一流の人はなぜそこまで、習慣にこだわるのか?~仕事力を常に120%引き出す自己管理~
- クロスメディア・パブリッシング(インプレス) (2015年4月14日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
- / ISBN・EAN: 9784844374060
感想・レビュー・書評
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●読もうと思った理由
一流の人を参考にして、自分の1日の過ごし方を見直したいと思ったから。今は社会人になる前の大学4年生で時間があるからダラダラしがちだけれど、だからこそ今のうちにしっかり自分の納得いくスケジュールを立ててそれを達成していく感覚を掴むとともに習慣化していきたい。
●感想
自分に投資することの大切さを知ることができた。他の本で読んだことのあるような内容もいくつかあったけれど、実践できそうなことが著者の経験をもとに提示されていて自分なりにアレンジしてできそうなことやそのまま取り入れられそうなことを学べたから実践してみたい。
●実践してみたいこと
⚪︎ 一日のスケジュールを考える時は、今の自分にとって重要なことは何かを考え、その中でもとくにエネルギーを使うことからこなしていく。
➡️朝の集中力のある時間帯に優先順位の高くてエネルギーを使う作業をするように計画を立てるようにしてみる。
⚪︎ セミナーなどに参加する社員に対しては「板書をそのままメモするな。気づきを書いてこい」と口酸っぱく言ってます。なぜなら大半のセミナーは、講師の話よりも自分が得たヒントや学びに価値があるからです。
➡️セミナーや研修の際は、自分の気づきや感じたことをメモすることを意識してみる。
⚪︎ 集中力の持続時間を計測してみる。実際にストップウォッチで測ってみる。
⚪︎ このメールには返事をしたほうがいいのかな?と考えること自体が私にとって時間とワーキングメモリのムダ。
➡️LINEの返信はすぐにしようと思った。
⚪︎ 「企画書を考える」「データ収集をする」といった曖昧な表現で終わらせずに「企画書のテンプレートを埋める」「公的な情報を調べ、海外事例を10個調べる」など、具体的な動作に落とし込んでいくことがコツです。
➡️あらゆることで実践できること。自分の悩みやモヤモヤ、仕事のことなどは、まず紙に書き、そこから具体的な行動を考えていくようにしたい。
⚪︎ 寝る直前に適している作業とは脳が情報を整理してくれることを見越したインプットの作業です。
具体的には学習目的の読書(暗記)と、問いを立てること。
問いを立てるとは、答えに近づくための質問を決めること。それが決まった時点でその日の作業は終了です。問いを立てたことで脳内の整理のされ方にも変化が出て、朝起きたら回答が出来上がっていることもあります。
➡️寝る前の時間は読書と次の日の計画を立てる時間にする。
⚪︎ 感情が揺さぶられた喜怒哀楽メールをアーカイブ化して、なぜ自分がこのメールが嬉しかったのか、なぜ怒りを覚えたのかと、自己分析する時期がありました。するとそのうち自分なりの感情が揺れ動くパターンが分かるようになり、とくに気分を害するメールに対しては「またこのパターンね」と、冷静に感情をコントロールできるようになった。
➡️メールでなく、まずは日常で喜怒哀楽を感じたときはすぐにスマホのメモに残すことを心がける。隙間時間等にそれぞれの感情の細分化をして、ノートにまとめておく。
9⚪︎週報例(セルフフィードバックの設問)
・過去一週間、やろうとしていたことは?
→まずは振り返り。前週に立てた目標を実行できたか。
・今週実行したことで「特筆すべきこと」「将来の仕事を楽にすること」はなんですか?
→思い浮かばなかったら「自慢したいこと3つ」「失敗したこと1つ」を書き出してみる。
・10年かけて願いがひとつ叶う魔法を持っています。何を叶えますか?
・その願いを実現する上で課題になっていることは何?
・それをすでに解決している人、参考になる人、質問すべき人は誰?
・今週死んでしまうかもしれません。この一週間でやめるべきことはなんですか?
