一流の人はなぜそこまで、習慣にこだわるのか?

  • インプレス (2015年4月1日発売)
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本 ・本 (224ページ) / ISBN・EAN: 9784844374060

感想・レビュー・書評

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  • ●読もうと思った理由
    一流の人を参考にして、自分の1日の過ごし方を見直したいと思ったから。今は社会人になる前の大学4年生で時間があるからダラダラしがちだけれど、だからこそ今のうちにしっかり自分の納得いくスケジュールを立ててそれを達成していく感覚を掴むとともに習慣化していきたい。

    ●感想
    自分に投資することの大切さを知ることができた。他の本で読んだことのあるような内容もいくつかあったけれど、実践できそうなことが著者の経験をもとに提示されていて自分なりにアレンジしてできそうなことやそのまま取り入れられそうなことを学べたから実践してみたい。

    ●実践してみたいこと
    ⚪︎ 一日のスケジュールを考える時は、今の自分にとって重要なことは何かを考え、その中でもとくにエネルギーを使うことからこなしていく。
    ➡️朝の集中力のある時間帯に優先順位の高くてエネルギーを使う作業をするように計画を立てるようにしてみる。

    ⚪︎ セミナーなどに参加する社員に対しては「板書をそのままメモするな。気づきを書いてこい」と口酸っぱく言ってます。なぜなら大半のセミナーは、講師の話よりも自分が得たヒントや学びに価値があるからです。
    ➡️セミナーや研修の際は、自分の気づきや感じたことをメモすることを意識してみる。

    ⚪︎ 集中力の持続時間を計測してみる。実際にストップウォッチで測ってみる。

    ⚪︎ このメールには返事をしたほうがいいのかな?と考えること自体が私にとって時間とワーキングメモリのムダ。
    ➡️LINEの返信はすぐにしようと思った。

    ⚪︎ 「企画書を考える」「データ収集をする」といった曖昧な表現で終わらせずに「企画書のテンプレートを埋める」「公的な情報を調べ、海外事例を10個調べる」など、具体的な動作に落とし込んでいくことがコツです。
    ➡️あらゆることで実践できること。自分の悩みやモヤモヤ、仕事のことなどは、まず紙に書き、そこから具体的な行動を考えていくようにしたい。

    ⚪︎ 寝る直前に適している作業とは脳が情報を整理してくれることを見越したインプットの作業です。
    具体的には学習目的の読書(暗記)と、問いを立てること。
    問いを立てるとは、答えに近づくための質問を決めること。それが決まった時点でその日の作業は終了です。問いを立てたことで脳内の整理のされ方にも変化が出て、朝起きたら回答が出来上がっていることもあります。
    ➡️寝る前の時間は読書と次の日の計画を立てる時間にする。

    ⚪︎ 感情が揺さぶられた喜怒哀楽メールをアーカイブ化して、なぜ自分がこのメールが嬉しかったのか、なぜ怒りを覚えたのかと、自己分析する時期がありました。するとそのうち自分なりの感情が揺れ動くパターンが分かるようになり、とくに気分を害するメールに対しては「またこのパターンね」と、冷静に感情をコントロールできるようになった。
    ➡️メールでなく、まずは日常で喜怒哀楽を感じたときはすぐにスマホのメモに残すことを心がける。隙間時間等にそれぞれの感情の細分化をして、ノートにまとめておく。

    9⚪︎週報例(セルフフィードバックの設問)
    ・過去一週間、やろうとしていたことは?
    →まずは振り返り。前週に立てた目標を実行できたか。
    ・今週実行したことで「特筆すべきこと」「将来の仕事を楽にすること」はなんですか?
    →思い浮かばなかったら「自慢したいこと3つ」「失敗したこと1つ」を書き出してみる。
    ・10年かけて願いがひとつ叶う魔法を持っています。何を叶えますか?
    ・その願いを実現する上で課題になっていることは何?
    ・それをすでに解決している人、参考になる人、質問すべき人は誰?
    ・今週死んでしまうかもしれません。この一週間でやめるべきことはなんですか?
    ・これからの一週間やるべきことは?
    ・実行にあたり問題になりそうなことは?
    ・目の前で「自分」が悩んでいたらどんなアドバイスをしますか?
    ・それで資産は増えましたか?
    ➡️とりあえず、「過去一週間、やろうとしていたことは?」
    「今週実行したことで「特筆すべきこと」「将来の仕事を楽にすること」はなんですか?」の2つに回答してみる。

    ⚪︎一流の人に会う機会があったら「その人の人生を変えた本」を聞いてみることをおすすめする。今の自分の基準では絶対に選ばない本について教えられることで、自分が大きく進化するチャンスになる。
    ➡️質問のテンプレの一つに取り入れる。

