最後までやりきる力

  • クロスメディア・パブリッシング(インプレス)
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レビュー : 8
  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784844374640

感想・レビュー・書評

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  • 最近の自己啓発のトレンドの一つに、やり抜くとか「GRIT」などがあげられます。
    本書もその「やりきる力」を身に付ける為のヒントを提供してくれます。

    ーーー以下メモーーー
    「自分の決意を真剣に扱う」(P81)
    「見せかけの決意は失敗をまねきやすいだけでなく、あらゆる決意の信頼性と効果を損ねてしまうからだ」(P83)
    「決意を呼び覚ます合図を作る」(P93)
    「筋力だけで自動車を持ち上げるのが非現実的であるのと同様、嫌な作業に取りかかろうととするとき、意志の力だけをあてにするのは間違っている。また意志の力が足りないと自分を責めるのは、素手で車を持ち上げられないからといって自分を責めるのと同じく意味がない」(P110)
    「労力のいることは環境に任せる」(P117)≒環境管理型権力

  • 革命的だわ

  • 「最後までやりきる力」を身につける方法を、具体的な事例も織り交ぜ解説した本。

    この本によると、やる気があっても最後までやりきることができないのは自然なことらしい。そもそも人間の思考がそのようになっていて、目的を達成するために何をすべきかを考えるのは得意な一方、それを自動的には実行に移させてくれないらしい。

    では、どのようにすればやる気が実行に移るのか。
    まずは決意を具体化し、曖昧さをなくすこと。目的達成のために具体的に何をするかを決めた方が効果が高くなる。そして、決意を書いたメモをいつも見えるところに置くなど、決意を常に意識すること。

    また、物事をやりきる秘訣として、やらなければならないことは簡単な手順で、逆に決意を阻むような、やらなくてもよいことは面倒くさくなるような手順にしておくことも有効だと書かれている。

    分かりやすかった事例として、つまみ食いの話が載っていた。手間を省くため、スライスのサラミを買ってしまった男性が、夕食までにすべてのサラミをつまみ食いしてしまった。反省した男性は、次に塊のサラミを買うことにした。塊のサラミをつまみ食いするためには、スライスする必要があるし、包丁やまな板の洗い物もできてしまう。その手間を考えると面倒で、つまみ食いをしなくなったという話だ。

    そのほか、締切期限など、自分を追い込む方法を探すことや、嫌いな作業のハードルを低くするという方法も書かれていた。
    事例として、エアロバイクを毎朝40分こぐという目標が辛くなった人が、とりあえずウェアに着替えて、サドルに腰かけるというところまですることに決めた。そうすると、たいていはその後エアロバイクをこぎ、本来の目的である毎日運動するということが達成できたという話だ。

    自分自身、締切期限など切羽詰まった状態にならないと、なかなか物事をやらないことが多い。なんとかやる気が起こらないかなとよく思っていた。この本を読んで、やる気だけでは簡単に物事を実行できない、物事をやりきるためには自分を追い込んだり、やり方を簡単にしたりすることも有効なんだなと思った。

    図書館スタッフ(東生駒):あおむし

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    帝塚山大学図書館OPAC
    http://opac.tezukayama-u.ac.jp/mylimedio/search/search.do?target=local&mode=comp&category-book=1&category-mgz=1&materialid=1100394290

  • 物事を最後までやり遂げられない、そもそも取りかかることが億劫だ、という人向けに、どうしたら取り組みやすいか、ということを書いた本。

    まずこの本の著者は、そもそも人は「やる気」が自然に湧いてくることはない、としている。
    歴史のバイタリティーに溢れた偉人達は異常値であって、普通の人々はなかなかそのような行動力は発揮できないから、いかにそれを発揮させるようにするか、ということで、色々な角度から方法を提案している。

    (例
    ・やるべき事を絞る
    ・やるべき事を具体的にする
    (10キロ痩せる→海岸で毎朝3キロ走る
    ・やるのは簡単に、放置することを難しくする
    ・やらないと人に迷惑をかける状況を作る
    ・短時間だけ取り組むつもりで始める
    などなど

    楽しく読めたしなるほどとも思ったが、自分にはどれも強力な方法とは言いがたかった。
    これ一冊で全ては解決しないが、参考にはなった。

  • やりたくなくてもやらなければいけない事を完遂するには計画的に背水の陣を敷け、という自分からすればごく当たり前の事を書いている印象。

  • 読むタイミングがちょうどよかったのか、自分の仕事の状況とリンクする部分が多く、大変参考になりました。
    なぜ最近うまくいかなかったのか、理解できた気がします。
    何度か読んで、理解を深めたいと思います。

  • この手の書籍ではイアン・エアーズ「ヤル気の科学」を既読していたが,少なくとも読みやすさの面では本書がかなり上.解説を含めても200ページ未満だが,前著『やりとげる』が未邦訳なことで内容面の薄さはさほど感じなかった.紹介事例はいずれも実践的であり,十分使える一冊だと思われる.おススメ.

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