Winny 天才プログラマー金子勇との7年半

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  • インプレス NextPublishing
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  • Amazon.co.jp ・本 (174ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784844378624

感想・レビュー・書評

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  • winny。まさに世代なので大変興味深く読んだ。あくまで金子さんサイドから見た流れ、というのは留意。

    しっかし、これ警察の攻め手がしょぼかったから何とかなった、っていう面も強いな。当時にITつよつよ警察が居たら結構上手く外堀埋められちゃってもおかしくないような…

  • 映画「Winny」の予告を色んなところでみてこの事件に興味を持ち、書籍もあったので読んでみることにした。
    プログラムのことは詳しくないのであまり分からなかったが、日本は革新的な技術が生まれにくい国だなと改めて感じた。
    最高裁で無罪確定後、再度研究者として過ごせたのが半年というのはあまりにも辛い。
    金子氏のエピソードと写真から、技術者として優秀なだけでなく、周りの人が動きたくなる魅力がある人だったんだろうなと想像した。

  • 金子氏が、この時間に自由に開発できたら、、、と思うともったいない

  • You Tube大学を観たので少し突っ込んで読んで観る事にした1冊。法律用語と技術用語で分からない部分はあったけど気にせず読めました。

    何よりも、技術進歩が10年近く足止めされた事の悲しさと人質司法の恐ろしさが強く心に残りました。

  • 日本の刑事裁判がいかにひどいか。
    金子氏の人柄がわかる

  • Winnyの開発者の逮捕から裁判までの経緯が読みやすくまとめられている
    P2P通信を利用した海賊版が流行ったこともあり、法令上の議論が必要だったのは間違いないが、
    有罪を前提に知識のない人たちが作ったストーリーで判決を下そうとしていたことはやはり間違っていると感じた

  • 当時、WinMxやBitTorrentが流行っておりネットの新しい可能性を示してくれてた。
    金子さんはすごいプログラマーで逮捕されなければWinNyはもっと発展したり派生プログラムなどが日本のITを変えていたのかもしれない。
    けれど、2chからスタートしたことと匿名性を強化したということは違法ファイルを扱うことを想定していたと思う。
    合法ファイルを共有するなら匿名性は高くなくて良い。
    実際にファイル共有ソフトを使っているほとんどの人は違法ファイルを共有していたと思う。
    だから著作権侵害を助長していると考えられても仕方ない。
    それに、金子さんが逮捕されなくても日本のIT後進化は防げないと思う。
    なぜなら、YouTubeのような合法なサイトを作るという発想ができないから。

    本は天才プログラマー、日本のITの発展を守る弁護士とWinNyを犯罪としたい警察の攻防が詳しく書かれており技術的なことも結構書かれていて大変面白かった。

  • Amazonプライムで読了。一時期、Winnyが流行っていたことは覚えていたが、その裏でこうした事が起きていたのはほとんど知らなかった。日本がIT関連で遅れを取った原因となった事件とも言われるし、はたまた捕まって当然だったとも言われる。色んな意味で興味深い事件、人物であることは間違いない。

  • 2023年7月読了。

  • Winny事件についてあまり詳しく知らなかったが、司法の世界でこんなことが起きるとはびっくりだった。
    読みやすく、面白い本

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