スタンフォード・マッキンゼーで学んできた熟断思考

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  • Amazon.co.jp ・本 (210ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784844373766

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  • スタンフォード・マッキンゼーで学んできた熟断思考2014/9/26 著:籠屋 邦夫

    会社や組織、社会の持続的発展のためには、天才的ひらめきによるトップダウンの「即断即決」よりも、じっくりと、丹念に、メンバーの知恵や知識を集めてフル活用する、的確なプロセスを踏んだ「熟断思考」の方が、組織全体の納得感が高くコンセンサスがとれる分だけ、より質の高い意思決定と実行に到達できる。

    本書の構成は以下の7章から成る。
    ①スタンフォードとマッキンゼーで学んできたこと
    ②悩みや課題をリストアップし、全体観を把握する
    ③フレームを設定する
    ④選択肢を精査し、列挙する
    ⑤不確実性を考慮する
    ⑥価値判断尺度をはっきりさせる
    ⑦基本3パーツを統合しての意志決定

    著者独自の「熟断思考」
    既存の思考の組み合わせと独自のスパイスにより組み合わされたそれは非常に有用ではあるものの難しい。

    ついていくのも難しく、頁を戻して読んだりそのまま読み進めても全てが頭に入ってこなかった。意図や効果については理解できるため最期までついていきたかったものの、理解にまではいたなず終焉してしまった。

    数年後にもう一度チャレンジしてみようと思う本。
    棚の少しおくで熟成させておこう。

  • 意思決定の評価を定量的に行う点は同意。
    但し、その手法として最後にNPIV(トータルでの嬉しさ)という相対的・主観的な判断を入れてしまうと再現性の低下、価値観によるばらつきが生じてしまうのではないかと思う。

  • 蔵書
    電子書籍

  • 一人の男の転職か、独立か、社内での新規事業か、その選択からの意思決定をたどっていくサブストーリーがリアリティが高くて、参考になる。ビジネス書の中でもかなり有用に使える一冊。結局は意思決定の質をあげていくしかない、選択肢を増やすことも大事だが、選ぶことの重要性。

  • しっかり考えて決断しようということで、熟断なのだろうが、、熟なら考なり慮だと思うが、、、漢字の感じに違和感。それだけではちょっと読む気が失せた。

    基本的には条件整理をしっかりしてフレーム考えて的なお話。よくまとまってはいるが、当たり前といえば当たり前。
    目次で大体の構成はわかるが、大雑把にメモしておく。

    <メモ>

    熟断思考 現状分析(ロジカルシンキング)→選択肢→不確実性→価値判断尺度→戦略
    天才思考 現状分析(ロジカルシンキング)→天才的なひらめき→戦略

    ①悩みや課題のリストアップと全体像の把握
    ②個別課題のフレーム設定
    ③具体的な複数の選択肢の検討
    ④不確実要因の明示的な取り扱い
    ⑤価値判断尺度の認識とトレードオフ判断
    ⑥ ①〜⑤を統合した最終的な意思決定への取り組み

    課題の大きさ抽象度による課題の3つのレベル
    ミッションレベル、戦略レベル、オペレーションレベル

    即断ではなく熟断が要る3つの場合
    決断の結果が出る時間が長い、投入するしげんが大きい、失敗の打撃が大きい

    フレーム設定の枠には考慮すべき時間の幅も加える。
    明らかに軽い項目は取り除く

    現状維持は必ず選択肢に残す
    意思決定とは具体的なアクションであること。
    せんたくしのなかみはとことんリアルに想像する





    スタンフォード・マッキンゼーで
    学んできた 熟断思考

    <目次>



    はじめに

    序章 スタンフオードとマツキンゼーで学んできたこと
    ロジカルシンキングの限界
    「即断即決」神話の終わり
    4年間取り組んだプロジェクトの中止
    スタンフォードとマッキンゼー
    意思決定論とロジカルシンキングの融合
    熟断思考のメ力ニズム
    熟断すれば「後悔」と「失敗」がなくなる
    意思決定課題の3つのレベル
    戦略レベルが弱い日本
    大前研一さんとスティーブ・ジョブズ
    基本を身につけるには個人の課題から

    第1章 悩みや課題をリストアップし、全体観を把握する
    熟断すべき課題、即断すべき問題
    考える期限を設定する
    「意思決定」とは何か
    悩みや課題をリストアップ・整理する
    リストと優先順位をアップデートし続ける
    CASE STUDY ビジネス人生相談 第1話

