日本の現場 地方紙で読む2012

制作 : 花田達朗  清水 真  高田昌幸 
  • 旬報社
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  • Amazon.co.jp ・本 (592ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784845112791

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  • 展示期間終了後の配架場所は、開架図書(3階) 請求記号 304//Ta28//2012

  • 本書は、地方紙の意味や意地を見せたい、地方紙の優れた記事を全国に発信したい、という思いで作られた前作の続編です。が。新聞が社会の木鐸であるかどうか、よりも、自分にとって木鐸が必要か、それは何か、という時代になっているので、新聞の凋落が言われるのだと思います。その思いは、この選集を読んで強くなりました。新聞は社会の木鐸ではなく、「週刊誌」という位置づけに対しての「日刊誌」であろうと。誌か紙か。紙としては便利だけれど。

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著者プロフィール

はなだ・たつろう HANADA Tatsuro
フリーランス社会科学者。
早稲田大学ジャーナリズム研究所前所長、
早稲田大学名誉教授、東京大学名誉教授。
早稲田大学政治経済学部卒業、
ミュンヘン大学大学院博士課程満期退学。
東京大学大学院情報学環教授、学環長を経て、
2006年から早稲田大学教育・総合科学学術院教授、
2007年より早稲田大学ジャーナリズム教育研究所所長、
2015年より同大学ジャーナリズム研究所所長を務めた。
専門は社会学、メディア研究、ジャーナリズム研究。
ジャーナリスト養成教育も行なってきた。
日本外国特派員協会(FCCJ)の
2017年 Freedom of Press Award,Supporter
of the Free Press(報道の自由推進賞・
フリープレスのサポーター部門)受賞。
主著に
『花田達朗ジャーナリズムコレクション第4巻
 メディアの制度論と空間論 両義性の葛藤』
(彩流社、2021)、
『花田達朗ジャーナリズムコレクション第2巻
 ジャーナリズムの実践 
主体・活動と倫理・教育2(2011~2017年)』
(彩流社、2018)、
『花田達朗ジャーナリズムコレクション第1巻
 ジャーナリズムの実践
主体・活動と倫理・教育1 (1994~2010年)』
(彩流社、2018)、
『花田達朗ジャーナリズムコレクション第3巻
 公共圏 市民社会再定義のために』
(彩流社、2020)、
『公共圏という名の社会空間
-公共圏・メディア・市民社会』(木鐸社、1996)、
『メディアと公共圏のポリティクス』
(東京大学出版会、1999)など。
編著に
『カルチュラル・スタディーズとの対話』
(花田達朗、吉見俊哉、コリン・スパークス 編、
新曜社、1999)、
『社会情報学ハンドブック』
(吉見俊哉・花田達朗 編、東京大学出版会、2004)、
『始動! 調査報道ジャーナリズム
  「会社」メディアよ、さようなら
   彩流社ブックレット 4』
(渡辺 周・ワセダクロニクル 共編著、彩流社、2017)、
『市民とつくる調査報道ジャーナリズム
   広島東洋カープ」をめざすニュース組織
   彩流社ブックレット 5』
(渡辺 周・大矢 英代・ワセダクロニクル
共編著、彩流社、2017)、
『探査ジャーナリズムとNGOとの協働
   彩流社ブックレット 6』
(渡辺 周・野中 章弘・金 敬黙・地 紗弥香・
ワセダクロニクル 共編著、彩流社、2017)など。

「2022年 『テレコム・ポリシーとテクノロジー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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