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- Amazon.co.jp ・本 (246ページ)
- / ISBN・EAN: 9784845407958
感想・レビュー・書評
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『相撲道とは何か』。一見、元横綱大鵬こと納谷幸喜さんの著書みたいですが、良く見ると小さく(監修)と書いてあります。それなら真の著者は誰かといふと、これがどこにも書いてゐないので分かりません。怪しいですな。
第一章でやたらと品格のことに触れてゐて、やれやれ先が思ひやられるわいと思つたのですが、第二章以降は大相撲のしきたりやルールなどをトリビア風に語つて、中中面白い。
どちらかといふと相撲には詳しい方だと自負してゐたわたくしですが、案外と知らぬ事もあり、失礼ながら拾物の一冊でありました。
伝統的神事と、近代スポーツの両面を求められてゐる大相撲。八百長騒動の後、魁傑の前放駒理事長が進めた改革の芽を、なぜか返り咲いた北の湖理事長が摘んで仕舞はぬやうに、監視する必要があると申せませう。
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