    第2章 フレームを設定する
    フレーミングがすべてを決める
    フレーミングの定義
    いつ頃、どうなったら嬉しいと思うか?
    「いつ頃」を適切にフレーミングする
    視野を広く取り、意思決定項目と選択肢を具体化する
    枠を外し、視野を広げる
    不確実要因と価値判断尺度を抽出する
    明らかに軽い項目は取り除く
    パッションを持ち、ワクワクできる構想を思い描く
    CASE STUDY ビジネス人生相談 第2話

    第3章 選択肢を精査し、列挙する
    これからのことだけを考える
    現状維持は必ず選択肢に残す
    可能な形への具体化・ブレークダウン
    「遺言戦略」的発想
    サンクコストとゲインドアセット
    熟断思考で自分の本当の願いに気づく
    選択肢の中身はとことんリアルに想像する
    経営資源の投入度合いがわかる中身にする
    CASE STUDY ビジネス人生相談 第3話

    第4章 不確実性を考慮する
    良くない結果を恐れない意欲と覚悟
    未来を予測するための努力
    不確実性を複数のシナリオに可視化する
    重要な不確実要因を見極め、シナリオを考える
    「インテリジェントえいやー」で切り込む
    どこまで情報を集めるべきなのか
    CASE STUDY ビジネス人生相談 第4話

    第5章 価値判断尺度をはっきりさせる
    価値判断尺度を精査する
    価値判断尺度を具体的に定義する
    制約条件とトレードオフ条件
    価値判断尺度を定量化する
    ネットプレジャーバリューで判断する
    嬉しさの順位と相対的な点数をつける
    複数の自分で考える
    CASE STUDY ビジネス人生相相談 第5話

    第6章 基本3パーツを統合しての意思決定
    ディシジョンツリーを完成させる
    選択肢ごとの期待値を算出する
    最後は自分の心に従う
    浅田真央選手の演技をシミュレートする
    フリープログラムの期待値を算出する
    Good Decisionで悔いなき決断を
    CASE STUDY ビジネス人生相談 最終話

    おわりに

  • イヤー。新刊だった。
    いまの時流にあっているのかもしれない。
    つまり、あまり決断ができないことが ネックになっている
    という時代なのかもしれない。

    しかし、塾断思考 という考え方が
    理解できそうでできない。
    本で読んで わかるものではないようだ。

    実際自分で テキスト化して 考てみることが
    必要なんでしょうね。

    適切なフレームを作ること。
    『意思決定と選択肢』
    →『仕事のやりがい』『事業での成功』『待遇•給料』
    『不確実要因』
    『価値判断尺度』

    インテリジェントとパッション。
    主観的確率と期待値
    嬉しいシナリオ

    いかに Good Decision するのか がポイント。

    未来は予測できない。
    それを 『エイヤー』といって、決断する時もあるだろうが
    なんとなく 決断している 
    私には よくわからない思考方法だった。

  • ■書名

    書名:スタンフォード・マッキンゼーで学んできた熟断思考
    著者:籠屋 邦夫

    ■概要

    130社、1万3000人を支えた、成果を最大化する決断の方法

    多くのビジネスマンが、ロジカルシンキングをビジネスに用いるよ
    うになりました。
    しかし、現状分析には有用なこのツールも、未来を切り開くには力
    不足。キャリアのステージが進み、裁量が上がるにつれ、想定外の
    事態に悩まされることが多くなるでしょう。

    著者はスタンフォードで意思決定理論を学び、
    マッキンゼーで多くの問題解決に携わってきました。
    そこで生み出されたのが、
    少ないリスクで最大の成果を得るための決断の技術である『熟断思考』。
    なにが起きるかわからない世の中でも
    前向きにビジネスを進めるための、
    一生使える思考法です。

    【熟断思考の6つのステップ】

    1 悩みや課題のリストアップと全体観の把握
    2 個別課題のフレーム設定
    3 具体的な複数の選択肢の検討
    4 不確実要因の明示的な取り扱い
    5 価値判断尺度の認識とトレードオフ判断
    6 1?5を統合した最終的な意思決定への取り組み
    (From amazon)

    ■気になった点

    なし

  • 直接聞いた話なので理解は容易でしたが、講義を聞いたことがない方も身近な例題が組み込んであるので理解は容易です。是非実行したい。

  • スタンフォード、マッキンゼーで学んだこと、また著者も東大大学院出身で、さぞかし難しいのかと思ったが、著者は自分自身をへい平凡だと感じており、だからこそ凡人でも熟考すれば、最高のパフォーマンスを発揮できるという信念のもと、誰でも使えるツールとして開発された。すべての想定されるシナリオを洗い出し、自分が嬉しいと思う確率とそのシナリオが起きる確率を主観的に弾き出し、判断するというユニークなもの。自分が使いこなすには何度か読み込む必要があると感じた。

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