顧客を知るためのデータマネジメントプラットフォーム DMP入門
- インプレスR&D (2013年5月14日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (184ページ)
- / ISBN・EAN: 9784844395843
感想・レビュー・書評
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DMPとは何か その概要が簡潔にまとめられている。
また、DMPをどのように活用すれば良いのか広告主側、広告代理店側両者の側面から述べられている。
ただ、最新の本ではないので事例紹介はやや古い
以下メモ
【メモ】
DMPとはデータを統合、分析、分類するためのプラットフォーム
DMPは企業の内部データ(CPM)と外部データを統合して管理する
いわば、デジタルマーケティングの中心に存在するのがDMPである
企業は顧客のデータを層で捉える必要がある。どのような層が存在するかを把握し、それぞれの層に最適な広告戦略を打つことが求められる。 -
流行りのビッグデータや、昔からあるDWHとの関連がわかっていなかったのだが、広告配信と直結していたり、外部データと連携させるあたりが特徴的なのだと理解してみた、のが正しいのかどうか、知らない用語が多くていまいち自信がない。
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前作の『DSP/RTBオーディエンスターゲティング入門』の続編。今回は前作でも触れられているDMPについて。ちょっと前の本で、最新の情報でもないが初心者には有意義。
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DMPに関しての概要をまとめた本。読者がDSPなどのウェブマーケティングの基礎知識をある程度有している事が前提に書かれている。最後のDMPの活用事例と業界展望、海外のDMP動向が技術の実際的な活用に関して説明しており、一番興味深かった。
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企業のマーケティングに一大変革が求められています。
一番大きなテーマは、これまでの経験から憶測するマーケティングからの脱却だと実感しました。マーケティング領域におけるこれまでのIT投資は「守り」の領域で行われ、「攻め」の領域へのIT投資が欠如してるためでもあります。
そこに昨今のビッグデータの波が訪れ、企業全体のムーヴメントとする大きなチャンスと捉えるべきです。そして、本書ではテーマとなっているDMP(デジタルマネジメントプラットフォーム)をマーケティングの中核エンジンと考えることを推奨しています。
データをもって今何が起きているかを理解すること、そしてその原因を探ることまでは進んできているように思えますが、以降の施策を企画する以前に、各メディアの役割を設計し、コミュニケーションの全体像をデザインする必要があるのではないでしょうか。DMPは、デジタルマーケティング時代を生き抜くための企業が変わるきっかけとなると思います。
昨今のビッグデータの波が「排気データ」とも呼ばれているようにデータそのものの価値密度は高いが、データの活用という支店での検討がなされておらず、価値密度が非常に薄くなってきています。
もちろん、データ量が膨大にあるために人気ではありますが、それらを価値化できる能力があるか、企業の実力が今後問われることになりそうです。マーケティング関係者のみならず、企業の経営に関わっている方々にぜひ読んでいただきたいです。 -
なるほどなぁと思うが、こういうのを売り込もうとしている人たちのマッチポンプの臭いがプンプン。論理的には正しいけど、コスト的には本当に正しいのか?
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DMPとCRMの関係性、そのための体制作りが見えた感じ。メディア側と専業会社、総合代理店て競合しかかっている業務の今後についてまで踏み込んでいて興味深かった。しかし後半、電子書籍とはいえ誤字脱字多い。Kindleで読了。