    12.人生を変えた本
    小川さん
    ・ソフィーの世界-哲学者からの不思議な手紙
    →哲学史の本
    ・冒険投資家ジム・ロジャーズ世界大発見
    →現地現物、仕組みやルールは世界どこでも変わらないことを学んだ
    ・オデッセウスの鎖-適応プログラムとしての感情
    →利己的な自分に悩んでた時期に読み、思想形成に大きな影響を受けた
    ・白痴 ドフトエフスキー
    →世界観次第で世の中の見え方が変わる。あなたにとってのムイシュキン公爵はどんな人?
    ・60分間・企業ダントツ化プロジェクト顧客感情をベースにした戦略構築法
    →自営業者にとって役立てやすい本
    俣野さん
    ・小説 上野鷹山
    ・経営パワーの危機-会社再建の企業変革ドラマ
    →組織と個人が成長するためのエッセンスを擬似体験できる
    ・島耕作シリーズ
    →サラリーマンを賢く生き抜くための知恵を得られる
    ・影響力の武器
    →人から与えられる影響にはどのようなものがあるか解明した社会心理学の書。
    ・黒川温泉のドン後藤哲也の「再生」の法則
    →弱者が強者になるための秘訣を学ぶ
    ➡️小川さん、俣野さんから各一冊を選び、読んでみる。

    13.新入社員はまずは組織や業界の流儀を覚える
    ➡️意識する。

  • 2016年41冊目
    24歳で起業し28歳で9社の経営に関与する著者
    それだけの会社経営に関与すると仕事も効率化しないととてもこなせない
    本書は仕事を効率的に実行し、成果につなげていくためには日々の行動を
    どう変えていくか、そのためには習慣化することの重要性を説明する。
    そして、習慣化するためのコツを紹介。
    私としては毎週、毎月の行動のレビューの仕方が参考になりました。

  • 著者は確かに成功しているんでしょうが、それなら「成功した私の習慣」としたほうがまだ説得力あるかな。

    一流の人=自分として、こうこうあるべきという話を続けられても、自慢話が好きな人の話を延々聞いてるような感情しか生まれなかった。

    ただ、週報やら自己投資の重要性など、なるほどと思わせるものがあったのは事実です。

  • 自分でできることは限度があるから、周りの人間を有効活用するということが今の状況からはっとすることだった。周りの人がやらないからって仕事を引き取ってしまってはダメなのだ。「どうやってその人にやらせるか」にシフトすべきなのだ。

  • 優秀な人は日々の習慣ができている
    一瞬だけはなく継続できること

  • へぇ~、思うこともあったが、自分には、できない、当てはまらないと思うことが多かった。でも、著者がすごい方だということはよくわかった。

  • 成果を生み出す習慣について書かれていることは分かったが、「これは!」というほどの発見もなく、読むのが疲れた本。

  • 職場で著者の講演を聴いた人がいて、興味が湧いたので図書館で予約してました。
    なかなかよかったです。

    ビジネスにフォーカスした本ですが、なんにでも応用できます。
    本文中にも、「誰しも自分とは一生の付き合いになります。その一生をよりよくすることが自己管理の目的です。」と書かれていますしね。

    ひとことで言えば仕事でいうところのPDCAサイクルをわかりやすく説明した本で、それを習慣化するヒント(しくみづくり)が盛り沢山な本なんです。
    恥ずかしながら、PDCAを自身の生活に活かすなんて考えたことなかったので、かなり目からウロコでした。

    元々私の座右の銘は「継続は力なり」
    なので、よりよい習慣を、自分の得たい結果のために、現状把握→改善→振り返り、していきたいと思います。
    (早速タスク計測アプリダウンロードして、使ってマス。)

    ・人のやる気は5秒で終わる、なので、やる気スイッチが瞬間を見逃さずに立ち上がろう。
    ・必要なのは意志の力ではなく、仕組みづくり。

  • あまり大したことはなかった。

  • 一流の◯◯という本
    ってたくさん出てる。
    これもノウハウ系だけど
    新鮮さがあまり感じらなかった。
    ん、これどっかで読んだとか
    聞いたことあるなぁという感じ。
    たくさんの本を読む人は
    そこにあること実践し、
    自分のこととして書くからなんだろうか。

    他の一流◯◯に書いてあることについて
    違うんじゃない?と。
    お礼は手書きでとか、
    お中元、お歳暮を送るとか。
    うーん
    確かにそうかも。


    一流の人って、多分自分を
    一流って思わないんだろなぁ。
    人をランク付けしたり
    人を利用したりしない、とか。

  • 「頑張れ」よりも具体的な行動で何をするのか。

    残存エネルギーを意識しながら1日の使い方を考える。

    3回自由席に乗れたら、1回グリーン車に乗るのと変わらない。

    食事制限ではなく食生活改善。

    週に一回必ず会社の掃除をする。

    趣味ではパーソナルトレーナーを雇う。
    成果を出す人ほど教えを乞う。

    いくつかの本を参考に。

  • 4時起き。なかなか難しいけれど、早く出勤すると効率が上がるのは確かです。電話も鳴らないし。
    映画を15分で切り上げるのはできそうもない。

  • 確かに、書いてあることはごもっともだが、どこかで見た話かわ、それもまとまりなく書かれている感じ。


    少なくとも、情報のプル、プッシュは逆だと思うが、、、

  • 習慣が人間をつくることがよく分かる内容。

    モチベーションなんて簡単な言葉ではなく、
    自分自身の行動を管理下に置いていきたい方に
    ぴったりの内容です。

  • 2022/10/01初回
    やりたくないけど成果が出ることを習慣化する。
    朝はテレビ、スマホ、新聞を見ない。コントロールできることは全てコントロールする。
    朝飯前こそ重要なことをする。1日の残存エネルギーを意識しながら1日の使い方を考える。
    現状を変えたいなら、大きなことから変えていく。

