「空腹」療法 一日一回おなかを空かせば病気が治る(ロング新書)

著者 : 石原結實
  • ロングセラーズ (2011年2月24日発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (228ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784845408627

「空腹」療法 一日一回おなかを空かせば病気が治る(ロング新書)の感想・レビュー・書評

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  • 石原先生の本は何冊か読んでるんですが、変わらず為になりました。

    生姜使うことと身体をあっためたいと思います。

  • 著者は、長崎大学医学部出身。
    東京で、漢方薬処方の医院を経営
    伊豆に健康促進施設を開設。

    現代人は食べ過ぎである。
    食べ過ぎが、胃など体に負担をかけ、余分な栄養を体に与え、血液の質が悪くなる。ゆえに食事回数を減らそうという主旨。

    現代の病気が過食が引き金になっていること、空腹によるメリットをデータ化、医学的に説明されているので知識が無くとも、確かに食べ過ぎは体の負担になると思わざるを得ない。

    空腹による恩恵で、記憶力の向上と、睡眠時間の短縮、肌トラブルの改善はは魅力的。

  • 毎朝これを読み返して、空腹感を理性で消したいと思います!!

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    ◆「満腹=食べ過ぎ」と「冷え」こそが万病の元
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    食べ過ぎや動物性食物のとりすぎによって生ずる
    有害物質、化学物質を含んだ食物や化学薬品は、血液中に吸収される。

    血液中の白血球がそれに気づくと、
    すぐさまアレルギー反応を起こさせ、
    体表から発疹として、有害物を捨てようとする。

    西洋医学は、発疹そのものを病気と見て、抑えようとするが、
    漢方では、血液内の老廃物を汗や大小便で排泄して治そうとする。

    しかし我々が、物をいっぱい食べて満腹のとき、
    血液中にも糖、脂肪、タンパク、ビタミン等々の栄養素が溢れ、

    それを食べて生きている白血球も満腹になり、
    血液中の有害物や外来の病原菌をあまり食べようとしない。

    よって、満腹時には、免疫力が低下するのである。

    逆に、我々が空腹の時は、
    血液中の栄養素も不足して白血球も空腹になっており、
    有害物や病原菌を存分に食べるので、免疫力は上がる。

    また、我々は、寒いところでは、
    体がこわばり、活動性が鈍り、
    暖かい所や風呂の中では、体がよく動く。

    同様に、体が冷えると、
    白血球の動きは低下して免疫力は低下し、

    入浴や運動、または発熱で体が温まると、
    白血球の貪食力=免疫力は増強するのである。

    よって、

    「満腹=食べ過ぎ」と「冷え」こそが万病の元になるし、

    「空腹」と「体を温めること」こそが、
    免疫力を増強させ、病気を治す原動力になることがわかる。


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    ◆「腹が減った方が有利である」
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    5%というほんの少しの減量で「血圧」は下がるのである。
    80kgの体重の人で4kg、60kgの体重の人で3kgにあたる。


    そして、頭脳的な競争なら、むしろ、
    「腹が減った方が有利である」ことが、
    米国コネティカット州のエール大学の
    トーマス・ホーバス博士によって明らかにされた。

    同博士は、空腹のときの胃が分泌する
    「飢餓ホルモン」とも呼ばれる「グレリン」が
    脳の中で記憶に関わる「海馬」の働きを促進することを
    ラットの研究で明らかにした。

    「空腹」「少食」は、脳への血流をよくして、
    その働きを促し、記憶力、判断力、洞察力を鈍くする。


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    ◆少食は美容にもよい!?
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    シミやクスミは、メラニン色素をはじめ、
    リポフスチンなどの過酸化脂質が皮膚に沈着したもので、

    「食べ過ぎ」によって老廃物が血液内に多くなることと、
    体表(皮膚)の血行が悪いことが大きな要因になる。

    「少食」「空腹」は老廃物を少なくし、
    皮膚への血行をよくしてくれるので、
    血色のよい美しい肌を作ってくれる。

    入浴や運動後に肌が輝いているのは、
    肌への血行がよくなっているからである。


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    ◆朝食抜きのススメ
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    そもそも朝は吐く息がくさい。
    目やにや鼻くそが溜まっている、尿の色が濃い等々、
    排泄が旺盛な時間である。

    なぜなら、
    夜、眠っている時は、誰しも断食しているのだから。

    体内、血液内の老廃物、有害物を排泄して、
    血液をキレイにして病気を防ごう
    としている時間帯が朝なのである。

    その状態で朝食を食べると、
    「吸収は排泄を阻害する」生理が働いて、
    排泄が止まり、せっかくの体内・血液の浄化反応がストップし、
    血液が汚れ、万病のモトをつくることになる。


    人間の60兆個の細胞の活動原は糖分である。

    よって、胃腸に負担をかけず、
    つまり、排泄の邪魔をしないで、
    糖分を補うような「朝食」こそが理想的なものである。

    それには、体を温める飲料である紅茶に
    黒砂糖またはハチミツを入れて飲むとよい。

    さらに、早朝の低体温によって減弱している
    身体諸器官の働きをよくするために、
    すりおろし生姜(市販の粉末やチューブでも可)を入れるとよい。


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    ◆ビタミン不足を解決するには「お蕎麦」
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    やせた土から
    植物に吸収されるミネラルは当然少なくて、
    我々が食べる野菜や果物は、
    ミネラル不足になっている。

    そうしたミネラルやビタミン類をたくさん含んでいる胚芽を、
    文明人は取り去り、
    玄米を白米に、黒パンは白パンにして食べている。

    よって、我々文明人は1種類だけでなく、
    多種類のビタミン、ミネラルの慢性的不足をきたして、
    種々の病気を患っている、
    という一面がある。


    朝を、生姜紅茶や人参・リンゴジュースで済ませ、
    胃腸に負担をかけずに、
    つまり「排泄」を促したまま
    午前中のエネルギー源である糖分、それに水分やビタミン、
    ミネラルを補った後の昼食は、「そば」がベストである。

    「そば」は
    8種類の必須アミノ酸を含む優良なタンパク質、
    動脈硬化を防ぐ植物性脂肪、エネルギー源の炭水化物(多糖類)、
    それに、ほとんどのビタミンやミネラルを含有する
    完全栄養食品である。

    そばに欠如するビタミンやミネラルは薬味のネギに含まれる。

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