Amazon Web Services ネットワーク入門 (impress top gear)

著者 :
  • インプレス
4.17
  • (3)
  • (1)
  • (2)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 69
感想 : 3
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784844381679

作品紹介・あらすじ

AWSのVirtual Private Cloudサービスを基礎から解説。VPC領域の作成・EC2インスタンスへのIPアドレスの割り当て。セキュリティ機能・プライベートなネットワーク運用。DNSサーバーと独自ドメインの運用。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • AWSを使うとかなり簡単にネットワーク構築できるものだと分かった。
    ある程度の知識がある人は、ネットの情報やチュートリアルで十分かもしれないが、ネットワークの知識が余りない自分にとっては非常に参考になった。

  • AWSでのネットワーク設定の基本的な手順がとても丁寧に書かれている。wordpress構築時のwebサーバーとdbサーバーを例にしているのも良い。わかりやすくて参考になる良い本。

  • AWSのネットワーク基本がわかる。1.5Hくらいとすぐ読み終えられた。

    [more]

    ## ネットワーク
    ### AWS用語
    - Region us-east-1, ap-northeast-1
    - AZ a,b,c Availability Zone
    - SG Security Group パケットフィルタ型ファイアウォール
    - インスタンス対象
    - インバウンド 外側から内側 デフォルトでは全拒否
    - VPC 仮想ネットワーク
    - Regionごとに最大5つ作成できる
    - ルーターが存在する前提で暗黙的にVPC内は繋がる
    - サブネットは最大 /16 で通常はこれで良い
    - テナンシー インスタンスのテナント属性
    - デフォルトは共有。ハード専有もあり。
    - サブネット VPCをさらに細分化
    - AZを決める
    - ネットワークACL サブネットでトラフィック制御
    - DHCPサーバーが自動で稼働
    - 先頭 ネットワークアドレス
    - +1 VPCルーター
    - +2 DNSへのマッピング用予約
    - +3 将来のため予約
    - 末尾 ブロードキャスト
    - IGW Intenet GateWay
    - インターネットと接続 VPCの出入り口
    - VPCの接続ポイント
    - IGW
    - AWS Direct Connect 専用線接続
    - VPN Gateway VPN接続も可能
    - VPCピア接続
    - VPCエンドポイント 使わないと一度インターネット 今はS3のみ
    - デフォルトVPC
    - 契約者ごとにVPCが1つ作られている
    - すぐにインターネット接続できるように作られている特別なVPC
    - VPC 172.31.0.0/16 の下にSubnet
    - AZ-A 172.31. 0.0/20 (12bit=4096)
    - AZ-B 172.31.16.0/20
    - AZ-C 172.31.32.0/20
    - このサブネットに配置したEC2は Public/Private IPの2つ持つ
    - 手早く公開する時以外は、使わない
    - デフォルトVPCは作り直せない。AWSに依頼するしかない。

    ### 一般用語
    - CIDR Classless Inter-Domain Routing
    - サイダー
    - ネットワーク部 / ホスト部
    - IPアドレス/ネットワークビット数
    - 10.0.0.0/16
    - IPv4なら 32bit で全部
    - アドレス先頭 0 はネットワークアドレス
    - 末尾 255 はブロードキャスト

    ## EC2
    - ENI Elastic Network Interface
    - 仮想的なNIC
    - EC2にアタッチされる
    - プライベートアドレス
    - プライマリは一度割り振られると固定
    - 固定アドレスを振るのはENIに対して
    - 中のOSからみればDHCP設定
    - つまりOSの固定IP設定はNG
    - EBS Elastic Block Store ストレージ
    - インスタンスストア
    - 揮発性ディスク 停止すると消える
    - EBSより高速
    - HDD/SSDを選ぶ
    - ストレージ種類
    - HDD Cold(sc1)と高速なスループット最適化(st1)
    - SSD 汎用(gp2) と プロビジョンド(io1)
    - オススメは gp2
    - AMI Amazon Machine Image
    - 起動ディスクイメージ
    - メタデータHTTPサーバー
    - http://169.254.169.254/
    - アクセスしたEC2のメタデータを取れる

    ## ファイアウォール機能
    - セキュリティグループとネットワークACLの2つ
    - SG
    - ENIごと
    - ステートフル
    - エフェメラルポートを追跡する
    - ACL
    - サブネットごと
    - ステートレス
    - 特定のIPアドレス範囲とのみ通信、といった用途
    - エフェメラルポート
    - クライアント側に降られたランダムなポト番号
    - 例えば ポート22(ssh)に接続しようとしたクライアントに45678番が降られる

    ## プライベートなネットワークの運用
    - プライベートなサブネットに入り込む方法
    - 踏み台サーバー 通常はこちら
    - VPN Gatewayを使って入る
    - NAT Gateway
    - プライベート内のインスタンスから外を見たい

    ## 独自ドメイン
    - EIP Elastic IP
    - 固定IPを確保する
    - ENIに任意に割り当てられる
    - FQDN 完全修飾ドメイン名
    - www.example.co.jp や mail.example.co.jp
    - ホスト名もつく
    - 厳密には末尾にもルートノード \".\" をつける
    - レコード
    - Aレコード ホスト名→IPアドレス
    - NSレコード DNSサーバーを指し示す
    - SOAレコード 更新情報や連絡先、キャッシュ時間
    - ルートDNSサーバ
    - 全世界に13箇所
    - DNSラウンドロビン
    - 対応するIPアドレスの返す順序を変えて負荷分散
    - Route 53
    - AWS のDNSサーバーサービス
    - TTL DNSレコードキャッシュ時間
    - デフォルト600=10分 運用時は長くする

    eof

全3件中 1 - 3件を表示

著者プロフィール

大澤 文孝(おおさわ ふみたか)
技術ライター。プログラマー。
情報処理技術者(「情報セキュリティスペシャリスト」「ネットワークスペシャリスト」)。
雑誌や書籍などで開発者向けの記事を中心に執筆。主にサーバやネットワーク、Webプログラミング、セキュリティの記事を担当する。近年は、Webシステムの設計・開発に従事。
主な著書に、『ちゃんと使える力を身につける Webとプログラミングのきほんのきほん』(マイナビ出版)、『いちばんやさしい Python入門教室』(ソーテック社)、『AWS Lambda実践ガイド』(インプレス)、『さわって学ぶクラウドインフラ docker 基礎からのコンテナ構築』(日経BP)、『ゼロからわかる Amazon Web Services超入門 はじめてのクラウド』(技術評論社)、『UIまで手の回らないプログラマのためのBootstrap 3実用ガイド』(翔泳社)、『Jupyter NoteBookレシピ』(工学社)などがある。

「2023年 『ちゃんと使える力を身につける Webとプログラミングのきほんのきほん [改訂2版]』 で使われていた紹介文から引用しています。」

大澤文孝の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
マシュー・サイド
エリック・リース
Bill Lub...
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×