・これからの一週間やるべきことは?
・実行にあたり問題になりそうなことは?
・目の前で「自分」が悩んでいたらどんなアドバイスをしますか?
・それで資産は増えましたか?
➡️とりあえず、「過去一週間、やろうとしていたことは?」
「今週実行したことで「特筆すべきこと」「将来の仕事を楽にすること」はなんですか?」の2つに回答してみる。
⚪︎一流の人に会う機会があったら「その人の人生を変えた本」を聞いてみることをおすすめする。今の自分の基準では絶対に選ばない本について教えられることで、自分が大きく進化するチャンスになる。
➡️質問のテンプレの一つに取り入れる。
12.人生を変えた本
小川さん
・ソフィーの世界-哲学者からの不思議な手紙
→哲学史の本
・冒険投資家ジム・ロジャーズ世界大発見
→現地現物、仕組みやルールは世界どこでも変わらないことを学んだ
・オデッセウスの鎖-適応プログラムとしての感情
→利己的な自分に悩んでた時期に読み、思想形成に大きな影響を受けた
・白痴 ドフトエフスキー
→世界観次第で世の中の見え方が変わる。あなたにとってのムイシュキン公爵はどんな人?
・60分間・企業ダントツ化プロジェクト顧客感情をベースにした戦略構築法
→自営業者にとって役立てやすい本
俣野さん
・小説 上野鷹山
・経営パワーの危機-会社再建の企業変革ドラマ
→組織と個人が成長するためのエッセンスを擬似体験できる
・島耕作シリーズ
→サラリーマンを賢く生き抜くための知恵を得られる
・影響力の武器
→人から与えられる影響にはどのようなものがあるか解明した社会心理学の書。
・黒川温泉のドン後藤哲也の「再生」の法則
→弱者が強者になるための秘訣を学ぶ
➡️小川さん、俣野さんから各一冊を選び、読んでみる。
13.新入社員はまずは組織や業界の流儀を覚える
➡️意識する。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2016年41冊目
24歳で起業し28歳で9社の経営に関与する著者
それだけの会社経営に関与すると仕事も効率化しないととてもこなせない
本書は仕事を効率的に実行し、成果につなげていくためには日々の行動を
どう変えていくか、そのためには習慣化することの重要性を説明する。
そして、習慣化するためのコツを紹介。
私としては毎週、毎月の行動のレビューの仕方が参考になりました。 -
著者は確かに成功しているんでしょうが、それなら「成功した私の習慣」としたほうがまだ説得力あるかな。
一流の人=自分として、こうこうあるべきという話を続けられても、自慢話が好きな人の話を延々聞いてるような感情しか生まれなかった。
ただ、週報やら自己投資の重要性など、なるほどと思わせるものがあったのは事実です。 -
自分でできることは限度があるから、周りの人間を有効活用するということが今の状況からはっとすることだった。周りの人がやらないからって仕事を引き取ってしまってはダメなのだ。「どうやってその人にやらせるか」にシフトすべきなのだ。
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優秀な人は日々の習慣ができている
一瞬だけはなく継続できること -
へぇ~、思うこともあったが、自分には、できない、当てはまらないと思うことが多かった。でも、著者がすごい方だということはよくわかった。
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成果を生み出す習慣について書かれていることは分かったが、「これは!」というほどの発見もなく、読むのが疲れた本。
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あまり大したことはなかった。
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一流の◯◯という本
ってたくさん出てる。
これもノウハウ系だけど
新鮮さがあまり感じらなかった。
ん、これどっかで読んだとか
聞いたことあるなぁという感じ。
たくさんの本を読む人は
そこにあること実践し、
自分のこととして書くからなんだろうか。
他の一流◯◯に書いてあることについて
違うんじゃない?と。
お礼は手書きでとか、
お中元、お歳暮を送るとか。
うーん
確かにそうかも。
一流の人って、多分自分を
一流って思わないんだろなぁ。
人をランク付けしたり
人を利用したりしない、とか。