半径1メートルの想像力 サブカル時代の子ども若者

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  • 旬報社
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レビュー : 14
  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784845113545

感想・レビュー・書評

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  • 近年の若者の姿をサブカルチャーを通して分析している本。とても興味深い話だった。

  • キャラのあたりからキャラクターがキャラ化されどうのこうのと、頭がこんがらがってしまった。

    前何かの本で、「キャラに当てはめてしまった自己は成長しない。」というものを読んだけれど、その一歩先を行った感じ。

    パフォーマーになり切れば見えてくるものもあるかもしれない。

    でもそれは、「想像」の範疇を超えるものではない。

    「普通」の定義が狭まるようなものの見方が瀰漫している。
    そりゃ生きづらい。先が見えないのに、情報を得ることで何もかも知ったような気になる。その情報は、君の未来を切り開いてくれないのかい?何もかもを知ったような気でいるのに、先が見えないって、どういうことだい?


    自分で何とかするしかないんだわ。
    半径1メートルの世界の立ち位置を見つけるんじゃなくて、「見えないけれど存在する何か」に耳を傾けて、すごく先が見えなくても、少し先を見通せるだけの確信を灯りに変えて、自分の物語を紡いでいくしかないんだわ。

    一人でも、平気。
    だって私たちは少なくとも、「このどうしよもない孤独」を、共有している。

    そう思えるような物語を、私は紡いでいきたいと、思う。

  • 目次、見出しが魅力的!

  • 自分自身がどう当てはまるのか、考えることも難しい。大人になるって、何だろうか。想像力の乏しさとは何なのか。経験してもないのに、想像力なんて働く気がしない。

  • 若者たちが紡ぎだす関係の世界は、承認を求める世界でもあり、彼らのアイデンティティが賭けられる世界でもある。友達をめぐる問いは自分の承認の物語でもある。「半径1メートルの想像力」とは、若者たちのギリギリの状況の中で生み出される虚構構築の企てを意味している。虚構が現実を切り拓くその可能性を探っていく。

  • 「子ども若者」たちは、たった“半径1メートル”の中で想像し、生活している。そんな世界で何を悩み何を考えているのか。大人気アニメ「まどマギ」、アイドル、エヴァンゲリオンなどのサブカルチャーから読み解く「子ども若者」の世界。【中央館2F・東 367.61/YA】

  • 2014年7月初版
    山崎鎮親 著
    ==
    サブカルや現代コンテンツと若者のかかわり合い、そこから見えてくる日々の営みから展開された若者論。

    現在の子ども若者たちの世界は「大きな物語」が消失し、「小さな物語」だけが残った世界。彼らを理解するには、自足的で自閉的な「半径1メートルの想像力」で起きていることをまるごと見通す想像力が問われると。

    スマホに対しては「依存」なのではなく、若者にとっての”身体の拡張”なので、電波がつながらない=体の不調なのだ、という荻上チキさんのスマホ依存論が腹オチ。

  • テーマが関心領域にどんぴしゃだったものの
    読みづらさが半端なかった。。
    まわりくどいというか、やたらな難解な表現というか。

    自分の脳みその回転数の低さをただただ感じる。

    若者にとってのキャラ、他人志向型、拡張する人間関係、
    あたりがそれでも学びになったキーワードでしょうか。
    サブカルチャーを絡めた分析は、新鮮で身近に感じられました。

    まとめると)
    現在の子ども若者たちの世界は「大きな物語」が消失し、「小さな物語」だけが残った世界。彼らを理解するには、自足的で自閉的な「半径1メートルの想像力」で起きていることをまるごと見通す想像力が問われる。

  • 卒論の参考文献として

  • 請求記号:367.6/Yam
    資料ID:50077284
    配架場所:図書館1階東館 め・く~る

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