月と幻想科学 (立東舎文庫)

制作 : 岡和田 晃 
  • 立東舎
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本棚登録 : 69
レビュー : 6
  • Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784845627707

感想・レビュー・書評

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  • 天界から最初に地球の側に寝返って、人間を励ましてくれたのは、なんといっても月ですから。
    たぶん月は、われわれが「等身大」に思考できる対象のうちで最高のものじゃないでしょうか?
    月のシンボル遊び
    この「役に立たない」というのが月のまず第一のすばらしさ
    むしろ月をみようとしてから人類が始まった
    人間の心の中にはランプがあって、それが外に光を照射するから何かが見えるんだ
    かつて月は大きかったんですよ、かなり。
    月はとにかく子孫を残したがりますね、
    海水の一滴一滴にまで月の管理が行きとどいている

    云々。格言になりうる卓見ばかりでくらくら。

  • 「たぶん月は、われわれが“等身大"に思考できる対象のうちで最高のものじゃないでしょうか?」。ギラギラの太陽ではなくあえて冷え冷えの月をテーマとして、若き日のアラマタ、セイゴオ両氏が古今東西の作品やエピソードを語り尽くす。ホフマン、ノヴァーリス、サミュエル・パーマー、ユング、ラフォルグ、マクスウェルの悪魔、フランソワ・ジャコブ、イエイツ、フランシス・ジャム、ジョン・キーツ、宮本正太郎、コールリジ、ジャック・スミス、ディドロ、ジョージ・バークリー、宮沢賢治、萩原朔太郎、トマス・モア、アリスター・クラウリ、ヴェルヌらを介して語られる、まさにルナティックな世界。解説:岡和田晃(裏表紙)

    月に関しての、とても濃い一冊でした。
    まず幻想科学というタイトルからして人を喰っているような…。抽象的かつ感覚的な話から始まるので、面食らいました。
    どこまで理解できているかと言えば、ほとんどできていないんだろうなぁと思います。
    巻末の月に関する100のリストを参考にして、理解を深めたいです。

  • 二人の視点で,月と科学について話が楽しめた。
    もう少し,荒俣宏の話が読みたかったと,思う程度にしか話の分量?が少なかったのが残念

  • 読み進めるとガンダムのルナⅡを思い出す

  • 工作舎プラネタリー・ブックスの文庫化。
    同時刊行の『稲垣足穂さん』にも同じことが言えるが、まさか2016年になって文庫化されるとはまったく思っていなかったので、たいへん驚いた。
    月にまつわる様々な物事がテーマだが、ちょっとした脱線もありつつ、興味深い内容。流石に色々と古く感じられるものがあるのは仕方が無いが。巻末のリストも要チェック。

  • 配本1なので、追加入荷するまで買うの我慢

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プロフィール

1947年、東京都生まれ。作家、翻訳家、博物学者、幻想文学研究家として、多彩な執筆活動を行う。シリーズで350万部を超える代表作『帝都物語』(角川書店)で日本SF大賞受賞。『世界大博物図鑑』全7巻(平凡社)ではサントリー学芸賞を受賞。おもな監修・著書に『モノのはじまりえほん』(日本図書センター)、『日本まんが』全3巻(東海大学出版部)、『すごい人のすごい話』(イースト・プレス)、『サイエンス異人伝』(講談社)、『江戸の幽明』(朝日新聞出版)など多数。

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