トッドラングレン~全能の人

  • リットーミュージック
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (171ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784845602483

感想・レビュー・書評

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  • 1997年発行。「Up Against It」リリースまでのトッドの活動を、インタビューを通してソロ・ユートピア・プロデューサーの3つの面全てから明らかにした本。本人を中心に、多くの関係者(ロジャー・パウエル、デイヴ・グレゴリー、高野寛、レピッシュ等)の証言が載っていて、なかなかの読み応え。写真が多いのも当時の空気が読み取れていい(表紙は酷いが…)。トッドのバイオグラフィ本としてはこれと「スタジオ黄金狂時代」があるが、本書は網羅的で、後者はさらに一歩踏み込んで彼の私生活やプロデューサーの(続

  • ソウル、プログレ、ハードロック、ポップス、色々な要素を分け隔て無く調理してトッド節はできあがる。トッド先生はミュージシャンとしてだけでなくプロデューサー、レコーディングエンジニアとしても才能を発揮していて、彼が関わった音楽は間違いなくトッド節なのである。そんなトッド先生ができあがった背景をインタビューや様々なお仕事から推察していこうという本です。
    興味深いのはアップルコンピューターとの関わりで、今では当たり前のプロモーションビデオ。それまでは演奏シーンに日常の映像を散らした程度の映像だったが先生はCGを使って単体の映像作品としても楽しめるレベルのものを作った最初の人なのです。マッキントッシュ(パソコンレベル)で使えるペン型タブレットを開発したのもトッド先生って知ってた? そうそ、ギターみたいにストラップで吊って弾けるキーボードも先生のバンド『ユートピア』のメンバー、ロジャー・パウエルが作ったのを日本の某メーカーがパクって『ショルキー』が出来た。とかいう話が盛りだくさんです。 ボクが使ってるWizardというハンネも実は先生がそう呼ばれてることにあやかってのことなんです。

  • 高野寛やレピッシュのインタビューが読めて満足。一生ついて行きます!

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