作品紹介・あらすじ
大阪のネジ工場の派遣社員から、外資のトップ営業に。ありえない失敗の数々を乗り越えて、GE、バイエル、シーメンスなど巨大企業で成功をつかんだ著者が明かす、働き方のコツ。
感想・レビュー・書評
絞り込み
-
仕事に取り組む姿勢に関する自己啓発本。
出世する人のマインドと行動、出世できない人のマインドと行動を筆者の経験に基づいて紹介している。
具体的行動
・与えられた仕事に対してどのような付加価値を与えられるか最低1つはメモに書き出す
・タスクで悩みが発生したらその時点で相談をあげる
-
チェック項目10箇所。これからのキャリアに、特別なスキルなんて不要だ、スキルなんて後でいくらだって身につけることができる、まずは恐れずに、他人よりいっぱい失敗をして、もがいてほしい、失敗を恐れて、引きこもっていても何も得るものはないのだ。最も大切なものを手に入れれば心に余裕ができる、そしてそこから順番にひとつひとつ手に入れることを楽しんでみるのもいいかもしれない、運は待っていてもやってこないし、強く意識していなければ、それに気づけない。出世する人い……付加価値を考えて、目標達成に向けてプランニングする人。桃太郎だってひとりで鬼退治はできなかった、仲間と一緒に戦った、不可能だと思うのは、何が足りないかを分析できていないだけだ、ひとりでは決してできないけれど、こういう助けがあればできる、そういう思考をもつことが大切なのだ。人を巻き込むときは同じゴールを共有する、何が何でも達成する意思を持つ、そうやってその熱意が、その覚悟が人を巻き込む、そして、相手の目線になり、相手の意見を尊重するが一人の意見に振り回されるのではなく、いろいろな意見を聞く、自分ができることをする、相手のためにできることをする、そうやっていくことで信頼を得られ、ビジネスでの人の輪は広がる。成功するための条件のひとつは、諦めずに自分の信念を貫くことだと思う、理解してくれない人、攻撃してくる人は必ずいる、そんな中、周りとうまくやろうとするあまりにいろんなことを妥協すると、妥協していけないことまで妥協し、最初の形を留めていないといった失敗が往々にしてある。うまくいっていないときに余裕を持てるか、常に余裕を失わないかということがポイントだと思う、そして余裕を持つためには、まずは自分を軸とする、そして衛星をいっぱい持って何かうまくいかないときは他のことに夢中になる、それでもダメなら休む! そして自分なりに手当てをする。私がプレゼン資料つくりをしていると部下が慌てたりするが、そんなことより自分の仕事をしなさい、早く帰りなさいといつも怒る、でも、わかってもらいたい、部下の仕事は上司の機嫌をとることではない、そして本当のプロとは何でもできる人のことだ。人間、嫌われて一人前ってことだ、何か成し遂げるにはどこかの局面でまわりに迎合することなく、自らの道を真っすぐ進む必要がある人より優れ、成功することがあると、嫉妬されて脅威に思われることもある、自分に正直に真っすぐに進もうとすると、人のコンプレックスを刺激したりする。
-
チャンスを生かすには、仕事への姿勢が重要だということがわかりました。
長谷川有季の作品