健康長寿の医者が教える 人の名前が出てこなくなったときに読む本 (ロング新書)

著者 :
  • ロングセラーズ
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  • Amazon.co.jp ・本 (218ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784845450138

作品紹介・あらすじ

「あれ?」と思った経験ありませんか?実は危険信号!脳細胞を活性化し認知症を防ぐための「呼吸」「食事」「運動」「習慣」

感想・レビュー・書評

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  • 一生懸命思い出すことが大事。足の親指を意識して歩く
    毎回でなく、思い出したらここに親指があるぞと意識する程度で十分らしい。高血圧、糖尿病にかからないようにする。
    長続きするように。ふむふむ。

  • 先日TVで有村架純を見てるにも関わらず、彼女の名前が出てこなくてショックを受けたので、そのものずばりのタイトルである本書を読んでみた次第。
    本書では顔はわかるのにその人の名前が出てこない状況を「認知症の注意信号」として決して軽視すべからず、との警告を発している。
    そして本書で紹介されている具体的な対策の主だったものとしては以下の通り。

    簡単スクワットとつま先立ち
    緑茶を多飲する
    バラエティーに富む副食重視の食事
    一日三食食べる、特に朝食は大事
    歩行速度を無理のない範囲で早める
    食べ方の順番を変え、野菜→肉・魚→ごはん・パン類(炭水化物)にする
    高血圧になったら減塩と深呼吸を実践
    上記をとにかく継続する

    ということで、とりたててユニークな対策は載っておらず、比較的実行が簡単そうなものばかりで、ちょっと肩すかしの印象もぬぐえなかったが、上記対策の最後に書いてある、とにかく「継続」することが一番重要と本書にも記されていることから、とにかく隙間時間や思い出したときに実行し、継続してみることにする。

  • ぼくは45歳の中年ですが、最近、人の名前がすぐに出ないことが多くなりました。
    書店で本書を見つけ、「これは!」と飛びつきました。
    本書によれば、人の名前がすぐに出てこないのは、既に軽度認知症の入り口だそう。
    でも、正しく対処すれば、認知症に進まないどころか、回復もできるそう。
    つまり、「人の名前がすぐに出てこない問題」が解決できる可能性があるのです。
    まず、やはり運動は大事。
    でも、きつい運動では長続きしません。
    そこで、本書が提唱しているのは、簡単スクワットとつま先立ち。
    しかも、「1日何回」と決めないことがポイント。
    「可能な運動を、可能な時間帯に、可能な限り多く」
    が肝要だそうです。
    ちなみにぼくは、毎週火曜と金曜の午前に会社で一人、ゲラ校正という仕事をしています。
    ゲラ校正をしながら、簡単スクワットとつま先立ちをするようにしました。
    食事も重要。
    特に、糖尿病と高血圧は、認知症を招く「極悪」な疾患。
    糖尿病にならないためには、炭水化物をできるだけ抑えることと、血糖値を急激に上げないため「野菜→肉・魚→ごはん・パン」の順番で食べることが重要。
    高血圧には、やはり何と言っても減塩です。
    そのほかにも、本書には、認知症を予防するための具体策が紹介されています。
    内容も、「恐怖をあおる式」ではなく、非常に冷静で時にユーモアもあって信頼できます。
    「名前忘れ」は黄信号。
    本書を読んで、健康で長生きしましょう。

  • 自分で買ったんではないんだけど。

    我ながら最近自分の忘れ方に「ヤバっ」と思わされるものがあるので、読んでみました。

    お年寄りの方を意識した文字の大きさや段落構成になっているんだろうけど、なんというか読みやす過ぎて、読みにくい。

    んー。つまりは血の巡りと、人との交流と、背中撫でてもらうことか?
    という結論。(嘘は書いてないけど、ズレていたらすいません)
    ご飯なー。確かに三食食べないしなー。
    三食食べるようにすれば、物忘れが改善される一助になるなら、食べるかなー。

    日本人は知識があっても行動にしない、と書かれていたので、真面目に検討します。

  • 足の親指を動かすことが大事。そして、イメージで覚えて忘れないようにする。

  • ●読んで得たもの
     軽度認知症に気付くことの大切さ。
     認知症の予防法。

    ●感想
     日常生活でどうやって脳を活性化させ、認知症の予防につなげるか。
     運動面と食事面の両方に注意し、そして笑顔により副交感神経を刺激する。
     高血圧と糖尿病の防止が認知症防止につながることがよくわかった。

  • 人の名前が出てこないはぼけの初期症状。そうなったときの呼吸法、食事、運動の紹介。わかった気になって何もしないのが一番良くないそうだ。これもボケの初期症状。

  • そこそこ面白い。時間は二時間弱。
    脳の働きも勉強になった。顔と名前が別系統の記憶という情報は特に有意義。対策もできる範囲のアイデアが多く試してみたい。
    一部難解な用語もあるが読み飛ばせばよいか。

  • 第5回(文理横断ビブリオバトル)

  • 名前が出てこない、置忘れ、同じ話を繰り返す、は認知症の三大物忘れ。
    顔はエピソード記憶。生存に必要だった。名前はそうではない。

    深呼吸で脳に酸素を送り込む。脳の血流を増やす。

    つま先立ちと簡単スクワットでいつも運動する。

    コクニサイズ=運動しながら脳を使う。運動だけでは弱い。
    運動しながらしりとり、名前の思い出し、会話など。

    意欲の低下を避ける。認知症への第一歩。
    笑顔、面白くなくても笑顔。

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著者プロフィール

松原英多(まつばら・えいた)
1931年東京生まれ。医学博士・内科医・日本東洋医学会専門医・良導絡学会専門医・エビス診療所院長。東邦大学医学部卒業後、アメリカ・カナダに4年間遊学。帰国後、母校で大脳生理学の研究、東洋医学・医学心理・催眠療法を学ぶ。日本テレビ系列「午後は○○おもいッきりテレビ」のホームドクターとして23年間にわたりレギュラー出演。長年の経験と研究をもとに最新の医学情報を入れながら、身体や脳の健康を積極的に守る身近で意外な方法と知恵をわかりやすく、楽しく語る。

「2022年 『91歳の現役医師がやっている 一生ボケない習慣』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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