桃子

著者 :
制作 : 飯野 和好 
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レビュー : 14
  • Amazon.co.jp ・本 (1ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784845106608

感想・レビュー・書評

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  • 恋とは恐ろしいものです

  • のう、お客人。あなたも困った方だ。よっぽど好奇心が強いとみえる…。
    という和尚のセリフから始まる物語。

    寺に預けられてきた7歳の少女桃子。
    彼女と親しくなり、結婚して寺を出て行きたいと言い出す若き修行僧。
    和尚に反対されたまま3ヶ月がすぎ、桃子が親戚に引き取られていく朝、桃子はタクシーに乗る寸前に白い鳥となり、飛び立っていく。
    一方修行僧は頭に謎の青い花が生える。
    半年後に白い鳥は寺に戻ってきてその花の上にとまる。
    そして今も鳥は青い花の上にいる。咲き誇るその花と対照的に、やせ衰えうつろとなってしまった修行僧の頭の上に咲くその花の上に。


    読者の好奇心を煽る書き出しは良かったが、
    内容は、やりっぱなしという印象。

  • 「恋をお忘れですか。」

  • 久しぶりに読み返す。7歳の桃子と19歳の僧侶、天隆の恋の話。最後にお話がジャンプする。きれいに凄まじい。ときどき読みたくなります

  • 江國さんの原点であるデビュー作。
    恋の絵本。
    こどもでも本気の恋愛するのです。

  • 桃子は 女 なのだ
    人を愛する、ということは、こういうことなのか

  • 恋とは情念かもしれない。
    とてつもなく怖いかも。
    それでいて限りなく甘い。
    抗えない、逃げられない、という感じ。

  • 絵が独特で。 ラストのあの青と白はある種 妖艶。
    桃子おそるべし。

  • もとの話を読んだのは、多感な小学校高学年の頃だった。同じ名前を持つ少女に嫉妬に似た感情を持ったのを覚えてる。早熟な感じの女の子が多くでてくる短編集の中だったかな。飯野和好さんの絵もすき。講演を聴く機会があって、そのとき鳥と蓮のお花のイラストを描いてくださってすごくうれしかった。

  • すごい。

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著者プロフィール

江國 香織(えくに かおり)
1964年、東京生まれの小説家。
1986年、児童文学雑誌『飛ぶ教室』に投稿した「桃子」が入選。2004年、『号泣する準備はできていた』 で、第130回直木賞を受賞。他、山本周五郎賞、中央公論文芸賞、川端康成文学賞、谷崎潤一郎賞など受賞歴多数。
代表作として、映画化もされた『きらきらひかる』や『冷静と情熱のあいだ』など。女性のみずみずしい感覚を描く作家として、多くの読者を魅了している。また、小説から絵本から童話、エッセイまで幅広く活躍中。翻訳も手がけている。

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