- Amazon.co.jp ・本 (213ページ)
- / ISBN・EAN: 9784845105601
感想・レビュー・書評
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教育に関するインタビューが6点.どの方も個性的な教育理論を展開していたと感じたが、特に「落合恵子」編が良かった.男社会を、"恒常的な男性社会"と表現して、その中で歩み続けることの難しさ、虚しさなどを底辺として生き続けることの重要さを提示しているように感じた.また、"健常者中心主義"の危うさについての言及も素晴らしいと思った.
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刊行としては古い本ですが、この本に語られた問題が今最も顕著になっていると感じる。
教育を考える時、方法論や学校に縛られず、人間としての営みを見直す必要がある。
大きなテーマとしてアイデンティティの確立とそれを育むための環境、他社への寛容、多様な選択が必要だということ。
インタビュ一は表現者として自己を磨いてきた人が多い。子どもを空間的に時間的に大人の都合に配置せず、自由にやらせる、その子の感性を育てるそういう教育をしていかなければならないと強く感じる。
世の中への猛烈な批判の目を持ち、考え行動できる人間として自分も学んでいきたい。
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宮崎駿さんがいいこと言ってます。お前たちはやばい時代に生まれたぞと子どもは知っている。だから大人はちゃんといいところはここにあると、子どもにチャンスを作ってやること。
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ゼミの先生と宮崎駿の対談が載っていたので、そこだけ読んだ。
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宮崎駿の教育論が読みたくて。子供は字を知らない時のほうがじつに自由奔放にいい絵を描いて、それが字を覚えるにしたがってみるみる観念的に抽象的につまらなくなっていく、というのには納得。
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宮崎さんはもちろんのこと、窪島 誠一郎さんのはなしもよかった。