仕事のミスが絶対なくなる頭の使い方

著者 :
  • クロスメディア・パブリッシング(インプレス)
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本棚登録 : 393
レビュー : 33
  • Amazon.co.jp ・本 (238ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784844374930

作品紹介・あらすじ

脳のメモ帳「ワーキングメモリ」が集中力のカギを握る!ド忘れ、不注意、勘違い、誤判断を予防しよう。想像以上にいい加減な脳の性質を理解すれば、仕事のやり方は劇的に変わります。

感想・レビュー・書評

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  • ミスがなくなると言うよりはミスを防ぐ頭の使い方の本。
    自身のミスだけでなく他人のミスを指導、改善するためには知っておくべき知識だと思う。
    メモ、報連相、調整などの必要性が論理的に理解できる。
    記憶力ではなくワーキングメモリーを意識した行動が大事と再確認した。

  • 人は忘れるものなので、自分を過信せず必ずメモを取ることが必要っていうのは完全同意。ヤバイぐらい忘れるよね。あとミスは必ずするものなので、ミスを認めないとさらに大きなミスとして跳ね返ってくるというのは、ヒヤリハットと同じかな。

  • 2017 10/?

  • まあどうあってもミスはするわな。

  • 「メモリーミス」、「アテンションミス」、「コミュニケーションミス」、「ジャッジメントミス」の4つの観点で、脳みそのクセの観点も織り交ぜながら、なぜミスが起きるのか、どうやったら防げるのかを論じている。具体的な対策も挙げられていて、為になる本。

  • 何事も種類を分けて、対処法を冷静に考えるといいということ、自分の道は自分で切り開くものだとよくわかりました。

  • →は感想。他は引用。

    メモは本来「記憶のフック」として機能すれば十分。脳のメカニズム上、ひとことでもなぐり書きをしていれば、よほど情報が多いか時間が経つかしなければ、芋づる式に情報を引き出せます。

    よって多少集中力が犠牲になったとしても、研修などではメモをとったほうが結果的に地震のためになると思うのです。

    先ほどバーテンダーの例を挙げましたが、例えば日本のラーメン屋さんなどでは、どんぶり鉢をあらかじめ用意するなどの「外部記憶補助」のほかに、符号化も使っているそうです。注文をそのまま覚えるには情報量が多すぎるので、事前に決めた法則に従って情報を小さくしてしまうのです。味噌ラーメン、野菜増し、油増しといった情報をお店独自のルールで、「2.1.2」と変換するといった具合です。

    入力した状態(見慣れたパソコンの画面)と違う状態を意図的に作り出し、注意の向け方を変えることで、入力のときには死角になっていた箇所に注意が向き、ミスに気付く可能性が高まります。 →出力するフォントを変えるというのも何かで読んだな

    よって校正ををするときはあえて内容を追わず、文脈を気にせず、ただ目の前の文字に注意を向けるようにしました。(略)たとえば、「漢字の誤植を探すモード」「数字の間違いを探すモード」「図版の間違いを探すモード」「文章の流れを正すモード」と毎回メガネを変えていく感覚です。

    アテンションミスの主因となる外部刺激は、仕事をする場所を選ぶことで劇的に減らすことができるということです。

    「意識の矢印」が自分の記憶だけに向いて、相手の記憶に向いていない状態は、前章で取り上げたアテンションミスの状態でもあります。アテンションミスを防ぐには注意の方向を自覚すること、そして広く見渡す俯瞰が大事だと述べました。

  •  思い出していること自体が意識にのぼらない記憶のことを認知科学では「潜在記憶」と呼び、意図的に思い出そうとする記憶のことを「顕在記憶」と呼びます。「思い出しているけど思い出せない」というこの潜在記憶こそ、コミュニケーションミス・ジャッジメントミスを引き起こす犯人です。(p.133)

     普通、お客様の悩みや全社的な課題、購入をためらっている原因などは、なかなか商談の場で言葉として出てきません。そういうときにお客様の記憶に意識を向けて、さりげない問いかけを通じて情報を引き出し、お客様が気になっている点を明確にしてから、その点について説明する。そのときも相手の反応を見ながら説明するので、より納得度の高い話ができます。(p.154)

     経験が浅い人が感情に動かされないためにはどうすればいいのか?まずは感情的な反応は避けられないことを知ることです。いくら冷静を装っても怒りや焦りなどの感情は簡単に治るものではありませんし、逆に抑えようとすればするほど意識の矢印が自分の内側に向き続けることになり、負のスパイラルから抜けられなくなります。
     よってこの状態から抜け出すには、感情的な反応が出たことを素直に受け止め、意識の矢印を相手に向けることです。(p.209)

    「今、自分はこう考えている。確信めいたものもある。ただ、人の脳はミスを犯しやすいから、どこか間違っているかもしれない。もしそうだとしたら、それはどこだろう?」このような疑問を抱けるようになれば、強い思考のトラップから抜け出すだけではなく、判断の制度も飛躍的に上がるでしょう。(p.217)

     意識の矢印を相手の記憶に向け続けることができると、新たな気づきが次々と生まれます。それはいままで経験したことのなかった、一種の感動体験にもなります。
    「そういう解釈の仕方もあるんだ」
    「そのように考えたことすらなかった」
    「そういう着眼点もあるのか」
    社会人として成長していくことは、自分とかかわる多くの人から刺激を受け、視野が広がっていくことをいうのではないでしょうか。(p.218)

  • 心理学や記憶術に精通した著者が仕事のミスをなくす方法を脳科学の見地から書いた一冊。

    読んで人間の脳のメカニズムと仕事でのミスの関係性やその対処法について詳しく書かれており、非常に勉強になりました。
    メモリーミス、アテンションミス、コミュニケーションミス、ジャッジメントミスの4つについてそれぞれのミスの要因とその対処、そして日常起きるパターンを用いて解説もされており、非常に勉強をなりました。
    ワーキングメモリや意識の矢印や速い思考と遅い思考などの用語を使って理解しやすく解説されてる点も好感が持てました。

    ミスを無くそうとするのではなく、減らすように自分のことをよく知って行動することが理想であると感じた一冊でした。

  • 理屈、理論、方法論など知りたい内容が一通り書いてあってなんか満足しました。読みながらチェックリストを作りまくったら、生活全体が楽になりました。

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著者プロフィール

トレスペクト教育研究所代表。1967年生まれ。東京大学経済学部卒。出版社、コンサルティング会社勤務後、ニューヨーク大学留学(MBA)。外資系銀行を経て、2002年に独立。30年にわたり、心理学や記憶術、速読を実践研究し、脳科学、認知科学の知見も積極的に取り入れた独自のコミュニケーション法・学習法を確立。企業研修やビジネスマン向けの講座・個別指導を行う。専門家サイト・オールアバウト「記憶術」ガイド。主な著書に『絶妙な聞き方』(PHP文庫)、『「1分スピード記憶」勉強法』(三笠書房)、『暗記が苦手な人の3ステップ 記憶勉強術』(実務教育出版)など多数。訳書に『売り込まなくても売れる! 実践編』(J.ワース著 フォレスト出版)、『コーチング・バイブル』(H.キムージーハウス他著 東洋経済新報社 共訳)がある。

「2018年 『自分を変える「脳」の習慣』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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