フリーター漂流

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  • 旬報社
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本棚登録 : 60
レビュー : 17
  • Amazon.co.jp ・本 (204ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784845109708

作品紹介・あらすじ

工場で働く若者たちの声。フリーターの取材を続ける原動力となった。フリーターの問題は、企業の論理を優先していては決して解決されない。フリーターを取材し続けて3年、NHKディレクターによる渾身の取材記。

感想・レビュー・書評

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  • 松宮健一氏の「フリーター漂流」、2006.2発行です。自動車、家電、半導体など大手メーカーは、コストダウンをはかり正社員でなく請負会社を使って工場のモノづくりにフリーターを。100万人超のフリーターは製品変動に合わせて工場を漂流。ひと昔前の出稼ぎ労働者の様相・・・。深刻なのは35歳以上の中高年フリーターが急増してること。2001年46万人が10年後は132万人、20年後の2021年は200万人を超える見込みとか。若者の意識だけが原因でなく社会システム大きな原因があるとの指摘、もっともと思いました。

  • 10年近くたっても、状況は変わらず。
    むしろ、今の方が問題か。

  • 10代→フリーターかっこいい(キリッ
    20代→会社員として働くよりフリーターの方が稼げるし。スキルつくし。楽だし。仕事の選択自由だし。
    30代→会社員として働くより稼げない。短調でスキルが身につかない。危機感があって辛い。仕事は自由に選べない、非熟練業務しかない。
    40代→'`,、('∀`) '`,、

    若い世代と、中年の世代とで認識は大きく異る。今までフリーターの魅力だと考えていたことが、ある時を境にしてすべて逆の認識になる。

    月35万円以上可→実態は毎日8時間残業しないと達成できない+寮の費用やその他費用天引き+提示時給額が契約書面では減っていた。
    基本的にこんな流れ。

    若い世代が考えている職業選択の自由は、実際は誰でもできる熟練性のない単調業務であり、何時まで経っても仕事の幅は広がらない。職を転々とし、雇用も安定せず、結婚もできない。
    本書で紹介されたフリーターは、演劇をやっていたりバンドをやっていたりして、彼らのHPが紹介されているが、今そのHPをアクセスすると見事に存在しない。
    2006年に書かれた本書。6年間で、彼らは夢かなわず、散っていったのであろうか。

    これが現実だ!

  • 204

  • 読むのが辛い。

  • 05/05

  • 現代の社会問題のフリーターについて書かれている
    フリーターという問題がどれだけ大きな社会問題であるとおしえてくれる本である

  • 本が出版されて四年が経つ。
    その間に派遣労働が、名ばかり管理職が、フリーターが、ロスジェネが、派遣労働法が、取り沙汰された。
    しかし、だ。
    本に出てくるような人達は消えたのか。
    答えはNo.
    企業側の論理に労働者は振り回されたままだ。
    激しい価格競争があるのはわかる。けれども、人を使い捨てしてどうする。

  • 図書館で借りた。
    NHKスペシャル「フリーター漂流」の内容をもとに
    追加取材を行い、書き下ろしたもの。
    携帯電話の組み立てを下請けする工場で働く人たちのこと、
    高校での進路指導でフリーターになりたいという生徒への対応、
    派遣社員として働く人、自分のやりたいことをやるために
    バイトの掛け持ちをしている人、など不安定な働き方を
    している人たちを取材した内容。

  • 【No.21】読了。

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