    スケジュールは重要なことから埋めて、その中に自分も組み込む。
    無駄を見極め、徹底的に排除する。
    頭を使わない努力をする。メモは記録するため、ノートは考えるため。
    やる気スイッチを見逃さずキャッチする。それはたったの5秒。逆に5秒待てば負の感情を抑え込める。
    成果はかける時間ではなく、集中度で決まる。
    人の時間を使い最大の成果を上げることを考える。つまり、同時進行のものを増やすことを考える。自分のところで流れを止めない。他人の時間を価値に転換させる。プロセスの詰まりを解消する。

    選択と集中を個人レベルでも行う。
    削れるものはないか?削ったことで起こりうる不都合は何か?どうすればその不都合がなくなるか?あるいは本当に不都合なのか?
    完璧を求め過ぎるとプロセスメタボになる。仕事の目的は完璧さではなく、成果である。
    仕事をフェーズで区切る。それは期間と達成基準を明確にすることである。

    1日の設計は睡眠時間から立てる。

    アイデアを考える基本は発散と収束。ひたすら案を出すフェーズとこれぞ。というものを選ぶフェーズ。

    判断する。という行為は基準を考える行為でもある。
    判断をする時には真逆の意見、対局軸を考える。
    物事を把握することから始める。自分の認識と実際は案外ずれているものである。
    情報の収集と管理は徹底的に効率を上げる。情報に振り回されないようにする。
    物事に対する反射は避けられないが、判断は変えられる。

    毎週振り返りと課題の整理を行う。プライベートでもできていないので取り入れたい。
    どのように自分のスケジュールに落とし込むか考える。

    体験にお金を払う。モノより、思い出。

    親孝行をする。そして当たり前のことに感謝する。自分の人生を精一杯生きる。

    目標はどういう人でありたいか。何をしたいか。何を手に入れたいか。に分けられる。
    人生の目標はどういう人でありたいか。というもので、一生かけて続けたい。ものである。

    2025/04/09 2回目

  • 結果にこだわるために変えるべき、着目すべき点は何なのか改めて考えさせてくれる本。

    なんのために行動するのかという指針がハッキリしていれば、行動は起こせる。
    その上で、こなさなければならない日常のルーティンをこなすための環境であったり、自己認識作りをする事の重要性を教えてくれる。

    きちんと意味のある習慣を身につけていくことで思考が、行動が、言動が変わって行くのだろうなと読んでいて痛感したので改めて自己を見直していこうと思えた。

  • 自己啓発本、最初の一冊。
    著者らの考えるビジネスマン、一流サラリーマンが身につけたい習慣が53個、1つ1-2頁で記載。
    全て実現できたらなかなか。

    個人的に最初に考えるべきだと思う3つは

    …朝にやる理由があるから早起きできる。
    …人の時間を使って最大の成果を上げる。上司であろうと部下であろうと。
    …ビジネス書を読んで最初から最後まで新鮮な内容なら読書量不足

    特に読書量が不足してるので、これから頑張る。

  • 一番最初にかいてある、

    頑張らないで成果を出すのが一流

    これがこの本の全てだと感じました。
    いかに頑張らずに習慣を創り上げることで楽して結果を出していくのか?

    成功するいい習慣を創れれば、努力は不要なのだと強く感じました。
    そのためにも成功者はどんな習慣を作っているのか?それをどのようにして習慣に変えているのか?
    そこを突き詰めていく行動をしていきます!!

  • ◆主旨
    日常生活において、習慣がいかに大切な役割を担うかが書かれた本。
    また、サラリーマンとしての自己管理ではなく、ビジネスマンとしての自己管理についても書かれていて、
    自分が結果を創る経営者という前提で書かれていたのも良かった。

    ◆気づき・学び
    ・早起きにも理由があるからできる。自分の中でやるべきことを明確にして、理由をつけて、早起きするのが当たり前の状態を作ること
    ・メモは忘れるためにある。思考することに頭を使うべき。
    ・お金がない時にこそ、自分に投資する。
    ・自分の価値を常に上げ続けること。「一年経過して、市場価値が同じなら、事実上、自分の価値が下がったということ」

    ◆実際の行動にどう活かすか
    ・金銭的にも、時間的にも負荷をかけて、今この時だからこそ、若いうちに自分に投資をして、どこに行っても稼げる、結果の出せる自分になっておく。
    ・複利で成長すること。昨日の自分よりもできることを増やす。

  • 毎日の習慣が将来をつくる!自分自身の資産価値をあげてくことが大事!
    やりたいかやりたくないか、でなくて自分の欲しい結果に繋がってるかどうかの判断軸で考えて行動していこうと思えました(*≧∀≦*)/

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