- Amazon.co.jp ・本 (104ページ)
- / ISBN・EAN: 9784845112319
作品紹介・あらすじ
ブラック企業の見分け方から対処術までを解説する。
感想・レビュー・書評
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今野晴貴氏の「ブラック企業」と共通する内容。当書籍のほうが先に出版されている。
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若者の「働くこと」に関するさまざまな問題に取り組むNPO法人「POSSE」の代表と事務局長である著者たちが、いわゆる「ブラック企業」への対処術を、豊富な相談経験をふまえて教える本。
本書は正味100ページほどの薄いムックだが、じつに手際よくまとまっていて有益な本だった。ブラック企業とはいかなるものか、もしそういう会社に入社してしまったらどのように(法的に)戦えばよいのかを、過不足なく伝える内容なのである。
とくに、最後の章「ブラック企業発生の背景」は、なぜ急にブラック企業が増え、社会問題化しているのかの理由を解き明かして、目からウロコだった。
また、前半に紹介される、ブラック企業のやり口の事例――狙い定めた若手社員を辞めさせるために人格を破壊し、うつ病になるまで追い込む――はすさまじい。怒りを覚える以前に笑ってしまうほど。まるで、キューブリックの『フルメタル・ジャケット』に出てくる鬼軍曹みたいなのだ。
で、「やっぱり公務員がいちばんかなあ」とか身も蓋もないことを考えたりするのだが、それはそれでクレーマー市民への対応が大変らしいしなあ……。 -
試用期間の人はいつでもやめさせられるという企業。
名ばかり管理職。
使い捨てされない。
会社のいうことがすべてではない。
証拠、記録を残す。 -
ブラック企業の現状が書かれている。事前に見分ける方法は無く、特に吸収した事も無い。
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【新刊情報】ブラック企業に負けない 335.2/コ http://bit.ly/vlr3PL 若者の労働相談を受けるNPO法人「POSSE」が、ブラック企業の手口とその対処法、ブラック企業に負けない「合い言葉」などを紹介。ブラック企業発生の背景にも触れる