離れて暮らす親のもしもに備える本

著者 :
  • クロスメディア・パブリッシング(インプレス)
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本棚登録 : 37
感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784844374497

作品紹介・あらすじ

3人に1人が仕事との両立に不安を感じている。年間10万人の介護離職=年収激減を生き抜く知恵とは?

感想・レビュー・書評

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  • お金をかけず、リバウンドしないための実家の片づけは、なんといっても親が自ら動くように仕向けることです、子どもが強引に片づけをやった場合、ほぼ100%リバウンドするか、さらに悪い状態に向かいます、最悪、親子関係さえ壊れてしまいます、一気にと望まず、じっくり時間をかけます。実家は親にとっては生き様そのものです、それを大きく変更してもらうわけですから、一筋縄ではいきません、強硬な反対にあって、かえって強情になり、関係すら悪くしないよう気をつけなければなりません。マイナス面が改善することを強調するのではなく、プラス面が膨らむことを強調して、じっくりと話し合う覚悟が必要です。◽︎親の変調を見逃さないためのポイント(1)冷蔵庫・期限切れの食品がたくさんないか? ・同じ食材がいくつも入っていないか? ・使いかけの同じ調味料がたくさんないか? これ以外にも、
    ・掃除がされていない・怪しい健康食品のようなものが大量にある・明らかに前までの状態と違う・などなど、冷蔵庫は親の異変を表す情報の宝庫です。脳卒中や認知症、骨折・転倒などは親の様子や行動を観察して予兆を見つけなければ、事前に予防できる可能性があります、そのためにも、次のようなことに注意してみるとよいでしょう。・料理の味付けが変わった→塩辛くなった、甘すぎる、前とは全然味が違うなど ・服装が季節に合っていない→夏なのに厚着をしている、季節感がずれているなど・性格が変わった気がする→怒りっぽくなった、ちょっとしたことで泣くなど・睡眠のリズムがおかしい→昼寝ばかりしている、朝起きるのが遅いなど・同じことを繰り返したりする→すぐに同じ話をまた話したり聞いたりする、同じものをいくつも買い込んでいる節があるなど・動きたがらない・何かとおっくうがる→人に会いたがらない、物をしまわない、面倒くさがる、財布の中が小銭だらけなど
    介護認定で「非該当(自立)」と判定された段階では、いかに要支援・要介護状態に至らないよう、いかに自立した生活を持続させるかに活動が絞られるかと思います、介護予防教室などで運動器機能の向上、口腔機能の向上、低栄養予防、閉じこもり予防、認知症予防、うつ予防に取り組んでいます、また、友人同士で集まり健康づくりをしたい人を対象に運動の紹介や介護予防に関する出前講座も行っています。

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