覚える。政治のルールを知っているはずなのに
    (略)国は大型船と同じで前方にくじらが突然顔を出してもそう簡単に方向転換はできない。曲がりたいように曲がるためには少し前から舵を取っておく必要がある。そのことをちゃんと想像できていない人が多い。

    政治にそこまで主体的になれないのは自分がお客さんだと思っていることが大きい。この国の方向を選んでいるのは間違いなく自分なんだという自覚が大切だ。その自覚がないと、政治に興味を持っていないのに、過度に期待を背負わせることになる。

    国に対して文句をいうこと。それは自分を否定することになる。

    世渡り上手になるには自分を出さずに表面的に生きていく必要がある。
    でもボクは自分のことが大好きだから、自分を抑えることに苦痛を感じてしまうし、自分を押し殺して生きていくくらいなら、世渡り上手にならなくてもいいと思ってしまう。

    @西洋のことわざ
    一日だけ幸せでいたいならば、床屋にいけ。
    一週間だけ幸せでいたいなら、車を買え。
    一ヶ月だけ幸せでいたいなら、結婚をしろ。
    一年だけ幸せでいたいなら家を買え。
    一生幸せでいたいなら、正直でいることだ。

    「友達」と「慣れ合い」、「居場所」と「依存」を取り違えている人も多いような気がする。

    人間だから感情に波があるのはあたり前で、その気持ちをコントロールしたり、切り替えたりしようとするには限界がある。感情はうまく操ろうとするのではなく、気持ちの波とどう付き合うかを考えた方が、うまくいくことが多い。

    日本人は周りと歩幅を合わせようとする人が多いな

    飲み会にちょっと行かないだけでダメになってしまうようなそんな薄っぺらい関係に、必死になってつながっておく必要はない。

    by山本七平「空気の研究」

    「体は折れても、心は折れない」と念じて頭を下げる
    「土下座しろ」・・・「えっマジでやっていいの?」と喜んでやる

    イヤなことは後回しにすると、おなかの中でどんどん腐ってくる

    人に怒られたときやイヤなことを言われたとき、
    裏切られたときこそ「スマイル0円」でいると、本当にいいことが巡ってくる。
    → 負のエネルギーを正のエネルギーに変える必要がある。
    そのキーポイントは「笑い」

    日本経済はアップダウンだが、家庭

    by「菊と刀」
    欧米は’罪の文化’日本は’恥の文化’

    不思議なもので、批判を受けると傷ついてしまう。好かれたいと思っていた人に好かれていなかったときは本当につらい。
    →逆に不安でしょうがない自分を好きになってあげること。

    きみは早い変化の波についていける力を持っているか?

    きみは上司が何も言えないくらい結果を出しているか?

    リーダーを任されたときに失敗してしまうポイントの一つが、民主主義にしてしまうこと。大きなプロジェクトでも小さなプロジェクトでも、下手に民主主義を取り入れて、メンバーみんなの意見を反映させるのであれば、リーダーは必要ない。

    人脈・・・
    自分が損する気を持つことが大切。見返りを求めず「やらせてください!」って動くところから何かが始まる。

    日本では「弱者を助けたい人は、自分が生活できるギリギリまで削るべき」という不思議な風潮がある。
    →いきなり42キロ先よりも、まずは最初の一歩を見つめる

    by最澄
    「道心の中に衣食あり、衣食の中に道心なし」
    何かをやり遂げようとする心があれば、自然と経済的に苦労することはなくなる

    何もしないこと、投資すること、どちらがきみにとってリスクですか?

    結局、ラクな仕事というのは、きみにとってラクに見えるだけなんじゃないかな?

    お金は何に使っても、それがきみのためになっているならいいと思う。たとえ給料のほとんどが飲み代に消えてしまっていても、それがストレス解消になったり、他にも何かを得られているならぜんぜんいいと思う。
    →大事なことは、何色に染めるにしてもきみ自身が決めるということだ。つまり「使わされるお金」を減らすこと

    きみはもっと稼ぐために何かをしている?

    「お金=幸せ」という時代に比べて、収入以外の幸せの軸を見つけやすい時代でもある。年収というわかりやすい物差しだけで自分をはかることはない。きみにあった別の評価軸を持つといいと思う。

    「おごってもらって申し訳ない」と思うよりも、素直に感謝の気持ちを伝えればいいと思うし、「次はぼくが払います」とか「いつかなんらかの形で返したい」と心の中で思っていればgood

    自分なりの歩幅で報われるまで

    自分の人生を他人の人生に費やすのがもったいない
    → 注意する時間ですらもったいないけど、違反者に腹を立てて気にしたりしまっている時点で、自分の気持ちを支配されていることになるから、それ自体もできれば避けたい。

    根本的に人は一人。誰かがどれだけ困っていたとしても、何の利益もなしにいちいち耳を傾けてくれるほどみんな余裕はない。それならいっそのこと、「世の中は冷たいんだ」と腹をくくって、身近な人たちを笑顔にできるようにしていればきっときみの周りだけでも温かくなると思う。

    年上の人たちが若者にしてあげられることって、経験を与えたり生き方を教えたり、機会をたくさんつくってあげたりすることだと思っている。

    「ガマン」イコール「努力すること」なんて式は絶対ありえない。
    焦点は「自分がどれだけ大変な思いをして一生懸命やっているか」ということより、「計画の正確さ」とか「毎日の目標の達成度合い」のほうが重要になる

    世渡り上手になるためには自分を出さずに表面的に生きていく必要がある。→自分を押し殺して生きていくくらいなら、世渡り上手にならなくてもいいと思ってしまう。

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